木製サッシからアルミサッシへの交換を行いました!【費用相場や施工内容を掲載】

サッシ修理

木製サッシは隙間風が入ってきたり、風が強い日は”カタカタ”と耳障りな音を発生させる事もあります。気密性は悪く、もう30年や40年くらいは使用されていると言う印象です。今回は2階で使用されている年季の入った木製サッシをアルミサッシに交換した現場の施工実例と共に、木製からアルミへのサッシ交換について解説して行きたいと思います。費用と施工内容が気になる方は是非ご一読頂ければと思います。

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木製サッシからアルミサッシへの取替費用はいくらぐらい?

木製サッシをアルミサッシに交換する場合の費用相場グラフ

木製サッシからアルミサッシへ取替える時の費用について、当社が行う工事も含め参考となる価格帯を棒グラフで掲載しています。

今回当社が行った、木製からアルミへのサッシ交換費用は、単板ガラスの窓(テラスタイプ)で19万円でした。グラフで確認すると全体の17%部分に該当する価格帯の工事という事ですね。

小窓~中窓で行う交換費用で5万円~15万円程度。リビングのテラス窓タイプでは15万円~25万円という交換費用のイメージです。テラスタイプの交換費用が最も割合の多いボリュームゾーンとなります。また、25万円を超えて来る工事は、単板ガラスでは無く、機能性を重視したペアガラスや樹脂複合サッシである事が多いと思われます。

木製サッシからアルミサッシへの施工実例

【今回取替えた木製サッシの写真です】

木製サッシ交換(施工前)

赤四角で囲んだ部分の木製サッシを取替えました。木製サッシはガラスが入っている枠も木製でガラスと枠の押さえが全く無いものが大半です。この押さえ部分は遊び(余裕)がありますので冒頭でお伝えした様に、隙間風やガタツキの原因になります。

【障子部分を取り外し、額縁(開口部分)だけの状態にしました】

額縁に引き戸のレールなどありましたが、雨戸も含めて不要なものは全て取外しました。事前に採寸を行っていますので、ピッタリ合うサッシを2階まで運搬して取付けて行きます。額縁の倒れや傾きも見ながら丁寧にサッシ枠を取付けて行きます。

木製サッシの取替の際は、建物の年数が経っているので窓枠に傾きが生じている事も少なくありません。その様な時にはスペーサーを噛ませるなどして水平、垂直のレベルをしっかり見て行きます。この部分を疎かにすると最終的に納まりが悪くなり極端に言えば窓が傾いて取付されます。新築の時はそれ程気にする事も無く取付出来ますが、窓リフォームでは特に丁寧にチェックする工程となります。

【施工中】

先程の障子を外した状態を2階の室内側から撮影しました。

【施工完了】

木製サッシからアルミサッシへの取替完了

最終的にサッシ交換が完了した写真です。木製の窓からアルミの窓にサッシ交換が完了しました。

木製サッシをアルミサッシに取替える事のメリット

木製サッシからアルミサッシへ取替える事のメリットについて考えて見たいと思います。ちなみにデメリットも考えようかと思ったのですが、”デメリットは費用がかかる”この点以外に思い浮かびませんでしたので、ここではメリットのみ考えたいと思います。

隙間風がなくなる

木製サッシには多くの隙間が発生している場合が非常に多いです。特に冬場の寒い時期には隙間風で室内が暖まらないと内窓を検討される方もいらっしゃいます。もちろん内窓を設置する事で隙間風対策を行えますが、そもそもの原因である木製サッシを取替える事でも改善が見込めます。

窓の異音がなくなる

木製サッシには隙間や遊び(余裕)が多いので、風の抜ける異音が聞こえたり、風の振動で戸がカタカタと気になる音を発する事があります。アルミサッシの窓は気密保持の為にゴムパッキンが組み込まれていますので木製サッシと比べると格段に異音対策がされた窓になります。

遮熱・断熱効果の向上

アルミサッシへ交換する事で、サッシそのものの気密性能は高まります。さらにこのタイミングで、設置するガラスをペアガラスやLow-eガラスなど高機能ガラスに変更する事により、より一層の断熱性能が期待できます。

美観が良くなる

使い古した木製サッシは紫外線に晒され、雨風に耐えながら今を迎えています。塗装は剥がれひび割れしている窓も多くどうしても古めかしい見た目となります。アルミサッシに交換すると、住宅がリフレッシュされた印象となり美観も良くなります。

操作性が良くなる

古い木製引き戸の多くは、開閉がままならない状態という事も少なくありません。レールや戸車の劣化もそうですが、部材が取付けられている木製部分も安定していないので、操作性が不安定にならざるを得ません。アルミサッシに交換する事で操作性は格段に良くなります。

防犯性能向上

引違い窓には、窓と窓を動かなくする鍵の他に、窓を上に上げて取外し出来ない様にする”外れ止め”と言われる部品が正常に機能する事でさらに防犯性能を高めます。アルミサッシには標準で”外れ止め”が取付けられていますが、木製サッシには、そもそも外れ止めが取付けられていない。または、経年劣化で朽ちていつのまにか無くなっている事が殆どです。アルミサッシに交換する事は、防犯性能を高める上でもメリットがあると言えます。

まとめ

本日は、木製サッシをアルミサッシに交換した施工実例をもとに、交換費用やアルミサッシに取替えるメリットについて解説しました。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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