糟屋郡久山町｜ガラス（修理・交換）は安い・早いがモットー

＜ガラスに寿命はありますか？＞

ガラスの寿命は20～30年といわれます。これは透明ガラスの表面が曇った様になり新品の時の様な品質が維持できていない状態も含みます。なので、特に衝撃を与えなけれ40年、50年と永く使用出来る素材です。とは言え、やはり素材は脆くなり劣化が進むのは間違いないと言えます。

また、ペアガラスや網入りガラスの様な若干特殊なガラスは、寿命といわれる期間が存在します。機能性の担保ができなくなる10～20年です。具体的には、ペアガラスの場合、ガラスの間に入っているガスが抜けて、結露やカビが発生することがあります。また、合わせガラスの場合、ガラス同士の接着剤が劣化したり、ガラスにヒビが入ったりすることがあります。

＜自分でガラス交換をすることはできるのか？＞

自分でガラス交換を行う事は可能です。ポイントは３つです。

１．ガラスのサイズ出し

２．ガラスの購入先

３．実際のガラス交換方法

ガラスのサイズ出しは、見えている面のガラスと隠れている”飲み込み部分”のサイズを考慮しなければなりません。窓サッシの寸法出しは「内寸＋12mm」です。内寸は見えているガラス面の事で、そのサイズに12mmプラスすると飲み込みまでを考慮したサイズとなります。

ガラスの購入先は、近くのガラス店やネットショッピングで可能です。実際の交換方法は、対象の建具によって異なります。窓サッシであれば、サッシの固定ネジを２～４本はずせばサッシが分解できますので比較的に簡単に入れ替え可能です。

自分でガラス交換にチャレンジされたい方は参考にして下さい！

＜賃貸の網入りガラスのひび割れは誰の責任？＞

賃貸住宅の網入りガラスにヒビが入ってしまったと修理のご相談を受ける事も少なくありません。網入りガラスの”熱割れ”といわれる現象です。網入りガラスの熱割れは自然に発生する自然現象なので、そこに住む入居者の方には一切の責任はありません。基本的には大家さん側で対応されるケースが多いです。極レアなケースですが、使用しているのは入居者さんです。熱割れの明確な証明ができない以上、使用方法や、なんやかんやで責任を追及されないとも限りません。「網入りガラスの熱割れなので大家さん修理して下さい！」と一方的な要求にならないように、やんわり、相談ベースで話しをすすめる事をおすすめします。

＜即日修理ができないガラスってどんなガラス？＞

ガラス業者のホームページや広告をみていると「即日修理対応！」などの謳い文句が目を引きます。特に屋外に面した窓ガラスやドアガラス等、緊急性の高い修理では「すぐに修理をしてもらえるガラス屋にお願いしたい！」というマインドが強まりますので”ここに依頼しよう”とお問い合わせを頂く文言としては多様されがちです。

ただ、どこのガラス屋でも実際に即修理できるのは通常の単板ガラスに限定されます。弊社、窓店（マドミセ）でもそうですが、複層ガラスや合わせガラス、強化ガラスという様な特殊なガラスはカットして大きさを合わせる事ができないので、即日取替はできません。工場で合うサイズに製造して取替える流れになります。もちろん、即日同じガラスに取替え出来なくても、仮工事として、代わりのガラスや、コンパネに入れ替える事で一時的に凌ぐ事はできますのでご安心下さい。

＜ガラス以外の素材で代用＞

窓ガラスが割れてしまったと言って同じガラスに交換しなければならいのか？というと、そうとも限りません。ガラス以外の代用品として、ポリカやアルポリック、アクリル板の様な素材に変更する事も可能です。極論”べニア板”でも可能といえます。留意する点として、素材の強度、耐久性、視界性で問題なければ代用品でも取替可能です。

ただ、コスト的にはガラスがべニア板の次に安いかもしれません。