お風呂場の設置場所について、このような悩みはありませんか？
「二階にお風呂場を設置するのはあり？」
「二階にお風呂場を設置するメリット・デメリットは？」
「二階にお風呂場を設置して後悔しやすいポイントは？」
お風呂場の設置場所には頭を悩ませることも多いですが、なかでも一階と二階のどちらにお風呂場を設置するべきなのか、悩んでいる方が多い印象です。
一般的には一階にお風呂場を設置することが多かったですが、最近では二階にお風呂場を設置することも増えています。
とはいえ、二階にお風呂場を設置したことで後悔するという声もあるため、メリットだけではなくデメリットについても知っておくことが大切です。
そこで本記事では、二階にお風呂場を設置するメリット・デメリット、後悔しやすいポイントについて詳しく解説します。
お風呂場を一階と二階のどちらに設置するべきか悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
門司区でお風呂の窓や扉が壊れたら！窓店（マドミセ）が修理・交換に対応しています！詳細はこちらから！
二階にお風呂を設置するメリット
二階にお風呂を設置するメリットは以下の通りです。
- 来客者に生活感を見せなくできる
- 洗濯がラクになる
- 災害時に貯水しやすい
- 寝室まで行きやすくなる
- 浴室の換気がしやすい
- リビングを広くしやすい
それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。
来客者に生活感を見せなくできる
脱衣場に溜めてある洗濯物や、お風呂上がりの姿は来客者には見せたくありませんが、二階にお風呂場を設置することで、そのようなプライベートなものを来客者に見せなくできます。
たとえば、玄関からお風呂場の入り口が見えてしまう設計の場合、玄関先で対応する来客者にも気を使う必要があります。
また、一階のリビングに人を招き入れる場合、洗濯物が見えないように気をつけなくてはならず、家族がリラックスしてお風呂に入ることもできなくなってしまうでしょう。
このように、一階にお風呂場があると来客時に気を遣うことも多いですが、二階にお風呂場を設置すれば気を遣う必要もなくなるのです。
洗濯がラクになる
日の当たりやすさや盗難防止のためにも洗濯物を二階のベランダに干すケースが多いですが、一階で洗濯してから洗濯カゴで二階まで持っていく作業は非常に大変です。
二階にお風呂場を設置することで、洗濯した衣類を階段移動せずに干すことができるため、洗濯が非常にラクになります。
なかでも、高齢の方が洗濯する場合や、子どもの洗濯物があり洗濯量が多いなどの場合、洗濯するたびに重い洗濯カゴを持って移動すると身体への負担が大きくなってしまい、ケガになる恐れもあるため、二階にお風呂場を設置するメリットは大きいといえるでしょう。
災害時に貯水しやすい
大きな川が近隣にあったり、大雨時に水が溜まりやすい地域では、災害時に一階部分が浸水してしまう恐れがありますが、二階にお風呂場を設置することで、水を浴室に溜めておくことができ、非常時に使用することができます。
寝室まで行きやすくなる
寝室とお風呂場の両方を二階に設置することで、お風呂から出てから階段で移動することなく寝室に行くことができます。
なかでも子どもがいるご家庭の場合、一階にお風呂場があると、子どもをお風呂に入れる（一階）→寝室で子どもを寝かせる（二階）→自分がお風呂に入る（一階）→寝室に行く（二階）というような流れになるため、階段移動が多くなってしまいます。
しかし、お風呂場を二階に設置することで、階段移動することなくお風呂場と寝室を行き来することができるのです。
浴室の換気がしやすい
一階にお風呂場を設置する場合、外から見られる可能性があることや防犯対策上から換気しにくいですが、二階のお風呂場であれば気にすることなく換気することができます。
お風呂場の換気をしっかりとしないとカビの原因となってしまうため、しっかりと換気できる二階にお風呂場を設置するメリットは大きいといえるでしょう。
リビングを広くしやすい
一階にリビングとお風呂場を併設する場合、リビングに使用できるスペースが限られてしまうため、広々としたリビングに設計しにくい場合があります。
しかし、二階にお風呂場を設置することで、一階のスペースをリビングに活用することができるため、広々としたリビングにすることができるのです。
リビングを広々とした設計にできると、住宅全体の規模感を小さくすることで費用を抑えることもできます。
二階にお風呂場を設置するデメリット
二階にお風呂を設置するデメリットは以下の通りです。
- 設置費用が高くなることが多い
- シャワーの水圧が弱くなることがある
- 浸水時に被害が甚大になりやすい
それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。
設置費用が高くなることが多い
通常、お風呂場は一階に設置するため、二階にお風呂場を設置するためには特殊施工となる場合が多いため、費用が高くなることが多いです。
また、二階に洗面台がある場合、一階にも洗面台を設置する必要がある場合もあります。
シャワーの水圧が弱くなることがある
二階にお風呂場を設置した場合、二階まで水を送る必要があるため、どうしても水圧が弱くなってしまうことがあります。
そのため、シャワーの水圧が強めが好きな方からすると物足りなさを感じてしまう可能性があるのです。
浸水時に被害が甚大になりやすい
二階のお風呂場から浸水が発生してしまった場合、一階の居室に水が漏れ出してしまうため、被害が大きくなってしまうことがあります。
一階のお風呂場から浸水が起きたとしても、基盤に水が漏れるだけであるため、浸水を
防げればトラブルが少なく済みますが、二階の場合は居室の掃除や躯体に問題がないかなどを確認する必要もあります。
二階にお風呂場を設置して後悔しやすいポイント
二階にお風呂場を設置して後悔しやすいポイントは以下の通りです。
- 老後の生活がしにくいことがある
- シャワーの音が意外とうるさい
それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。
老後の生活がしにくいことがある
階段の上り下りが苦痛になりにくい年代のときは二階にお風呂場があっても問題ありませんが、階段の上り下りが大変になる老後においては二階にお風呂場があることが負担になることもあります。
そのため、老後になってから二階にお風呂場を設置したことを後悔するケースもあるのです。
シャワーの音が意外とうるさい
実際に使ってみないと分からない部分もありますが、2回でシャワーを浴びているときの音や、配管を通って流れている水の音が一階にまで響くことがあります。
そのため、リビングでリラックスしているタイミングでお風呂を利用している人がいると、うるさいと感じてしまうことがあるでしょう。
まとめ
本記事では、二階にお風呂場を設置するメリット・デメリット、後悔しやすいポイントについて詳しく解説しました。
二階にお風呂場を設置することでメリットもたくさんありますが、デメリットや後悔してしまうポイントもありますので、総合的に判断してお風呂場の設置場所を決めるといいでしょう。
ぜひ本記事を参考にして、後悔のないようにしてみてください。
