プッシュプル錠とは?仕組みやメリット・デメリット、交換費用の相場などを解説

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家の安全を守る「鍵」ですが、日常的に使うこともあり開閉しにくいとストレスになることから、「プッシュプル錠」などの扱いやすいものが人気です。

ただ、プッシュプル錠は、設置してから時間が経過するとともに、ハンドルががたつく、鍵が空回りするといった不具合が見られるケースもあります。

そこで今回は、プッシュプル錠の仕組みや種類、不具合が生じたときの修理方法や費用相場などを解説します。「プッシュプル錠の採用を検討している」「自宅のプッシュプル錠の調子が悪い……」という方はぜひご覧ください。

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プッシュプル錠の仕組みと種類

まずはプッシュプル錠の仕組みとどのような種類があるのか解説します。

プッシュプル錠の仕組み

プッシュプル錠は名前の通り、「押す:Push(プッシュ)」「引く:Pull(プル)」という動作で開閉できることが名前の由来になっています。

ハンドルを押す・引くというワンアクションでドアを開閉できる仕組みで、開閉動作がスムーズな錠前です。他の錠前をイメージすると、開閉するのに「1:ドアノブ(レバー)を回す・2:押す」という2つの動作が必要ですが、プッシュプル錠なら1つの動作で開閉できるので無駄な動きがありません。

玄関ドアの主流ともいえる形状なので頻繁に見かけることでしょう。

プッシュプル錠の種類

プッシュプル錠は1995年ごろから普及しはじめ、現在では多くの戸建て・マンションに採用されている主流の錠前です。

ただ、ひとえにプッシュプル錠といってもハンドル部分の形状によって3種類に分けられます。

  • グリップタイプ
  • バータイプ
  • プレートタイプ(スクエア)

基本の仕組みは同じですが、ハンドルの形状によって種類が異なります。もっとも多く見かけるのはグリップタイプで、握りやすくデザイン性が高いことから人気です。

プッシュプル錠のメリット・デメリット

玄関ドアはほぼ毎日使用するものであり、急いでいたり、荷物を持っていたりする状態で開閉することも多いため、操作の楽さと防犯性の高さが求められます。

プッシュプル錠は両方のポイントを満たしているのでメリットの多い錠前として人気ですが、一方でデメリットもあります。

ここでは、プッシュプル錠のメリット・デメリットを見ていきましょう。

プッシュプル錠のメリット

プッシュプル錠のメリットは以下の3つです。

  • ワンアクションで開閉できる
  • 防犯性が高い
  • デザイン性が高い

ワンアクションで開閉できるのは最大のメリットでしょう。他の錠前は「1:ドアノブ(レバー)を回す・2:押す」という2つの動作が必要であり、荷物が多かったり急いでいたりするとストレスになることも少なくありません。

一方、プッシュプル錠は押す・引くだけの動作で開閉できるので、子どもやご高齢の方、赤ちゃんを抱っこしている状態の方でも簡単に開閉できます。

さらに、防犯サムターンやディンプルシリンダーなどの不正開錠対策が取られていたり、鍵を破壊する行為への対策が取られたりしているものが多いため、防犯面でも安心できます。

プッシュプル錠のデメリット

プッシュプル錠のデメリットは価格が高いことでしょう。

国内シェア60%を誇る大手鍵メーカーである美和ロックの製品価格は以下の通りです。

  • レバーハンドル錠「U9LDA20-1」:1万5千円程度
  • プッシュプル錠「PGF713W-1」:5万円程度

同一メーカーで比較しても、レバーハンドルタイプの錠前よりも3.3倍の価格差があるとわかります。操作性が高くストレスなく開閉できるのは大きな魅力ですが、導入コストがかかる点はデメリットといえるでしょう。

【不具合別】玄関ドア・錠回りの修理方法

プッシュプル錠に限ったことではないですが、設置から年数が経ち、何度も開閉をくり返すうちに不具合が見つかることがあります。

どのような不具合かによって対処法が変わるので、状況ごとの対応方法を解説します。

扉が開かない場合

扉が開かなくなったときは、以下のような原因が考えられます。

  • 蝶番のネジが緩んでいる
  • 鍵の故障
  • 扉の建付けが悪くなっている

蝶番のネジが緩んでいるときは、プラスドライバーでネジを締めると直ることがあります。しかし、鍵そのものが故障していたり、扉の建付けが悪くなっていたりするときは、DIYで対処するのがむずかしいため専門業者に相談しましょう。

ハンドルが緩んでいる場合

扉を開閉するときにハンドルの緩みやガタつきが感じられる場合、ハンドルを固定しているネジが緩んでいる可能性があります。

いったんハンドルを取り外し、ネジをしっかりと締めて固定し直すと修理できることがあります。ただ、ハンドルの着脱方法はメーカー・製品によって異なるので、取り扱い説明書を見るなどして方法を確認してください。

なお、取り付け直しても改善しない場合は、ハンドルそのものが故障していると考えられ、交換が必要になる可能性があります。

鍵が空回りする場合

鍵が空回りするときは、以下の原因が考えられます。

  • 鍵本体が劣化している(汚れの付着やゆがみなど)
  • シリンダーが劣化している
  • 錠ケースが劣化している

普段使っていないスペアキーで開閉できるなら、鍵本体が劣化しているとわかります。ただ、スペアキーでも空回りが起こる場合は、シリンダーか鍵ケースどちらかが劣化している可能性があり、専門業者に依頼して修理してもらう必要があります。

プッシュプル錠の交換にかかる費用相場

ネジの締め直しなどで解決しない場合、修理ではなく交換が必要になるケースもあります。部分的な修理で完結する場合もありますが、ここでは交換にかかる費用を解説していきます。

まず、プッシュプル錠の交換は「部品代」と「工賃」がかかります。

部品代にかかる費用は、プッシュプル錠を本体ごと交換するのか、シリンダーのみを交換するのかによって必要が異なります。

  • 錠前交換(本体ごと交換する):5~8万円
  • シリンダー交換:3~5万円/1か所あたり

プッシュプル錠はシリンダーが2か所付いているのが一般的であるため、両方交換するとなると錠前交換とあまり金額差が生じません。

また、部品代にプラスして工賃として1~1.5万円ほどかかるため、シリンダー1か所のみを交換する場合で4~6.5万円、錠前を交換する場合は6~9.5万円が交換にかかる相場となります。

プッシュプル錠の修理・交換は難易度が高いためプロに依頼しよう

今回はプッシュプル錠の特徴や種類、不具合が起きたときの対処法などを解説しました。

プッシュプル錠はワンアクションで開閉できるため、多くの住宅に採用されていますが、年数が経つごとに不具合が生じることもあります。どのような不具合かによって対処法が変わりますが、DIYで修理するのは難易度が高い傾向にあります。

無理やり修理しようとして、状態を悪化させる可能性もあるため、原因や明確な対処法が分からない場合は専門業者に依頼するようにしましょう。

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