クローゼットが壊れた!折戸の修理方法と概算費用

施工実績(ドア)

クローゼットが壊れた!とご相談がありました。折戸タイプの扉が取付けられており、その折戸が壊れているご様子です。実際にお伺いしてみると確かに折戸の丁番部分が破損しており案内ランナーも取替が必要な状況でした。今回はクローゼットが壊れた現場にお伺いした施工写真を掲載しています。

また、クローゼットの折戸修理に関する修理金額の目安もやDIY修理についてもお伝えしています。ご興味のある方は読み進めて行って下さいね。

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クローゼット折戸の壊れやすい箇所

クローゼットの扉故障の原因は丁番やライナーによる事が多いです。

こちらは今回の現場写真です。折戸の折れる部分が丁番によって連結されていますがこの部分の破損や不具合によりクローゼット扉が上手く開閉出来なくなります。もう1つ壊れやすい部分として案内ライナーやライナー、ガイドローラーと言われる部分も経年劣化の為に故障を起こしやすい箇所となります。

こちらも今回交換しましたので写真を掲載します。手に持っている写真右側が新しいライナーで左側が古いライナーです。滑りが悪くなっており取替が必要でした。ライナーは樹脂部分が破損したり、滑りが悪くなりレール部分を削る様になるようなトラブルを起こします。

丁番にしてもライナーにしても10年~15年使用するといつ故障がきても不思議ではないです。消耗品だと言う感覚でご理解頂ければと思います。

クローゼット折戸の修理方法と費用

まずは、どの部分が影響してクローゼット折戸が上手く動かないのか細かく調査する事が大切です。不具合を発生している箇所が判断できれば次にその部品が入手可能なのか検討する作業となります。今回は丁番とライナーの不具合と判明しましたので代替品を探して注文しました。

現場のクローゼット扉は、一番下の丁番と真中の丁番二箇所がダメになっておりグラグラでガバガバの状態でした。丁番を2つ仕入れて取り替え作業を行いました。またライナーの滑りが著しく悪く折戸の開閉をする時に引っ掛かった感じで無理やり滑らせている状態です。レールを削る様な感覚でしたので。こちらも取替が必要です。

クローゼット扉丁番の交換費用

丁番の部品代はそれ程高くありませんが、工賃や諸経費をいれるとやはりそれなりの費用になります。もっとも業者によって開きはあると思いますが、相場としては12,000円~25,000円程度となります。

その状況により折戸を取り外して行う事も、建て付けた状態で行う事もあります。工具は主にプラスドライバー1つで修理できますので、最も簡単に作業が済むのであれば10~15分もあれば完了します。扉を外しての修理になれば30~60分程度かかる事もあります。

クローゼット扉ライナーの交換費用

ライナー交換の費用は8,000円~20,000円程度です。この部品単体のみ交換を行うのであれば2万円に近い見積りを出す業者もいると思います。しかし丁番交換と同時に行う等、ライナー単体での作業でなければ8,000円以下に調整してくれる業者も多いと思います。

クローゼット折戸はDIYで修理可能?

クローゼット折戸の修理はDIYでも可能です。丁番もドライバー1つで交換可能ですし、ライナーの交換難しくありません。部品を探すのにちょっと苦労する事もありますが(業者としてはこの部分のノウハウも料金に入ると考えます。)物さえ揃えばDIY経験者なら比較的簡単に取替可能だと思われます。

ただ、以前お伺いしたお客様でクローゼット扉をDIY修理(丁番交換)していたが出来なくなったので代わりに修理をお願いしたいとご依頼された事があります。こちらのお客様は丁番の取付けネジ穴を広げてしまわれて定位置での取付が難しく丁番の位置替えを必要としていました。丁番の位置替えもお客様自身で何度か試された形跡はありましたがどれも上手くいかず断念された様でした。

この様にイレギュラーな状況になると素人の方では傷口を広げてしまうという事もあります。自分でやってみて無理そうだと感じたら早めに専門業者と交代する方が得策です。

クローゼット折戸を永く持たせるコツ

使用頻度にもよりますが、10年から15年程度しようするといつ故障が発生してもおかしくありません。このクローゼット扉を長持ちさせるコツは丁寧に扱う事です。クローゼットは木製建具で使用されている部品もそれ程衝撃に強くありません。建具(木製)に直接ビスが打ち込まれていたり部品を取付けるのため加工が施されています。やはり扱いが乱暴だと痛みも早くなります。丁寧に使用すれば20~30年と寿命を延ばす事も出来ますのでご留意下さい。

まとめ

本日はクローゼット折戸の修理実績を交えて修理方法や費用の相場感について説明させて頂きました。以前は収納部分の扉は引き戸やドアタイプの商品が多く使用されていましたがここ最近では折戸が主流です。修理が発生した場合は自分で修理するか業者に依頼するか悩まれる事もあるとは思います。業者に依頼される場合は2~3社相見積もりをされて価格と業者の対応などを十分に検討してご依頼される事をお勧めします。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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