プラスチック障子紙について、このような悩みはありませんか?
「プラスチック障子紙ってどんな障子紙なの?」
「障子が破れやすくて困っている」
「プラスチック障子紙にしたいけど、欠点を知っておきたい」
今までは障子に使用される障子紙は「和紙」が定番でしたが、最近は「プラスチック」の障子紙が人気を集めているのです。
とはいえ、和紙にはない欠点も存在するため、長所と欠点を両方知っておくことが大切になります。
本記事では、プラスチック障子紙の長所や欠点などについて詳しく解説します。
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プラスチック障子紙とは?
プラスチック障子紙とは、その名の通りプラスティックで作られた障子紙を指します。
一般的な障子紙は和紙から作られていますが、破れやすかったり、水拭きできなかったりと、さまざまなデメリットがあるのも事実です。
そんな和紙製の障子紙のデメリットを解消する製品として人気を集めています。
プラスチック障子紙の長所・メリット
プラスチック障子紙の長所・メリットは以下の通りです。
- 耐久性に優れている
- 汚れに強く掃除しやすい
- 日焼けによって黄ばむことがない
- 気密性に優れている
- 張り替えの頻度が少なく済む
- カラーバリエーションが豊富に用意されている
それぞれの長所・メリットについて、以下で詳しく解説します。
1.耐久性に優れている
プラスチック障子紙の最大の長所とも言える部分は、和紙に比べて耐久性に優れているということです。
和紙よりプラスチックのほうが引っ掻きキズや衝撃にも強いため、子どもがいるご家庭やペットと一緒に住んでいるご家庭であっても安心して障子を使用することができます。
2.汚れに強く掃除しやすい
プラスチック障子紙は汚れが付きにくく、掃除しやすいという長所もあります。
和紙製の障子紙は汚れを染み込みやすく、水拭きすることができないため、一度汚れてしまうと張り替えする必要がありますが、プラスチック障子紙は水拭きのお手入れが可能ですので、汚れてしまっても心配ありません。
3.日焼けによって黄ばむことがない
障子は窓際に設置されていることも多いですが、太陽光に当たり続けると和紙は黄ばんでしまいます。
黄ばんでしまうと汚らしいイメージを与えてしまいますし、部屋の景観も損なってしまうでしょう。
しかし、プラスチックは太陽光によって黄ばむという性質を持っていないため、黄ばみを心配することなく使い続けることができるのです。
4.気密性に優れている
プラスチック障子紙は和紙製に比べて気密性に優れているため、冷暖房の効き目を阻害することなく使用することができます。
エアコンをよく使用する部屋に障子があると、エアコンの効き目が悪く感じることも多いですが、プラスチック障子紙であればそのようなトラブルを避けることができるのです。
5.張り替えの頻度が少なく済む
ここまでお伝えしたとおり、プラスチック障子紙は耐久性にも優れておりお手入れも簡単ですので、張り替えの頻度が少なく済みます。
障子の張り替えはかなり面倒ですが、破れてしまったり汚れてしまった障子をそのままにしておくのは気が引けますよね。
しかし、プラスチック障子紙であれば交換頻度が少なく済むため、面倒な作業も減るのです。
6.カラーバリエーションが豊富に用意されている
和紙製の障子紙に比べるとプラスチック障子紙のほうがカラーバリエーションに富んでいるという特徴があります。
和紙においてもカラーバリエーションはさまざまですが、プラスチック障子紙に使用されるポリエステルフィルムはさまざまなカラーを表現することができるのです。
楽天市場で販売されているプラスチック障子紙では、以下のようなカラーバリエーションを誇るプラスチック障子紙もありますので、気になる方はチェックしてみるといいでしょう。
- 桃花色(ももいろ)
- 藤色(ふじいろ)
- 薄浅葱(うすあさぎ)
- 紺青(こんじょう)
- 若葉色(わかばいろ)
- 深緑(ふかみどり)
- 黄水仙(きすいせん)
- 橙色(だいだいいろ)
- 唐茶(からちゃ)
- 茜色(あかねいろ)
- 浅葱鼠(あさぎねず)
- 消炭色(けしずみいろ)
- 桃花色(ももいろ)
- 藤色(ふじいろ)
- 薄浅葱(うすあさぎ)
- 紺青(こんじょう)
- 若葉色(わかばいろ)
- 深緑(ふかみどり)
- 黄水仙(きすいせん)
- 橙色(だいだいいろ)
- 唐茶(からちゃ)
- 茜色(あかねいろ)
- 浅葱鼠(あさぎねず)
- 消炭色(けしずみいろ)
このように、プラスチック障子紙はさまざまなカラー展開がされているため、好みの色の障子紙を使いたいという方は要チェックです。
プラスチック障子紙の欠点・デメリット
プラスチック障子紙の欠点・デメリットは以下の通りです。
- 和紙よりも価格が高い傾向にある
- 和紙の素材感を楽しめない場合がある
- 和紙に比べて若干剥がれやすい
- 通気性が悪い
それぞれの欠点・デメリットについて、以下で詳しく解説します。
和紙よりも価格が高い傾向にある
プラスチック障子紙は和紙よりも若干ではあるものの、価格が高い傾向にあります。
例えば、DAISOでは360cm ×94cm ×0.0093cmのサイズの障子紙が300円(税込330円)で販売されていますが、DAISOおよびセリアやキャンドゥなどの100均ではプラスチック障子紙の取り扱いはありません。
プラスチック障子紙は安くても障子1枚あたり700円くらいから販売されているため、できる限り安く抑えたいという方にプラスチック障子紙は向いていないこともあります。
とはいえ、プラスチック障子紙の耐久性を考えると、決してコスパが悪い商品ではないことが分かるでしょう。
和紙の素材感を楽しめない場合がある
プラスチック障子紙には和紙のような伝統的な素材感がありません。
そのため、和紙の素材感を楽しみたい方にはプラスチック障子紙は向いていないでしょう。
ただし、プラスチック障子紙のなかには一部わしが使用されている商品や、和紙のような見た目に作られている商品もあるため、どのくらい和紙の素材感を楽しみたいのかによって選ぶことがおすすめです。
和紙に比べて若干剥がれやすい
プラスチック障子紙は和紙に比べて、若干剥がれやすいという特徴があります。
また、障子に結露が付いてしまうと、さらにプラスチック障子紙は剥がれやすくなります。
通気性が悪い
プラスチック障子紙は和紙に比べると通気性が悪いという特徴があるため、窓と障子の間に湿気が溜まりやすくなってしまいます。
一方で和紙は湿気を吸収する特性があるため、窓と障子の間に湿気が溜まりにくくなるのです。
そのため、プラスチック障子紙を使用する場合、湿気の多い時期は窓と障子の間にカビが生えないことや、結露が発生しないように気を付けることと、こまめな掃除が必要になります。
まとめ
本記事では、プラスチック障子紙の長所や欠点などについて詳しく解説しました。
プラスチック障子紙は機能的に便利な部分も多いですが、価格が高いことや伝統的な素材感を楽しめないなどの欠点も存在します。
機能性が高いことから人気を集めているプラスチック障子紙ですが、選ぶときはしっかりと和紙製の障子紙を比べると後悔せずに選ぶことができるでしょう。
ぜひ本記事を参考にしてプラスチック障子紙の長所と欠点をチェックしてみてください。