ガラスシートとは?特徴や選び方、DIYで貼り付ける方法などを解説

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屋外の視線が気になる、防犯性を高めたいなどの理由で、窓ガラスのリフォームを検討されている方もいるでしょう。

しかし、「賃貸物件や予算の兼ね合いで、大がかりなリフォームはできない……」という方におすすめなのが「ガラスシート」です。

そこで今回は、ガラスシートとは何か、選び方やDIYで貼り付けできるのかなどを解説します。原状復帰が必要な賃貸物件にも施工可能なものもありますので、ぜひ参考にしてください。

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ガラスシートとは?

ガラスシートとは、既存の窓の状態や機能を損なうことなく、新たに機能やデザインを追加できるフィルムのことです。

カーテンやロールスクリーンのよりも費用を抑えられるうえに、新たにスペースを確保する必要がないといったメリットがあり、気軽に導入しやすいといえるでしょう。住宅はもちろん、賃貸物件や店舗、オフィスなどさまざまな場所に施工可能であり、原状復帰が必要な場所にも施工できるものがあります。

ガラスシートの役割

ガラスシートは新たに機能やデザインを追加できるフィルムのことですが、期待できる役割は以下の通りです。

  • 目隠し
  • 防犯
  • 飛散防止
  • UVカット
  • 遮熱効果
  • 断熱効果
  • デザイン性

このように、ガラスシートには幅広い機能があり、自宅の窓ガラスに感じている後悔や不満を解消できるかもしれません。

ひとつのガラスシートですべての役割を果たすことはむずかしいですが、複数の機能を持っている高機能な製品もあります。たとえば、目隠し効果を発揮しつつ、UVカット効果も期待できるものなどが挙げられます。

ガラスシートの選び方

ひとえにガラスシートといってもさまざまな種類があり、どのように選ぶべきか悩む方も多いでしょう。

ここでは、ガラスシートの選び方を解説します。

加工方法やデザインで選ぶ

屋外からの視線が気になるなどの理由でガラスシートを設置する場合、「目隠し効果」が重要なポイントとなるでしょう。

しかし、製品によって目隠し効果が異なり、「すりガラスタイプ」「グラデーションタイプ」「マジックミラータイプ」「デザインタイプ」などがあります。

室内の様子を全く見えないようにするならマジックミラータイプがおすすめです。光を反射させることで室内の様子を見えにくくするもので、室内からだと屋外の様子がわかります。ただし、雨や曇りの日、夜間などは光を反射しにくく効果が薄れてしまいます。

また、すりガラスタイプは室内・屋外のどちらから見ても様子が見えにくくなるタイプであり、光を遮りたくない場所におすすめです。

このように、製品によって特長が異なり、目隠し機能を持つガラスシートだけでもバリエーションが豊富なので、どのような効果を得たいのか検討しましょう。

機能性で選ぶ(UVカット機能・飛散防止機能など)

ガラスシートの機能で選ぶのもおすすめです。

「UVカット機能」「遮熱・断熱機能」「飛散防止機能」などが主な機能であり、現状の窓ガラスに対して感じている不満を解消できる機能のものを選ぶとよいでしょう。

たとえば、西日が差し込んで冷房が効きにくいことで悩んでいるなら、遮熱・断熱機能を持つガラスシートがおすすめです。

UVカット機能は窓から差し込む紫外線をカットできるので、家具や床材の日焼けを軽減できるほか、飛散防止機能があれば、災害などで窓が割れたときに、ガラスが飛び散って怪我をするリスクを軽減できます。

貼り付けタイプで選ぶ

ガラスシートをDIYで貼り付ける場合、貼り付け方法にも注目しましょう。貼り付け方法は「シートタイプ」と「水貼りタイプ」の2種類に大別できます。

シートタイプ

シートタイプはガラスシートの裏に糊が付いており、裏紙を剥がすだけで直接窓に張り付けられます。

施工が簡単であることが特徴であり、凹凸加工が施されている窓にも貼り付けられるよう、粘着力の高い糊が使用されている製品が多い傾向にあります。

簡単に施工できて、窓タイプを選ばずの施工できることが特徴ですが、簡単に張り直しができなかったり、気泡が入りやすかったりするのがデメリットです。また、剥がすときに窓ガラスに糊が残りやすいのも懸念点でしょう。

水貼りタイプ

水貼りタイプは、中性洗剤を水で薄めた液体を吹きかけながら貼り付けます。

仮に失敗しても何度でも張り直しができることが最大の魅力であり、初めてで自身のない方にもおすすめです。また、剥がすときに糊が残る心配がないため、原状復帰が必要な賃貸物件にも適しています。

ただし、凹凸のある窓ガラスには貼り付けられないこと、室内が濡れないように配慮しなければならないといった注意点もあります。

ガラスシートはDIYで貼り付け可能?

ガラスシートはホームセンターなどで売られており、DIYで施工可能です。しかし、窓ガラスの形状や大きさによってはむずかしいケースもあるので、ポイントを押さえて行うのがおすすめです。

水貼りタイプの場合、フィルムに液体を吹き付けながら貼り付けますが、一人で「液の吹き付け」と「貼り付け」を同時に行うのは簡単ではありません。そこで、いったん窓全体に施工液を吹き付け、保護フィルムが表になるように仮置きします。

仮置きができたら、保護フィルムを剥がし、接着面に施工液を吹きかけます。その状態でガラスシートの両端を持ち、ひっくり返してガラスに貼りつけましょう。

この方法であれば、比較的簡単にDIYでガラスシートを貼り付けられます。

適したシート・きれいな貼り付けを期待するなら業者がおすすめ

ガラスシートは貼り付けるだけなので簡単に施工できるイメージがありますが、窓の形状や大きさによってはDIYで施工できないこともあります。

とくに、掃き出し窓やデザイン窓、凹凸加工の施されている窓などは難易度が高いので、気泡やホコリを入れずにきれいに貼りたいという場合は、専門の業者に依頼するのがおすすめです。

専門の業者なら、技術やノウハウを生かしてきれいに施工してくれるのはもちろん、悩みに合わせて最適なガラスシートを提案してもらえます。費用はかかりますが、満足度の高いリフォームになるでしょう。

まとめ

今回はガラスシートの特徴や選び方、DIYで貼り付ける方法などを解説しました。

ひとえにガラスシートといってもさまざまな種類があり、目隠し効果や機能、貼り付け方法などに違いがあります。目隠し効果を持たせたい場合、具体的にどれくらいの見え方にしたいのか、そのほかに求める機能はあるのかなどを明確にして製品選びを行うことが大切です。

また、ガラスシートはDIYでも施工可能ですが、きれいさや適したシート選びを重要視するなら専門の業者に依頼するのがおすすめです。

ぜひ今回の記事を参考に、最適なガラスシートを取り入れてみてください。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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