※このカードより下の記事内容は2023年11月11日時点の情報を基に執筆しています!
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先進的窓リノベ事業「住宅省エネ2024年キャンペーン」の最新情報をお届けします。
2023年11月10日、2024年(令和5年)の補正予算案が閣議決定され、皆さまご期待の内窓や窓リフォームに関する補助金制度は引き続き行われる事がほぼほぼ決定しました。筆者の運営する窓店(株式会社スマイクリエイト)は、この制度の登録事業者なので以下のメールが11月10日(金)19:55分に事務局から送信されてきました。

内容としては、前述したように、補正予算案で閣議決定された事について、そして、その中身の概要とリンク先が記載されています。
- ①質の高い住宅ストック形成に関する省エネ住宅への支援(仮称)
(こどもエコすまい支援事業の後継事業)
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000243.html - ②断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業
(先進的窓リノベ事業の後継事業)
https://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/building_insulation/window_00002.html - ③高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金
(給湯省エネ事業の後継事業)
https://www.meti.go.jp/press/2023/11/20231110004/20231110004.html - ④既存賃貸集合住宅の省エネ化支援事業
(新規)
https://www.meti.go.jp/press/2023/11/20231110004/20231110004.html
そしてこれらのキャンペーンは「住宅省エネ2024年キャンペーン」として一体的に行われるという内容です。
補助金事務局からの決定内容をさらに深堀
現行の住宅省エネ2023年キャンペーンの公式サイトでも案内が出ていましたので以下にシェアしたいと思います。

出典:住宅省エネ2023年キャンペーン(新着情報)
住宅省エネ2024年キャンペーン交付申請時期
上記のページを読み進めていくと、2024年の先進的窓リノベ及び各後継事業等の交付申請時期を確認する事ができました。
2024年3月以降、補助金交付申請の受付開始予定
ということです。
登録事業者について
2023年同様、2024年も登録事業者を介して補助金の申請をおこなう事とされています。
初めて窓の補助金の活用しようとされる方は「なんのこっちゃ??」と思われるかもしれませんので、補足いたしますね。
この制度で内窓取付や窓リフォーム等を設置して補助金を申請するには、制度に登録している「登録事業者」が施主である貴方の代わりに補助金交付の申請手続きを行います。
そのため、補助金を交付してもらうには、まず「登録事業者」に工事をお願いしないとダメなルールがあります。登録事業者は、各事業(先進的窓リノベや、こどもエコすまい等)の公式サイトで確認する事が可能です。

上記は、現在進行形(あと1ヶ月ちょっとで終了予定)の2023年度先進的窓リノベの事務局へリンクしています。
2023年11月11日記事の”まとめ”
本日は、最新情報として、2023年11月10日に閣議決定された2024年住宅省エネキャンペーンについてお伝えしました。感想としては、2023年を引き継いでいく感じで進んでいますので、現在の登録事業者は手続き面の労力がほとんどない見込みなので非常にありがたいです。2023年から2024年のキャンペーン移行もスムーズに行えそうなので内窓取付(窓リフォーム)を希望されるお客様にもご迷惑をお掛けする事なくサービス・商品を提供できそうな期待が持てます。また、進捗ありましたら、こちらのブログで紹介していきたいと思います。よかったらブックマークへ登録しておくと便利です。

※このカードより下の記事内容は2023年11月5日時点の情報を基に執筆しています!
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2023年の「先進的窓リノベ事業」は大盛況の最中幕を下ろそうとしています。先進的窓リノベの事務局が2023年11月1日に公表した最新情報では、「2023年11月30日をもって交付申請の予約の受付を終了する」というものです。交付申請自体は予算上限に達した時点または12月31日まで受付されます!

最近になって、「内窓(二重窓)取り付けに大きな補助金がでるってよ!」と知った方で、”我が家の冬は室内が寒いので、断熱効果の高い内窓取付に国から補助金ができるのであれば是非業者に見積もってもらいたい!”とお考えのお客様は、2023年の窓の補助金はもう難しいかもしれません!
でも、安心して下さい!2024年も引き続き内窓(二重窓)取り付けに関しては国からの補助金がでる可能性が極めて高いと言われています。
>福岡県の窓リフォームは窓店(マドミセ)にお任せ下さい!内窓・二重窓の補助金申請も実績多数!
こちらの記事では、常に最新情報をお伝えする形式で、2024年度の「内窓(二重窓)の窓リフォーム」に関してサッシ専門会社としてメーカーさんや問屋さんなどでキャッチした公式情報や、囁かれている事、窓補助金の動向についてお伝えして行きます。
2024年の内窓(二重窓)補助金について現在わかっている事!

