玄関引き戸の隙間から風や虫が入ってくるのを防ぐ方法!

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玄関引き戸に隙間があいていて、隙間風や虫が侵入して困っている方向けの記事になります。経年劣化により修理が必要なのですが、原因を詳しく知って出来る事ならお金をかけずに自分で対応したいとお考えの方にも役立つ内容に仕上げています。是非、ご一読下さい。

福岡市南区の玄関引き戸修理、交換はお任せ下さい!玄関ドアの修理、リフォーム工事も行っております。窓とドアのトラブルなら窓店がしっかり解決します。窓店はガラス修理交換、サッシ修理交換、ドアノブ交換、ドアクローザ交換などドア修理から網戸新規作製やフロアヒンジ交換まで、開口部分のお困り事を対応しています。

玄関引き戸に隙間が出来る原因

まず最初に押さえて行きたいのは、何故玄関引き戸に隙間が出来てしまったか?についてです。大きく分けて原因は2つ考えられます。戸車が原因、もしくはサッシ枠の歪みです。詳しく見て行きましょう。

隙間の原因は戸車の壊れているから

玄関引き戸に隙間が発生する一番の原因は玄関引き戸の戸車が壊れている、または壊れかかっており2つ取付けられている戸車の1つ、もしくは2つの戸車の不具合による事と考えられます。戸車はプラスティック製のものも多く使用されているので長年使用し続けると摩耗やプラスティックの割れ、破損により正常な高さが狂ってしまいます。引き戸の左右のバランスが均一でなくなれば引き戸に傾きが出来、引き戸と引戸枠がピッタリと閉まらなくなり、これが隙間という症状に現れます。

隙間の原因はサッシ枠が歪んでいるから

戸車の不具合以外にはサッシ枠が何らかの原因により歪んでしまう事も原因の1つとして考えられます。地震や極軽度な地盤変動、サッシ開口部分の上枠が重さなどで垂れてサッシを圧迫変形させてしまう事などがその原因として推測されます。アルミサッシはとても強固とはいえず、一定の力がかかると意外と簡単に変形してしまう素材です。

玄関の隙間風と虫の侵入を防ぐ方法

さて、玄関引き戸に隙間が発生する原因について確認して頂いた上で、どの様な対策でその不具合を改善して行けば良いのか見て行きたいと思います。

戸車を調整、交換する

化粧キャップを外してドライバーで回す

玄関の戸車が壊れて引き戸に傾きが出来た場合「もう玄関の寿命かな~玄関を交換すると高いだろうな~」と玄関引き戸全体を交換しなければならないと思われる方もいらっしゃいますが、実は戸車の部品だけ交換出来る可能性も高いのです。また、使用年数が10年未満と比較的新しい引き戸の場合はプラスドライバー1つで戸車の高さを調整する事も可能です。

戸車高さ調整方法・・・上記写真の様なポピュラーな玄関引き戸の場合、調整部分は化粧キャップで隠されている事もあります(化粧キャップがない事もあります)。化粧キャップは先端の平たいもので捏ねるとすぐに取り外す事が出来ます。その部分を取り外しプラスドライバーで右方向に回すと引き戸は高くなります。左右のバランスと均等にすれば引き戸の傾きが解消されて隙間が無くなる様になります。

戸車交換方法・・・戸車交換については引き戸を一旦取り外し、現在取り付けられている戸車の品番などを調査する事から始めます。戸車交換は少々難易度の高い作業になりますので専門の業者に依頼して取替を行う方が間違いなくお勧めです。

隙間埋めテープ等で隙間を塞ぐ

戸車調整はちょっと自分では難しそうで出来そうにない、戸車交換も業者に依頼すると高そうなので気がすすまない。この様に方にはネットやホームセンター、100円均でも販売されている隙間テープをお勧めします。これなら低予算で隙間風を防ぐ事ができます。

隙間テープの取付け方法・・・隙間テープには予め両面テープが付けられていますので、購入してきたら玄関引き戸と枠の隙間になっている部分をしっかり確認します。

隙間になっている部分の長さに隙間テープをカットします。隙間になっている範囲の枠の部分に隙間テープを貼り付けて行きますので汚れを十分に落としテープが貼れる状態に整えます。あとはその部分に隙間テープを貼り付ければ作業完了です。金額にして100円程度、時間にして5分程度でしっかり隙間を塞ぐ事が出来ます。

玄関用網戸を設置する

番外編として玄関用網戸のお話しにも少し触れておきたいと思います。

こちらは完全に虫の侵入のみの対策にはなりますが、現在の引き戸に網戸を設置する事で虫の侵入を防ぎながら換気を行う事ができます。引き戸に設置する網戸として、新たにレールを設けてパネル網戸を取付けする方法と、プリーツ網戸(アコーディオン網戸)など横引き網戸を設置する2つの方法が候補として有力です。

プリーツ網戸はセイキ販売のアルマーデⅢやLIXIL製のしまえるんですαが人気のです。

玄関引戸には網戸を設置する為のレールが設けられていない事も多いですが、後付けでレールから設置してくれる業者もいますので特に虫の侵入が気になる方はご検討されてみてははいかがでしょうか。

まとめ

玄関引き戸に隙間が出来てしまい隙間風や虫の侵入が気になり始めた方は原因を確認して、修理を行って下さい。おすすめとしては戸車交換です。調整や隙間テープでも応急処置としては一定の効果が期待できますが、調整をして数か月後にまた隙間が発生してしまった現場や、自分で隙間テープを貼ってしばらくは良かったがはやりスグに剥がれてきて度々貼るのも面倒になったので根本的に修理をしたいと当社にご相談される方もいらっしゃいます。あとどのくらいその玄関引き戸を使用するかによって、応急修理、しっかり修理、どちらにするか決めるのがもっとも合理的でしょう。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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