上げ下げロール網戸が動かない原因は?よくある故障の原因や修理方法を解説

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屋外の虫やホコリを入らないようにしつつ、室内の空気を入れ替えられる網戸は、ほとんどの住宅に採用されている建具の一つでしょう。

ひとえに網戸といってもさまざまな形状があり、スペースがない場所に設置するなら上げ下げロールタイプが人気です。ただ、上げ下げロール網戸は一般的な引違いタイプの網戸よりやや複雑な構造をしており、動かなくなることも少なくありません。

そこで今回は、上げ下げロール網戸の構造や動かなくなったときに考えられる原因について解説したうえで、適切な修理方法を解説します。

戸畑区の網戸屋です。新規網戸作製から修理・交換、ロール網戸の取り付けも行います。詳しくは専用ページをご確認下さい!

上げ下げロール網戸の構造

ロール式の網戸は「横引きタイプ」と「縦引き(上げ下げ)タイプ」の2つがあり、いずれも網戸をロール式に巻き取ることでコンパクトに収納できるのが魅力です。

引違いタイプの網戸は、左右にスライドさせて開閉するので、網戸の大きさに対して2倍の大きさの開口部を確保する必要があります。

ここでは、省スペースで設置可能な上げ下げロール網戸の特徴を解説します。

上下に動かして操作する網戸

縦引きタイプの上げ下げロール網戸は、室内側に設置し、窓の上部に網戸をロール状に巻き取って収納可能です。横引きタイプのロール網戸とは異なり、網戸を使わないとき上部にあるケースカバーにすっきりと収納できるので、窓周辺の見た目をすっきりとさせられます。

窓に25mm以上の縁があれば設置可能であり、専用のブラケットを窓の上枠部分にビスで固定して上げ下げロール網戸を取り付けます。

上げ下げロール網戸はレールが不要なので、掃除が手間に感じることもありません。

タイプはさまざま

上げ下げロール網戸は各メーカーからさまざまな製品が販売されています。

たとえば、ブラインドと網戸機能を兼ね備えた多機能タイプや、カセット式で取っ手の部分を引っ張るだけで自動収納できるものなどがあります。

また、一般的な上げ下げロール網戸は左右どちらかに設置されているループ状のチェーンを操作して開閉しますが、子どもやペットの首や体に巻き付く危険性を考え、1本ひもやスティック仕様になっているものもあります。

上げ下げロール網戸のよくある故障と原因

上げ下げロール網戸は、一般的な引違い網戸に見られる破れのほか、動かなくなったり、外れたりするケースがあります。

ここでは、上げ下げロール網戸で起こりがちな故障と原因について解説します。

網戸が動かない・戻らない

上げ下げロール網戸は、網戸を下ろせない、収納したいのに戻せなくなったなど、動かなくなるトラブルが発生しがちです。

上げ下げロール網戸は引違い網戸と構造が異なり、網戸をロール状に巻き取る仕組みなので、網戸を巻き取るギアなどのパーツや故障したり、摩耗したりすると動かなくなることがあります。

また、網戸に付着していたゴミや虫などを一緒に巻き取ってしまい、汚れなどが引っかかって動かなくなるケースも珍しくありません。また、ネット部分が外れており、スムーズに開閉できなくなることもあります。

網戸が外れる

劣化や強い衝撃が加わったなどで、上げ下げロール網戸のネット部分が外れたり、収納部分ごとすれたりするトラブルもあります。

網戸を使わないからといって、外れたまま放置するのはおすすめしません。落下してきた網戸にぶつかって怪我をしたり、床が傷ついたりする可能性があるので、速やかに修理するようにしましょう。

網戸が破れる

上げ下げロール網戸に限ったことではないですが、経年劣化や衝撃が加わったなどでネットが破れるトラブルもあります。ペットや引っかいたり、子どもがおもちゃをぶつけたりして破れることもあるでしょう。

破れたまま網戸を使うと、ホコリや虫が入り込むことになり、網戸本来の機能を果たせないため、修理するようにしましょう。

上げ下げロール網戸の修理方法

ここでは、故障のタイプに応じて、適切な修理方法を解説していきます。

自分で簡単に対処できるケースもあるので、上げ下げロール網戸の不具合で悩んでいる方が参考にしてください。

網戸が動かない・戻らないときの修理方法

上げ下げロール網戸がスムーズに動かないときは、パーツに不具合が生じていないか確認してみましょう。パーツが破損している場合は、専門業者に依頼してパーツの交換・修理をしてもらう必要があります。

一方、設置してから年数が浅い、パーツは問題ないという場合は、汚れによって動きにくくなっている可能性が高いでしょう。ネットやネットの収納部分の清掃を行うことで、動きが改善されることがあるので試してみましょう。

ただ、原因がわからない、掃除したのに改善されないという場合は、専門業者に点検してもらうことをおすすめします。

網戸が外れたときの修理方法

上げ下げロール網戸の一部分が外れたときも、まずはパーツが故障していないか確認してみましょう。

パーツに問題がなければ、手で押すと正常な位置に戻ることがあります。ただし、自分で直そうとして状況を悪化させる可能性もあるので、自信がないならメーカーや専門業者に相談するのが無難といえます。

また、ネットが外れている、パーツが破損している、もしくは原因がわからないといった場合もメーカーや専門業者に相談するようにしましょう。

網戸が破れたときの修理方法

網戸が破れたときは、部分的に修理するのがむずかしいため張り替えが必要になります。

ただ、上げ下げロール網戸の張り替えをDIYで行うのは簡単ではないため、メーカーや専門業者に依頼して修理してもらうようにしましょう。

まとめ

上げ下げロール網戸は経年劣化や物がぶつかったなどで故障することがあります。

たとえば、スムーズに動かなくなったり、ネットが破れたりするトラブルが多くみられ、自分で修理するのが困難なケースが多い傾向にあります。

また、自己判断で無理に修理しようとすると、かえって状況を悪化させる可能性もあるので、上げ下げロール網戸の不具合で困っているときはメーカーや専門業者に点検・修理を依頼するのがおすすめです。

ぜひ今回の記事を参考に、上げ下げロール網戸の適切な修理方法を検討してみてください。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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