福岡市中央区で浴室のアクリル板を交換して欲しいと言うご依頼が入りました。
お客様のお話を詳しく伺うと「子供がお風呂場で転倒して浴室のアクリル板が割れてしまった。親戚のおじさんに相談した所(親戚のおじさんは大工さんの様です)ネットでアクリル板が売っているのでサイズを測って購入したら自分が取り付けてあげる。といわれたので、ネットで2mmのアクリル板を購入して、おじさんに修理に来てもらう様にお願いし修理に取り掛かってもらった。浴室の折戸を一旦ばらすと元に戻せなくなり『サッシ屋さんに修理をしてもらった方が良い』と言われた」現在は浴室の折戸が放置された状態でお風呂に入る時に困るのでなるべく早く修理をして欲しい!
と言うご相談でした。
福岡市中央区の浴室アクリル板と浴室折戸の交換はお任せ下さい!
中央区の現場にお伺いしてみると、マンションなのですが玄関前に浴室折戸が出されていました。インターフォンを押して中から奥様が出て来て下さいました。
「これなんですよ~」と奥様。
「ですね~」と私。
サッシは分解されていて小傷も結構目立ちます。「大工さん、諦められたんですかね~」とお聞きすると。
奥様「旦那の方の親戚なんですよ。私は本当は最初っからサッシ屋さんを呼ぼうって言ったんですけど、主人が一度おじさんに聞いてみようって言ったものだから。大工さんっていってもサッシの仕事はした事ないとか最後には言いだして、、、」
「元に戻せますか?」
私「はい。もちろん。大丈夫ですよ!」
アクリル板の厚みが違う。
早速組み立てをしようと作業台を出して、作業に取り掛かりました。
お客様から新品のアクリル板を渡されました。通常、当社は材工での作業でないとご対応は難しいのですが、せっかく購入されたアクリル板。お客様からどうしてもこのアクリル板を使用して下さい!と何度もお願いされ「そうですか、わかりました」と作業を進めて行くのですが、アクリル板の厚みが2mmと言う事が判明。
既設のアクリル板は3mmでしたので少々ブカブカになってしまいます。解決策はある事はありますがお客様のご予算内で作業を行わなければなりません。
実に難しい状況になって参りました。
コーキング作業も合わせて18,000円でご納得。
基本的に材工にお仕事をさせて頂く今回の作業代金は23,000円です。ただし、特別に材料はお客様支給でご対応なので工賃のみ15,000円でどうにかご納得頂けました。しかし、さらに通常の施工では、アクリル板の厚みが異なるのでブカブカになると判明。
アクリル板を無駄にしない為にはこの2mmの材料を使用してキッチリ納めなくてはなりません。こんなケースで行う工事はコーキングによる施工です。
お客様のアクリル板は現在ビート(ゴム)で収まっていますがその部分をコーキングに変更する事により、隙間をしっかり埋めて、ガチっと固定する事が出来ます。
コーキングは充填した際には”べたべたと”と手や衣類などに付くためしばらく触る事が出来ません。表面は数時間である程度乾燥しますので入浴時間までには間に合いそうですが、直接さわったり湯水をかけるとコーキング施工の表面が汚くなるので「くれぐれもその様な事が無いように」とお願いし施工を完了しました。
コーキングの手直し作業
翌日、中央区のお客様より再度ご連絡を頂きました。「昨日工事をして頂いた浴室アクリルの事ですけど、すみません。子供が”触ってがダメ”っていった縁の部分を触ってしまって、なんだか”びよッ”ってはみ出しているんですけど・・・手直しできませんか?」
お~なんと言うこと・・・。「わかりました。一度伺ってみます」と再度ご訪問させて頂きました。
状況を確認すると確かに手で触った様な跡が・・。この様な時の手直し方法はそのまま上からコーキングを塗るのではなく、一旦汚くなっている部分とその周辺をカッターで切り取り、再度コーキングを充填して行きます。多少は跡が残りますが、全然気にならない程度まで修復しました。「ごめんなさ~い。助かりました。今度は絶対に触らない様に息子がお風呂に入る時は見張っておきます!」とおっしゃってました。
まとめ
本日は中央区で行った浴室折戸のアクリル板交換工事の現場を記事にしました。手直し完了からお電話がありませんので、今度は大丈夫だったようです。コーキングは24時間も時間が経過すれば触っても大丈夫なぐらいまで乾きますのでもう手直しをする事はないと思います。ご利用ありがとうございました。