引用先:環境省資料:断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(経済産業省・国土交通省連携事業)
2024年も引き続き窓リフォームに関する補助金を拡大する方向で調整されており、上記の資料によれば1,170億円の予算で既存住宅の断熱性向上の支援を継続する内容です。事業内容は以下の通りです。
- 対象:窓(ガラス・サッシ)の断熱改修工事
- 補助額:工事内容に応じ定額(補助率1/2相当等)
- 条件の一部:熱貫流率(Uw値)1.9以下等、建材トップランナー制度2030年目標水準値を超えるもの等、一定の基準を満たすもの)

2024年の内窓(二重窓)・補助金について囁かれていること
サッシメーカーや問屋さんからお聞きする事も含めて、2023年11月5日時点では次の様なことがささやかれています。
- 2024年の窓補助金にはリフォームシャッターが対象商品になるのでは?
- 1窓あたりの補助額が2~3割減額する
一部の関係者から窓リフォームの補助金にリフォームシャッターが該当商品となるのでは?という事をお聞きしました。防犯や防災の観点では非常にありがたいと思う方もいらっしゃると思います。一方で断熱性に関して効果があるとは思いますが具体的な数値データなどを公開している資料については私は存じ上げていないです。断熱性能が担保されるのであれば是非、補助金該当の商品にして欲しいですね。
1窓あたりの補助金が20~30%減額されるという話は、サッシメーカーさんや問屋さんからお聞きします。2023年の補助金交付額について、国はそもそも補助率50%程度を見込んでいたようなのですが、ふたを開けてみると60~70%の高補助率になっておりそれを是正する趣旨だということです。その為、2023年と比較して1窓あたりの補助率は若干落ちるものの、工事にかかる費用の約半分程度(50%)は補助金で賄えると想定されています。さらに2023年の「先進的窓リノベの予算は1,000億円」でした。2024年はその額よりもさらに多い1,170億円が想定されています。2024年度は、さらに予算を上乗せして対象住宅の数を増加させる狙いがあるとのことです。
2024年の内窓(二重窓)の補助金が決定する時期
内窓、窓リフォームの補助金が決定する時期は2023年11月~12月が濃厚です。昨年は2023年11月8日に「こどもエコ住まい支援事業」と「先進的窓リノベ事業」の事業が決定しています。その例をもとに、どの様な感じで進んでいくか独自にシミュレーションしてみました。
(1)2023年11月窓の補助金事業決定
【この時点以降の契約は補助金申請が対象(有効)となる】
↓
(2)2024年2~3月に事務局が開局
【登録商品の事務局への登録】【サッシメーカーから販売店・工事店の説明会、研修会が活発になる】
↓
(3)2024年3月以降に補助金申請が可能になる
当初申し込みが殺到すると予想します!
2023年の先進的窓リノベに間に合わなかった方からのお問い合わせが年末年始にかけて増加すると思われます。ただし、2023年もそうでしたが、そうそう補助金が使い終わる事もないので3~4月ぐらいの落ち着いた時期に見積り依頼をされても全然間に合うのではないでしょうか?
2023年先進的窓リノベを振り返って
2023年度の内窓や窓リフォームの補助金に関して、制度の理解から申請、事務局とのやり取りを担当した筆者が2024年の内窓補助金について前例をもとに少しだけポイントを整理しました。参考に、申し込み時期や業者選びにお役立て下さい!
- 補助金がスタートした時点では内容がしっかり固まっておらず、2023年度の事例では3~4月にしっかり制度が周知された印象
- 内窓商品の遅延が発生し、入荷まで3ヶ月待ちとなった
- 業者によっては、補助金申請代行費用が必要となる事も
- 2023年の夏までには1,000億円の予算がなくなるのでは?と言われ続けたが結局は11月5日現在でも予算は費えていない。補助金が出ない時のリスクを嫌がった業者が積極的な販売を控えたと言われる。
2023年12月頃から2024年3月頃まで、事業のスタート時点では実際にお客様に接する販売店・工事店に補助金制度の理解が浸透していない事もあるので注意が必要です。
※2023年の先進的窓リノベが実際にそうでした。
まとめ
2024年の窓の補助金について第一弾記事を執筆しました。事業内容の詳細が分かり次第記事を更新していきますので、よろしければ「お気に入りに」登録しておいて下さい。補助金事業は、2023年と同様で行われれば販売店も工事店も随分慣れていますので、混乱もなくスムーズに開始できると思います。問題となった内窓商品入荷の遅延もサッシメーカー側で改善されるのではないでしょうか。2024年以降も補助金で住宅の断熱を推し進めるといわれる一方、予算や1窓の額は減少して行くだろうとも言われます。この記事をご覧の方におかれましては断熱住宅にする絶好の機会だと思いますのでご検討されてはいかがでしょうか。