アルミ製玄関引き戸について、このような悩みはありませんか?
「アルミ製玄関引き戸のメリット・デメリットを知りたい」
「アルミ製玄関引き戸はやっぱり安いの?」
「アルミ製玄関引き戸にカビは生える?」
アルミ製玄関引き戸は人気の高い玄関ドアですが、実は意外なデメリットもあるため、しっかりと押さえておくことが大切です。
本記事では、アルミ製玄関引き戸のメリットとデメリットについて詳しく解説します。
窓店(マドミセ)は、小倉南区の玄関引き戸の修理・交換に対応しています。専用ページはこちら!
アルミ製玄関引き戸のメリット
アルミ製玄関引き戸のメリットは以下の通りです。
- 軽い力で開閉できる
- 価格相場が比較的安価
- 耐久性が高く耐用年数が長い
- 換気しやすい
- 開閉スペースが必要ない
- 汚れやサビに強い
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.軽い力で開閉できる
アルミ製玄関引き戸は、引き戸に比べて軽い力で開閉できるため、子どもや高齢者でも簡単に開け閉めすることができます。
開け閉めにある程度の力が必要な場合、子どもや高齢者は力を込めて開閉しなくてはいけないため、指を挟んでしまったりと大事故につながるケースも報告されています。
とはいえ、アルミ製玄関引き戸であっても指を挟んでしまう可能性は0ではありませんので、市販でも売られている指挟みストッパーを活用すると安心です。
2.価格相場が比較的安価
玄関ドアに使用されている素材としては、木製やスチール製、ステンレス製など、さまざまな素材がありますが、その中でアルミ製は価格が安価というメリットがあります。
たとえば、木製玄関ドアを設置する場合も費用相場は20万円〜50万円と言われていますが、アルミ製玄関引き戸の場合は10万円台で設置することも可能です。
このように、アルミは加工が簡単であるという特徴もあるため、デザインや形を好みのものを選んだとしても他の素材に比べると安価に抑えることができるのです。
3.耐久性が高く耐用年数が長い
アルミ製玄関引き戸は耐久性が高いことが特徴となるため、耐用年数も長く、長期間使用することができます。
玄関ドアとしてアルミと同じように人気のある木製玄関ドアの耐久年数は15年〜20年と言われていますが、アルミ製玄関引き戸の耐用年数は20年〜30年と言われています。
実際に使用する環境によっても消耗は異なりますが、一般的な環境であれば木製玄関ドアよりも長持ちすると考えておいて問題ありません。
このように、アルミ製玄関引き戸は安価な割に耐久性に優れているため、長く使用したいと考えている方にもおすすめです。
4.換気しやすい
アルミ製玄関引き戸は開き戸に比べて換気しやすいというメリットもあります。
開き戸は玄関ドアを全開にする、もしくはドアストッパーなどで止める必要がありますが、アルミ製玄関引き戸であれば好きなところで止めることができるため、換気しやすいのです。
また、アルミ製玄関引き戸は横に開くため、網戸やカーテンなどを設置しやすく、外からの視線を気にすることなく換気することもできるでしょう。
5.開閉スペースが必要ない
アルミ製玄関引き戸は横に開閉するため、手前と奥に開閉スペースを用意する必要がありませんが、開き戸の場合は手前もしくは奥に開閉スペースが必要になります。
そのため、玄関周辺のスペースが狭い住宅において、玄関を開閉するたびに狭いと感じたり、大きなものを運び入れることが難しいなどのトラブルが発生することもあるのです。
一方でアルミ製玄関引き戸であれば、玄関周辺のスペースを圧迫することもありませんし、大きな荷物を運び入れることも容易でしょう。
6.汚れやサビに強い
アルミは汚れやサビに強い特徴を持っているため、汚れやすい玄関ドアでも手入れがしやすいです。
玄関ドアは24時間365日、外気にさらされる場所に設置してあるため、雨風によって劣化しやすいですが、アルミ製玄関引き戸は汚れが付きにくくサビにくいという特徴があるため、布などで簡単い拭くだけでメンテナンスを完了することができます。
一方で木製玄関ドアは汚れに弱いという特徴があるため、半年〜1年に1回ほどクリアワックスやオイルなどを塗装する必要がありますし、日々のメンテナンスでは細かい部分に詰まった汚れをブラシなどで掻き出すなどの手入れも必要になり、面倒だと感じる人も多いです。
このように、アルミ製玄関引き戸は木製玄関ドアと比べたときにも汚れやサビに強く、メンテナンスが非常にラクというメリットもあります。
アルミ製玄関引き戸のデメリット
アルミ製玄関引き戸のデメリットは以下の通りです。
- 断熱性が低い
- 高級感を感じることが難しい
- 開き戸に比べて防犯性能が低くなりがち
- まったくサビないわけではない
それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。
1.断熱性が低い
アルミの熱伝導率は、鉄の3倍ほど、木材の1,750倍ほどと言われているため、断熱性が低いことが特徴に挙げられます。
熱伝導率が高いと、エアコンの効きが悪くなってしまったり、気温に影響されやすくなるため、玄関が寒かったり暑かったりしやすくなります。
とはいえ、冷気や熱気が侵入してくれるのはドア側面からだけではなく、ガラスやスキマからも侵入してくるため、一概にアルミ製玄関引き戸だから断熱性が低いというわけではありません。
2.高級感を感じることが難しい
アルミは一般的に使用されている素材ということもあり、木材やスチールなどの玄関ドアに比べると安っぽい印象を与えやすくなってしまいます。
とはいえ、アルミ製玄関引き戸であっても、黒アルマイトで加工された製品や、槌目(つちめ)で加工された製品など、高級感のあるアルミ製玄関引き戸もあるため、すべての製品に高級感がないというわけではありません。
3.開き戸に比べて防犯性能が低くなりがち
アルミ製玄関引き戸は、開き戸に比べてガラス面が多いことや、ドアとドアの間にスキマがあることなどの理由から防犯性能が低くなりやすいという特徴があります。
とはいえ、引き戸でも十分な防犯対策ができるようにすることもできるため、信頼できる業者に設置を依頼することが大切です。
4.まったくサビないわけではない
先ほどもお伝えしたとおり、アルミ製玄関引き戸はサビにくいという特徴がありますが、白サビが発生することがあります。
玄関ドアには白サビ以外にも、赤サビや青サビなどがありますが、アルミ製玄関引き戸に発生しやすいのは白サビです。
白サビは、白い斑点が付くことが特徴で、雨や湿気、潮風などが原因で発生します。
そのため、日当たりが悪い場所、風通しの悪い場所、海に近い場所などに設置されているアルミ製玄関引き戸は白サビが発生しやすいため、対策が必要です。
とはいえ、白サビは経年劣化が進むほど発生しやすく、比較的新しいアルミ製玄関引き戸には発生しにくいという特徴もあります。
まとめ
本記事では、アルミ製玄関引き戸のメリットとデメリットについて詳しく解説しました。
アルミ製玄関引き戸は価格が安く人気の高い玄関ドアですが、デメリットも存在するため、しっかりとメリット・デメリットを考慮して設置することが大切です。
ぜひ本記事を参考にして正しくアルミ製玄関引き戸を設置してみてください。