玄関ドアを窓なしにすると暗い?メリット・デメリットを紹介

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窓なしの玄関ドアについて、このような悩みはありませんか?

「窓なしの玄関ドアはやっぱりくらい?」

「玄関ドアを窓なしにするメリット・デメリットは?」

「窓ありの玄関ドアにはどんな種類がある?」

玄関ドアにはさまざまな種類があり、採光性に優れた玄関ドアもあれば、デザイン性に特化した玄関ドアもあります。

玄関ドアを選ぶための最大のポイントとなるのが「窓が付いているかどうか」という部分になります。

玄関ドアに採光窓が付いているのと付いていないのでは、同じ素材の玄関ドアであっても雰囲気が大きく変わりますし、玄関の雰囲気すら変えてしまいます。

とはいえ、玄関ドアを窓なしにするメリット・デメリットについてよく知らないという方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、玄関ドアを窓なしにするメリット・デメリットを詳しく紹介します。

玄関ドアを窓ありにするか窓なしにするか悩んでいるという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

玄関ドアを窓なしにするメリット

玄関ドアを窓なしにするメリットは以下の通りです。

  • 素材の質感を活かすことができる
  • 防犯性能が高くなる
  • 掃除がラクになる
  • 結露が発生しにくくなる
  • 断熱性能が向上する

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

素材の質感を活かすことができる

玄関ドアにはさまざまな種類がありますが、最近では木材だけの玄関ドアで木の温もりを感じやすい製品や、黒マッドの金属だけで作られた重厚感のある製品など、玄関窓を採用しないデザインの製品も増えています。

玄関は”住宅の顔”と言われるほど、よく見られるポイントとなるため、玄関窓を採用していないデザイン性の高い製品を選ぶことで、住宅全体がオシャレに見られること間違いなしです。

防犯性能が高くなる

玄関に採光窓が付いていると、電気の灯りが外に漏れてしまうため、中に人がいるのかどうかを空き巣に判断されてしまうことがあります。

しかし、玄関ドアに採光窓が付いてない場合、外から中の様子が判断されることがないため、空き巣に狙われにくくなるのです。

また、玄関ドアの採光窓が防犯性の低いガラスが使用されている場合、空き巣に割られて侵入口にされてしまうこともあります。

「公益社団法人 日本防犯設備協会」によると、元泥棒が侵入を諦める時間について調査をおこなったデータでは、泥棒が空き巣を試みてから侵入を諦めるまでの時間が「2分以内」が17%ほど、「2分〜5分以内」が51%ほどとなっているため、玄関ドアに採光窓を設置する場合は簡単に割れないガラスを使用することが大切です。

掃除がラクになる

玄関ドアに採光窓を設置すると、スキマにホコリや汚れが溜まってしまうだけでなく、掃除方法が異なることがあるため掃除が面倒になりがちです。

たとえば、木製の玄関ドアに採光窓を設置する場合、木材とガラスではお手入れ方法や掃除方法が異なるため、両方に合わせたお手入れグッズを揃える必要があります。

しかし、採光窓を設置していない玄関ドアであれば、ひとつの素材に合わせた掃除グッズでお手入れできるため、掃除がラクになるのです。

結露が発生しにくくなる

玄関ドアに採光窓が設置されていると、冬場に結露が発生しやすくなります。

最近では断熱性が非常に高く結露が発生しにくい採光窓付きの玄関ドアも登場していますが、一般的な玄関ドアの場合はどうしても結露が発生してしまうのです。

しかし、採光窓が付いてない場合、結露が発生しにくくなります。

ただし、玄関ドアが金属かつ外と室内の温度の差が大きい場合は、採光窓がなくても結露が発生してしまうことがあるため注意が必要です。

断熱性能が向上する

玄関ドアの採光窓を通風ドアにしている場合、閉めているときでも微量の空気が通ってしまうことがあるため、冬場は寒く、夏場は暑くなりやすくなります。

しかし、採光窓を設置していない玄関ドアは、気密性が高く空気の出入りが少なくなるため、断熱性能が向上するのです。

玄関ドアを窓なしにするデメリット

玄関ドアを窓なしにするデメリットは以下の通りです。

  • 玄関が暗くなる
  • 湿気が溜まってカビの原因になることがある
  • 開放感がなくなる

それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。

玄関が暗くなる

玄関ドアに採光窓を設置しない最大のデメリットとも言えるのは、玄関が暗くなることです。

日中でも玄関が暗いと、外出するときと帰宅時にそれぞれ電気をつける必要があるため、1回の電気代こそ大きく変わりませんが、長期的に考えると電気代に大きな差が生まれるでしょう。

玄関にほかの窓がある場合はそれほど暗くなることはありませんが、それでも採光窓があるのとないのでは玄関の明るさが変わることが多いです。

湿気が溜まってカビの原因になることがある

玄関には湿気が溜まりやすいため、採光窓がなく暗い状態が続いてしまうと、カビが発生しやすくなります。

採光窓が付いている場合、日光を取り入れることができるためカビの発生を防いでくれますが、暗くてジメジメした状態が続くとカビが生えやすくなるので注意しましょう。

開放感がなくなる

玄関ドアに採光窓があると、開放感を感じて玄関にありがちな圧迫感を軽減することができますが、採光窓がないと狭い玄関に圧迫感を感じてしまうこともあります。

そのため、玄関のスペースが狭く、少しでも広く見せたいという場合は採光窓を設置することが無難でしょう。

採光に優れた窓付きの玄関ドアの種類

採光に優れた窓付きの玄関ドアの種類には以下のような種類があります。

  • 片袖FIX
  • 両袖FIX
  • ランマ付枠
  • 採光付き小扉
  • 袖付親子

それぞれの種類について、以下で詳しく紹介します。

1.片袖FIX

片袖FIXは、玄関ドアの片方に開閉できない採光窓が設置されているタイプです。

2.両袖FIX

両袖FIXは、玄関ドアの両方に開閉できない採光窓が設置されているタイプです。

3.ランマ付枠

ランマ付枠は、玄関ドアの上部に採光窓が設置されているタイプです。

4.採光付き小扉

採光付小扉は、玄関ドアの片方に開閉できる採光窓が付いているタイプです。

5.袖付親子

袖付親子は、玄関ドアの片側に開閉できない採光窓、もう片方には開閉できる採光窓が設置されているタイプです。

まとめ

本記事では、玄関ドアを窓なしにするメリット・デメリットを詳しく紹介しました。

玄関ドアを窓ありにするか窓なしにするかは悩まれやすいポイントですが、それぞれにメリット・デメリットがあるため、どちらが優れているということはありません。

そのため、玄関に窓が設置されているか、光は入りやすいか、湿気は溜まりやすいか、などの機能面に注意して窓の有無を決めるとトラブルが起こりにくいでしょう。

ぜひ本記事を参考にして玄関ドアに採光窓を設置するかどうかを決めてみてください。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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