出窓をなくすリフォームは可能?リフォームの種類や費用相場などを解説!

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建物の壁よりも外に張り出した窓のことを「出窓」といい、デザイン性の高い住まいを演出できることが特徴です。

しかし、出窓はデザイン性が高い反面、結露しやすい、風切り音が発生しやすいなどのデメリットもあり、

「出窓をなくしたい」

「使い勝手のよい普通の窓に変更したい」

とリフォームを検討する方も少なくありません。

そこで今回は、出窓をリフォームする方法について解説していきます。リフォームにかかる費用相場や注意点なども解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

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出窓の必要性

出窓は海外テイストの住まいに採用されているケースが多く、おしゃれな印象の外観を演出できることに加え、観葉植物やオブジェを設置したり、室内に奥行きを出したりと内装面でも魅力のある窓です。

ただ、壁から窓が張り出しているという特殊な形状のため、結露しやすい、風切音が生じやすい、さらに室内の断熱性が低下しやすいなどのデメリットもあり、採用したもののリフォームで撤去したいと考える方も少なくありません。

出窓は必ずしも必要でないものの、魅力あるエクステリアであるため、デザイン性や機能性から採用を検討するのがよいでしょう。

出窓をリフォームするときの選択肢

出窓を不要だと感じてリフォームを検討している方もいるでしょう。その際のリフォームは、主に3つの選択肢があります。

出窓を普通に窓にする

出窓を普通の窓に変更するのが選択肢の一つです。

特殊な形状のため、張り出している外壁をカットし、空いた部分に新しいサッシと窓を取り付けるリフォームとなります。ただし、出窓の大きさによっては、希望の窓を採用できないケースもあるので、業者に現地調査をしてもらう必要があるでしょう。

出窓をなくして壁にする

窓ではなく壁に変更する選択肢もあります。

新たに壁を作る場合、工程が多くなるのでやや大がかりなリフォームとなる傾向にあります。出窓を削った部分に下地を作り、断熱材を入れてボードを塞ぎ、さらに内装と外装の処理をするといった工程が必要になります。

結露や掃除がストレスに感じている方にとっては、悩みが解消されるリフォームになるしょう。ただ、一部分だけ新たに壁を作ることになるので、既存の壁とやや風合いが違って見える可能性がある点は懸念点といえます。

出窓はそのままにしてリフォームする

結露しやすい、風切り音がしやすいといった点について悩んでいるものの、デザイン自体は気に入っているという場合は、撤去せずにリフォームするのがおすすめです。

たとえば、結露や寒さ対策をするなら、複層ガラスにして断熱性を高めたり、風切り音対策をするならシャッターや、最近では可動式ルーバー面格子を検討すると良いでしょう。施工可能かどうかは現場の状況にもよりますので専門業者としっかり打合せを行って下さい。

出窓を残した状態でリフォームする場合、リフォーム費用が抑えやすいのもメリットといえるでしょう。

出窓をリフォームするときにかかる費用相場

一口に「出窓リフォーム」といってもさまざまな方法があり、費用面が気になる方も多いでしょう。

ここでは、リフォームでかかる費用相場について解説します。

ただし、こちらで紹介する費用はあくまで目安であることに加え、別途足場代などがかかる点に注意してください。

出窓を普通に窓にする場合

出窓を撤去して普通の窓に変更する場合、以下のような工程が必要となります。

  1. 出窓撤去
  2. 新たに設置する窓をはめ込める大きさ分、壁を解体する
  3. 下地作成
  4. サッシの取り付け
  5. 窓の設置

新たに採用する窓の性能にもよりますが、おおよそ20~30万円程度が工事費用の相場です。

出窓をなくして壁にする場合

出窓を撤去し、壁に変更する場合の工程は以下の通りです。

  1. 出窓撤去
  2. 撤去した部分に下地作成
  3. 断熱材を入れてふさぐ
  4. 内装処理(クロスの貼り付けなど)
  5. 外装処理(外壁材の貼り付けなど)

壁に変更するのは手間がかかるため、やや大がかりなリフォームとなります。15~30万円が施工費用の相場といえるでしょう。

出窓はそのままにしてリフォームする場合

出窓のデザインを気に入っており、残したままリフォームしたいという方もいるでしょう。

その場合、内容によってかかる費用が変わります。たとえば、出窓を残したまま可動式ルーバー面格子を付けたり、内窓を設置したりする場合は8~15万円が相場となります。

撤去する工程が不要になるため、比較的費用が抑えやすいリフォームとなるのがメリットでしょう。

出窓をリフォームするときの注意点

出窓をリフォームする際の注意点について解説します。

一般的な窓の入れ替えリフォームよりもお金がかかる

出窓は一般的な窓とは異なり、壁から張り出した形状をしています。そのため、撤去が必要なリフォームは一般的な窓を交換するリフォームに撤去作業や外壁工事がプラスされて高額になりがちです。

大がかりで手間のかかるリフォームになる分、相場よりも費用が高くなりがちなのです。撤去せずにリフォームする選択肢もあるので、予算と解決したい悩みから最適な方法を選びましょう。

DIYできない

費用を抑えるために「自分で出窓を撤去できるのだろうか?」と考えている方もいるでしょう。

結論として、素人がDIYするのはむずかしいといえます。間違った手順で施工してしまい、家の状態を悪化させてしまう可能性もあるのでやめましょう。

ただ、出窓を残した状態でロールスクリーンをつけたり、パネルをつけたりするならDIYが可能であるものの、温度差で内部が結露しやすくなり、カビが生えてしまうこともあるので注意点しなければなりません。とにかく安く抑えたい場合は、簡易的にDIYが可能ですが、基本的には専門の業者に依頼するのがおすすめです。

まとめ

今回は出窓のリフォームについて解説しました。

出窓は住まいの内装・外装をおしゃれにするものですが、デメリットもあるので採用後にリフォームを検討されるケースも少なくありません。

その際、出窓をなくして一般的な窓にしたり、壁にしたりする方法や、あえて残したままシャッターを付けたり、二重サッシを設置したりするなどの選択肢があります。何に悩んでいるのか、さらに費用面などを加味して最適なリフォームを選択しましょう。

ぜひ今回の記事を参考に、暮らしの快適性を向上させる出窓のリフォームを検討してみてください。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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