台風に強い窓ガラス対策を解説します!ガラスの強化や後付け窓シャッター。

ガラス修理

地域によっては毎年の様に訪れる”台風”。頻繁に台風がくるエリアであればそれなりに備えも対策もされていると思います。一方数年に一度の頻度で台風がくるエリアは意外に何も防災対策をされていない方も多いのが実情です。台風が通り過ぎる時に一番心配になるのは窓ガラス。物が飛んで来てガラスが割れてしまったり風圧でガラス板が割れる事も考えられます。

本日は、台風が来る前に対策をしておくべき窓ガラスの強化方法についての記事になります。

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コストが安い窓の強化方法

窓ガラスについて台風対策を行う際に一番気になるのが”コスト”です。お金をかければもちろん頑丈な対策はできるかもしれませんが、なるべくお金をかけづに防災対策を行いたいかたも多くいらっしゃいます。台風前にガラスにガムテープを貼りつける程度では防災対策としては心許ないですね。

極力コストをかけずに窓ガラスを強化するには、べニヤ板を張り付ける方法が有効です。昔ながらの方法ではありますが、べニヤ板はホームセンターなどで購入する事ができ、1枚(900mm×1800mm程度、厚み3mm)の費用は1,000円前後が一般的な価格です。木枠の窓であればべニヤを釘やネジで打ち付ける事も可能ですがサッシ窓であれば両面テープかシリコンで接着する方法となります。台風前はべニヤ板やガムテープ関係の商品が品薄になる可能性が高いので予めストックしておくと良いでしょう。

窓ガラス交換を行った窓の強化方法

べニヤ板を窓枠に打ち付けたり、両面テープやシリコンでべニア板を張り付けると”傷”が付いたり、接着の跡が残る懸念があります。作業も大変なので多少コストがかかってもガラスそのものを強化したい方は”合わせガラス”と言う窓ガラスをお勧めします。防犯ガラスとしても使用される合わせガラスは、ガラスとガラスの間に特殊フィルムが入っていてガラスが貫通する事が無いように設計されています。台風でのガラス割れを想像すると物が飛んで来て窓ガラスが割れるケースが最も多いようです。その様な時は万が一ガラスが割れてしまっても特殊フォルムがガラスの飛散防止をしてくれるので雨風が室内に入って来るのを防ぐ効果があります。

強化ガラスの方が良いのでは?

もちろん強化ガラスは強度が高いガラスです。ただ、台風対策としてのガラスと考えた時に1つ大きな欠点があります。先端の尖ったものに弱いと言う弱点です。ガラス面で衝撃や風圧を受ける事は強いですが、万が一先端の尖った物が強化ガラスに刺さる様に当たると、恐らく一瞬でガラス面全てが粉々になります。台風の最中ガラスが無い状況です。想像するだけでも恐ろしい事態となります。強化ガラスを検討するのであればガラスフィルムも一緒に張り付ける事をお勧めします。

網入りガラスはダメですか?

網入りガラスは飛散防止の為に網が入っていますので、台風時のガラスとしてはお勧めです。通常、網入りガラスは建築基準法で定められた「防火地域」「準防火地域」で使用される事が多いガラスです。またマンションなどでは飛散防止の目的もあり多く採用されています。ただ、網入りガラスのリスクとして”熱割れ”と言われる現象があり、気温の状態のよってガラスに入っているワイヤーが膨張し衝撃を加える事無くガラスにヒビが入ってしまう可能性があるのです。平常時の事も考えるとやはり”合わせガラス”が一番おススメです。平常時には防犯ガラスとしても安心できますので。

※網入りガラスや強化ガラスに関しては「網入りガラス、強化ガラスの違いは何?強化ガラスは割れない?」でも解説していますので参考にしてみて下さい。

台風対策は”後付け窓シャッター”がお勧め

戸建て住宅にお住まいであれば、窓ガラス台風対策と言えば後付け窓シャッターをお勧めします。近年は雨戸よりも窓シャッターが人気商品です。リモコン1つでシャッターの上げ下げが出来るのでご年配の方でも簡単に台風対策が可能で、日ごろは防犯対策としても活躍します。後付けの窓シャッターは僅かなスペースでも取付が可能となっており雨戸が設置出来ないご住宅でも工事可能です。

台風時はシャッターを下ろしておくだけで窓ガラスが割れる心配もありませんし、物が飛んできても全く問題ありません。(もしも窓シャッターがヘコンだり壊れた場合は火災保険で修理可能です)

まとめ

本日は、台風に強い窓ガラスの対策という事で、べニヤ取付からガラス交換、窓シャッターの設置について記述しました。分譲マンションにお住いの方は、機能性ガラスに交換する場合、管理組合に承認を得なくてはならない事もあるので事前に相談をすると良いでしょう。賃貸物件にお住いの方は管理会社かオーナーに確認の上対策を行う必要がありますがガラス交換などは行ってくれない可能性が高いのでべニヤ張り付けについて相談されると良いと思います。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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