新築にシャッターなし窓を設置するかどうかについて、このような悩みはありませんか?
「新築にシャッターなし窓を設置するメリット・デメリットは?」
「新築にシャッターなし窓を設置する後悔ポイントを知りたい」
本記事では、新築にシャッターなし窓を設置するメリット・デメリット、後悔しやすいポイントについて詳しく解説します。
久留米市で後付け窓シャッターを検討されている方は窓店(マドミセ)にお任せ下さい!雨戸の修理・交換にも対応しています。
新築にシャッターなし窓を設置するメリット
新築にシャッターなし窓を設置するメリットは以下の通りです。
- 設置費用がかからない
- デザインに制限がなくなる
- メンテナンスの手間が発生しない
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
設置費用がかからない
新築にシャッターなし窓を設置することで、総コストを削減することができます。
窓用のシャッターは手動と電動の2種類に大きく分けることができますが、手動のシャッターの場合は1カ所10万円前後、電動の場合は1カ所10万円〜30万円ほどかかかってしまいます。
このように、シャッターは価格が高い建材となるため、シャッターなし窓にするだけでも総コストを削減することができるのです。
デザインに制限がなくなる
シャッターはすべての窓に設置できるというわけではなく、窓周辺環境や窓の種類、シャッターボックスを付けられるかどうか、などの基準があるため、シャッターを設置できる窓の中から選ぶ必要があります。
そのため、シャッターを設置する場合は理想的な窓のデザインを選べない可能性も出てくるのです。
しかし、シャッターなし窓の場合はデザインに制限なく自由に選ぶことができます。
メンテナンスの手間が発生しない
シャッターは非常に汚れやすい部分ですので、定期的なお手入れが必要だったり、故障してしまったら修理をする必要があるなど、メンテナンスが必要です。
シャッターがない場合はそのようなメンテナンスの手間は必要ありません。
新築にシャッターなし窓を設置するデメリット
新築にシャッターなし窓を設置するデメリットは以下の通りです。
- 防犯性能が下がる
- 自然災害の被害を防げない
- 騒音による影響が大きい
- 断熱性能が下がる
それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。
防犯性能が下がる
生活安全総務課が集計を行い警視庁が発表した「平成22年中の侵入窃盗(空き巣)の傾向」によると、戸建住宅においての空き巣の侵入手口としてもっとも割合が高かったのは「ガラス破り」からの侵入で約7割ほどとなっているため、窓ガラス周辺の防犯対策は必須です。
最近は防犯性の高い窓ガラスも販売されていますが、それでも空き巣に破られてしまうことがあるため、シャッターを設置しておくと安心でしょう。
シャッターを付けることで、まずはシャッターをこじ開けることが必要になりますが、空き巣は侵入までに時間をかけたくないため、シャッターが閉められている窓は侵入されにくくなります。
ただし、シャッターを締め切ったままにしておくと、長期間留守にしている可能性が高いと推測されるため、逆に空き巣から狙われやすくなるといった例もあるため注意が必要です。
自然災害の被害を防げない
台風や大雨などの自然災害によって、窓が傷付いたり割れたりしてしまうほど大きなものが飛んできたり、大雨によって窓のスキマから浸水してきてしまったりと、さまざまな自然災害による被害が想定できますが、シャッターを設置することで自然災害から窓ガラスを守ることができます。
また、自然災害までとはいかなくても雨や風による窓ガラスの汚れもシャッターを付けることで防ぐことが可能です。
騒音による影響が大きい
道路の近くや人通りの多い場所に面したマンションに住んでいると、夜間であっても騒音に悩まされることは多いですが、シャッターを締めることで騒音問題を解決することができます。
一般的な窓には遮音性がほとんどないため、少しでも騒音対策したいのであれば遮音性の高い窓に付け替えるもしくはシャッターを設置するなどの対策が必要です。
断熱性能が下がる
シャッターを閉めることで断熱性能が高くなり、室内を快適な気温に保ちやすくなったり、空調の効きが良くなることから光熱費の節約にも効果があります。
窓ガラスを断熱性の高い複層ガラスにすることや、サッシをアルミではなく樹脂サッシなどにすることで断熱性能を高めることができるため、必ずしも断熱性能を高めるためにはシャッターが必須ではありませんが、場合によってはシャッターのほうがコストを抑えることができる場合もあるでしょう。
新築にシャッターなし窓を設置して後悔しやすいポイント
新築にシャッターなし窓を設置して後悔しやすいポイントは以下の通りです。
- 災害時に窓ガラスを守ることができない
- 周辺で空き巣被害が出たときに不安になる
- 空調が効きにくいと感じる
それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。
災害時に窓ガラスを守ることができない
自然災害の中でも台風はもっとも身近な自然災害と言えますが、シャッターを閉めていれば大きなものが飛んできたとしても窓ガラスがわれることを防ぐことができますが、シャッターがないと窓ガラスが割れて二次災害を引き起こす可能性があります。
新築で窓なしシャッターを選ぶとき、自然災害までイメージして選ぶ場合は少ないですが、自然災害から守ることはシャッターの大きな役割のひとつです。
周辺で空き巣被害が出たときに不安になる
先ほどもお伝えしたとおり、シャッターは防犯対策としても効果的ですが、「まさかうちに空き巣が入ることはないだろう」という考えからシャッターを設置しないケースも多いです。
確かにシャッターを付けていないだけで空き巣から狙われることは少ないですが、近隣で空き巣などの犯罪が発生した場合、シャッターがないと不安になってしまいシャッターを設置していればよかったと後悔するケースも多いです。
空調が効きにくいと感じる
シャッターは断熱性能に優れていますので、シャッターが設置されていない場合は、室内が冬は寒く、夏は暑くなりやすくなってしまいます。
一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会の発表によると、夏に冷房を付けていた場合、部屋の中に入ってくる熱の73%が窓(開口部)から侵入してくることがわかっています(参照:一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会「開口部からの熱の出入りは、どの位あるのですか?」)
このように、窓周辺の断熱性能が下がると空調が効きにくいため、雪が降っているときや熱帯夜など、シャッターを閉めていれば空調が効きやすい場面で後悔することが多いです。
まとめ
本記事では、新築にシャッターなし窓を設置するメリット・デメリット、後悔しやすいポイントについて詳しく解説しました。
新築にシャッターを設置するかどうかで悩んでいる方も多いと思いますが、基本的にはどちらでも問題ないでしょう。
ただし、シャッターにはさまざまな機能がありますが、どちらでもいいと思っている場合は設置することが無難です。
ぜひ本記事を参考にして新築にシャッターなし窓を設置することについてチェックしてみてください。