窓にシャッターは必要なのか?窓シャッターの効果、メリットについて考えみました。

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台風シーズンになると雨戸の修理や窓シャッター取付の問合せが増加します。強風による飛来物から窓ガラスを守る事が大きな目的です。最近の新しい住宅では新築時に窓シャッターを設置する方も多い一方で「窓シャッターなんて必要?予算が随分跳ね上がるけど」この様な印象を持たれている方も一部いらっしゃる様です。限られた予算であれば、もっと素敵なキッチンや機能性の高いシステムバスに予算を割り振った方が良いのでは?だって1年に1~2度来るか来ないか分からない台風の為に窓に予算を割り振ってもコスパが悪いでしょ!

ごもっともです。

しかし、現代の窓シャッターは台風だけにフォーカスを当てた商品ではなくなってきています。本日は窓シャッターの必要性とその効果、メリットについて考えて見ました。窓シャッター設置について迷ってらっしゃる方にご一読頂きたい内容となっています。

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窓シャッターは必要なのか?

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窓シャッターを取付けするには数十万円の予算が必要です。例えば掃き出し窓(テラス窓)タイプの窓シャッターは20万円を超える価格帯です。商品を値引きしてもらって購入出来ても工事費など別途必要となる為、20~30万円は当たり前に費用がかかってきます。1つの窓で用が足りるはずもないので3窓4窓とシャッターを取付けたい窓を検討して行くと60万円、80万円、100万円を超えるかもしれません。かなりお高い買い物になって行きますね。

その様な商品を本当に取り付ける必要があるのか疑問に思いますね。窓シャッターが必要と思われる方は費用対効果の面と危機管理の面で考えられる傾向の様です。

費用対効果の面

費用対効果とは費やしたコストに対して得た利益がどうなのか?この様な考え方です。この場合、比較対象となるのは、窓シャッター以外に窓に防災対策を施そうと考えているケースです。その別の窓対策と比較して費用対効果はどちらの方が良いのか検討する事になります。例えば飛散防止の為、網入りガラスに交換したり、シャッターではなく雨戸を設置する場合など、どちらが費用対効果が良いのか考える事になります。

危機管理の面

危機管理とはトラブルが発生した場合、そのトラブルをいかに最小限に抑えて、その危機から回復、脱出を速やかに行う為の事前の計画となります。

危機管理とは、台風や強風の影響で窓ガラスが割れる事を予測し、事前にそうならない為の準備を行う事も含まれます。また台風以外のケースでも泥棒が侵入する時に窓ガラスを割る事や窓シャッターを閉める事で防音効果が生まれ、騒音トラブルを未然に防ぐ事も危機管理の1つとも言えるでしょう。

窓シャッターの効果

窓シャッターを取付けた方が良いのか?大金を出してまで取付する必要はないのか?窓シャッターの効果を再度確認する事も重要でしょう。

防災効果

まず窓シャッターの使用目的としてもっともポピュラーな活用方法は防災商品としての用途です。窓ガラスを飛来物から守る目的、風圧でガラスを割れない様にガードする目的で使用されます。強風で窓ガラスが”ガタガタ””ガタガタ”と大きな音をたてる時の恐怖は味わった事のある人しかわからない独特の物です。ガラスの破片が飛び散って大怪我をする可能性もあります。窓ガラスが割れて雨風がモロに室内を吹き荒れている状況はまさにカオスです。

防犯効果

泥棒は窓ガラスを破って侵入するケースが非常に多いです。窓にシャッターを取付けする事でガラスを割って宅内に侵入されるリスクを格段に減少させる事が出来ます。自動タイプの窓シャッターを取付けすればリモコン1つでシャッターの開閉が可能となりますので就寝前でも簡単に防犯対策を行い事が出来ます。窓を開けてシャッターを閉めて、また窓を閉める。手動シャッターではこの作業を朝と夜に行わないといけないので面倒で続かない人も自動タイプの窓シャッターであればストレスフリーで日課となるはずです。

防音効果

窓の外側に障壁がありますので室内からの音漏れや外部からの音の侵入に対して一定の防音効果が期待できます。音の伝わりは振動です。障壁が多いほど振動の伝わりは軽減されます。道路沿いの住宅や賑やかな地域にお住いの方は防災・防犯以外の効果も期待できます。

断熱効果

断熱性を高める効果も期待できます。窓シャッターで大々的に”断熱効果あり”と謳っている広告を私の記憶では見た事がありませんが、窓のシャッターを閉める事により室内の暖まった空気を外に逃がすのを防いでくれたり、夏日の日差しをシャットアウトしてくれる事は想像に難くないです。そういった意味で一定の断熱効果が期待できると思われます。

窓シャッターのメリット

窓シャッターには前述した効果とは別に下記の様なメリットもあります。

・ストリットタイプのシャッター

外部からの視界を遮りつつも空気や外の明かりを取り込む事が出来ます。シャッターに通気孔があいている仕様です。

・ブラインドタイプのシャッター

シャッターを下ろしていても羽の角度を調整する事で明かりの取り込み具合や通風の調整が可能なシャッターです。防犯性を担保しながら心地よい風を室内に取り込む事が出来ます。

窓シャッターのメリットとして防災にばかり目がいきがちですが、現在の窓シャッターは進化をしており防災以外の付加価値が大変なメリットを生んでいます。自動タイプの窓シャッターの普及でシャッターの使用がかなり楽に行えるようになりました。高齢者や女性の方、お子さんでもテレビリモコンの操作を行う様にシャッターの開閉が可能です。機種によってはスマートフォンをリモコン代わりに使える商品まであります。

まとめ

窓シャッターを防災だけの為に設置するという考えはもはや古い考えになりつつあるのではないでしょうか?キッチンを最新のものにする様に、浴室を快適にリラックス空間として使える様に、それと同列で窓シャッターを高機能な商品にすれば生活に大変便利、大変安心な住空間を実現する最も費用対効果の高い商品として捉える事が出来ます。窓シャッターが必要かどうか、もう一度、再検討してみてはいかがでしょうか。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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