今日は、雨です。雨の日は仕事もはかどりませんし、そもそも仕事もあまり入ってきません。連日ニュースで報道されているコロナウイルスですが、東京都が外出自粛要請を出しました。「時期が遅い、なぜ3連休の前に出さなかった。。」など一部批判もあるようですね。タレントの志村けんさんもコロナ検査が陽性となった様で大変心配です。
そんな中、福岡市城南区でドアクローザの修理に伺って来ました。
お伺いしてみると、ドアクローザ本体が半分取れかかっています。
「別の業者さんに取付してもらったのですけど、もう取れそうなのよね。もう一度取付直し来ますか?」
こちらの住宅にお住いの依頼主の奥様からこの様な言われました。
「それは出来ますけど・・こちらのドアクローザ取付られてどれくらいですか?」
「そうね~半年くらい前かしら、ドアクローザから油みたいなものが出てきたので知り合いの工務店さんに連絡して業者さんを連れて来てくれたのよね~」
と言う事です。見た目も新しいドアクローザなので最近付け替えられた事は一目でわかりました。でも、取付した業者さんが分かれば無料で出来るのでは?と思いお聞きすると、ドアクローザ交換に5万円取られたと言う事が判明。
また高額な請求をされるのではと心配で当社にご相談頂いたと言う事でした。
ドアクローザ修理は工務店を通すと高くなる
ご存じの方は当たり前の事実ですが、工務店に依頼する(工務店を通す)と価格は上がります。工務店の中には自身でドライバーやペンチを握り修理や交換など現場作業を行う方もいらっしゃいます。ただ基本的には工務店が受けた仕事は職人を手配して職人がお客様宅に伺い修理します。この職人は外注である事も多く、これが工務店を通すと価格が上がるカラクリなのです。
工務店の慈善事業ではないので、自分のお客様から依頼があった案件を職人に再依頼する時には手数料を上乗せしてお客様に請求する事になります。職人が工務店の社員であればそれほど高額な請求にはなりませんが、外注職人の場合だと今回の城南区のお客様の様にドアクローザ交換で5万円もの費用を請求されるケースも出てきます。
ドアクローザ交換の適正料金とは
工務店が請求した5万円が高額なのは間違いないですが、これが”ぼったくり”や暴利な金額か?と言われると少々微妙です。
ちなみに当社も同じドアクローザを交換する場合は19,000円(税抜き)で部品代と作業費などを含む金額となります。おそらく、実際に作業した職人が手にした金額もさして変わらない額だと思います。それに工務店が同じ程度2万円強の手数料を合わせれば、税込み5万円程度の請求額になります。
ドアクローザも部品により価格が変わりますが部品代金で概ね4,000円~9,000円程度です。後は工賃が15,000円程度が相場ですね。
ドアクローザの補修工事は12,000円
今回はドクローザの本体が取れかかっていたと言う症状で、何故取れかかっていたのかと言うと、ネジ穴が全く合っていませんでした。元々まったく合っていないはずもないので、多少噛みが悪い状態で取付し、その後振動や力が掛かった為にネジ穴が広がって行ったものと考えられます。この状態で再度取り付けても同じように滑落するのは目に見えていますので、一旦所定の取付場所にプレートを取付その上からドアクローザを取り付ける工事を行いました。
ドア本体とプレートもガッチリ噛んでいますし、プレートとドア本体も完全に固定されていますのでこれにて作業完了です。ありがとうございました。