お風呂のドアに入っているガラスやアクリル板が割れてしまって困っている方向けの記事となります。割れてしまったのがガラスなのか樹脂のアクリル板なのかよっても大きく対応が異なってきます。浴室は床が水に濡れて滑りやすくなっているので以外にガラス割れのトラブルが多いのは確かです。衣類を脱いでいると大けがの元にもなりかねません。割れたガラスの処分にも注意が必要となってきます。この辺りも含めて記事を構成しています。
それではどうぞ。
福岡市東区のガラス屋。窓ガラス修理交換、サッシ修理交換、浴室ドア交換、アクリル板交換、玄関ドアリフォーム、勝手口ドア交換修理、網戸作製(網戸修理・張替え)窓とドアの事なら窓店へ!
お風呂のドアガラスは”ガラス”なのか”樹脂のアクリル”なのか?

割れてしまったドアの一部の素材がガラスなのかアクリル板なのかを知る事で応急処置方法も変わって来ます。まずはガラスかアクリル板かをハッキリさせておきましょう。
ガラスが割れてしまった時は鋭利な刃物の様な感じで先端が尖った様に割れてしまいます。うかつに触ると怪我をします。
一方アクリル板は怪我をする可能性はあまりありません。割れ方もプラスチックが割れた感じです。

上の写真は実際に浴室ドアのアクリル板割れです。この様なイメージで割れてしまうのがアクリル板となります。
お風呂のドアガラスが割れた時の応急処置

まずは、ガラス屋さんに電話をしてガラス交換を依頼しましょう。すぐに修理に来てくれるのであれば「割れたガラスは処分して頂けますか?割れたままにしておいて大丈夫ですか?」と確認しましょう。すぐに対応可能で特に割れたままでガラス屋さんが問題ないと言う場合は、そのまま近づかない様にして到着を待ちましょう。
すぐには来れない、またはガラスの処分はお客様でお願いします。この様な条件であれば、こちら側で対応する必要があります。
割れたガラスを処分するアイテム
割れたガラスを事前に綺麗にする為のアイテムは下記の通りです。
・バケツ
・各自治体のゴミ出し方法の手引き
・ゴミ袋(ゴミ出しに対応できるもの)
・手袋(軍手)
・掃除機
・スリッパ
・長袖・長ズボン
ガラスを触る場合は、皮膚を出さない様に気を付けて下さい。長袖・長ズボンに軍手など厚手の手袋をして処分にあたります。
手に取れる大きなガラスはそのままガラス処分ができる自治体のゴミ袋に入れます。バケツにゴミ袋をセットしておくと作業がしやすいです。あらかたガラスをとった後は掃除機で吸い取ります。浴室側は最後に水で床を綺麗に洗い流した方がよいです。
割れたガラス部分の養生
当日ガラス屋さんが来れない場合は、ドアに穴があいている状態ではお風呂にも入れませんので、しっかり養生をしておく必要があります。養生方法は”水回り”と言う事で防水も意識した方法で行うべきでしょう。
ガラスの回りは、サッシか木製の素材となっていると思われます。割れたガラスの範囲を全て覆える大きさのビニールを用意します。簡単に済ませるのであれば、そのビニールをガラス回りのサッシ(木枠)にあてて養生テープで貼り付ければ完了です。2~3日であれば十分もつと思われます。出来れば両面からビニールを当てておく事をお勧めします。
しっかり養生をするのであれば、ビニールの中に適寸な段ボールを入れて、段ボールで補強されたビニールを両面から当てればかなりしっかり養生がされると思います。またはホームセンターに”プラダン”(プラスチック製段ボール)が販売されているので、それを当てるのもよいかと思います。
お風呂のドアアクリル板が割れた時の応急処置

アクリル板が割れてしまった時「ん?ガラスが割れたらガラス屋さんに修理を依頼するけど、アクリル板ってどこに修理を依頼すれば良いの?」この様な考えが頭をよぎる方もいらっしゃると思います。
”するどい”ですね!
そう、アクリル板が割れてしまったら、どこに連絡をするか?2つの連絡先をお教えします。
浴室ドアの製造メーカー
1つめの連絡先は浴室ドアの製造メーカーです。浴室の上の方にステッカーが貼っていますので、浴室ドアのメーカー名や品番が記載されています。

上記写真の様な感じのステッカーです。写真に一番左に「LIXIL」とあります。これがメーカー名、LIXIL製の浴室ドアという事です。その右が品番で、修理受付の電話番号も親切に記載されています。ここに電話して、「浴室の樹脂アクリル板が割れたので交換して欲しい」と連絡して見ましょう。
もしかしたら「樹脂のアクリル板のみの交換は出来ません。ドア一式(全体)の取替であれば受付できます」この様に案内されるかもしれません。メーカーはドア全体を交換する事は出来ますが、アクリル板のみを交換する事には消極的です。
ガラス屋、サッシ屋に連絡
ガラス屋さんやサッシ屋さんでアクリル交換を行っています。行っていない所もありますので、電話で問い合わせを行って、「浴室ドアのアクリル板が割れたので”アクリル板の交換”は可能ですか?」と問い合わせして確認しましょう。業者によってはメーカー対応と同じように浴室ドア全体の交換は出来ても割れたアクリル板のみの交換に対応していない事もあります。
浴室ドア交換とアクリル板のみの交換費用
予算に余裕があれば浴室ドアを全て交換する事も検討の余地があると思います。
費用は部材代や交換費用も含めて50,000円~70,000万円程度が相場です。
アクリル板のみの交換が出来ればこちらも、部材代交換費用含めて18,000円~30,000円が相場です。
割れたアクリル板の養生
アクリル板はそこまで細かく飛び散る事もありません。また怪我をする事も殆どありませんのでガラスの応急処置の様に、色々な装備は不要です。割れたアクリル板を拾って、穴が開いた所に、ビニールをあてて貼り付ければ養生完了です。
まとめ
本日は、浴室のドアが割れた時に、割れたものの素材(ガラスかアクリル板)によって異なってくる養生方法や業者への連絡方法などについて詳しく解説しました。
養生なくそのままでお風呂を使用すると、湿気が脱衣所に充満し、それを繰り返すとクロスのカビや、床の劣化を早める原因にもなりかねません。養生をして湿気を脱衣所に逃がさない事はもちろん、出来るだけ早めに修理をする事が住宅を長持ちさせつコツです。