本日は玄関引き戸の召し合わせ錠を交換した施工例の紹介をしたいと思います。
「引き戸の鍵のかかりが悪い」
「引き戸の鍵ぐらい自分で修理できないか？」
「召し合わせ錠の交換工程を知りたい」
この様な方は、是非最後までご覧ください。召し合わせ錠の関連記事も別で書いていますので、よろしければ合わせてご覧下さいね。
それでは本編スタートです。
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召し合わせ錠とは？
召し合わせ錠（めしあわせじょう）とは、2枚の建具が重なる中央部分の錠のことをいいます。玄関の引き戸でよくみられますが、前後に左右2枚の戸があって、真ん中部分が重なり合い鍵がかかると思います。その部分の錠前の事です。
引き違い錠、引き戸錠なんていわれる事もあります。
施工例｜玄関引き戸の召し合わせ錠交換写真
前置きはこれぐらいにして、実際の現場写真をご覧ください。
最初の状態を撮影するのを忘れていたというチョンボはお許しいただいて、古い召し合わせ錠を外している状況からです。
召し合わせ錠はプラスドライバー1本あれば簡単に取り外せます。
今回用意したのは万能取替用の引き戸錠です。純正品の取り寄せは難しく、似たサイズの召し合わせ錠でもサイズ感か合わないので、加工が必要でした。
グラインダーで切り欠け部分を広げていきます。
室内側の切り欠けも、外障子の切り欠けも丁寧にサイズを合わせていきます。
グラインダーで切れ目を入れつつ、ペンチやヤスリを使って形を整えました。
昔の引き戸でアルミサッシなので加工性はよく、適切なサイズに広げれました。
新しく取り付けた、内側の錠です。
はい。完成！新しい召し合わせ錠には鍵が全部で5本付属していました。家族みんなで共有できるとお喜び頂けました！
自分で召し合わせ錠を自分で交換する事は可能なのか？
召し合わせ錠はDIYが得意な方なら自分で交換する事も十分可能です。ポイントになる点は以下の３つです。
必要な箇所の採寸
召し合わせ錠は以下のサイズを測る事で新しい召し合わせ錠を揃えます。
- 引き戸の厚さ
- 外側（鍵穴側）の化粧座の縦幅と横幅
- 室内側の同じく化粧座を固定しているネジのビスピッチ
- 化粧座を外してアルミサッシの切り欠けの縦幅と横幅
同じ物があれば同じメーカー・品番を注文する
今の召し合わせ錠にメーカーや品番の記載があれば同じ物を揃えた方が取替は簡単です。今回の様な切り欠けの加工などは不要でプラスドライバー1本で取替できます。
メーカーやメーカーの販売店に問い合わせし、部品だけの購入ができないか問合せてみましょう。
取替え用召し合わせ錠はネットやホームセンターで購入しましょう
古い引き戸だとメーカーや品番がわからない事もあります。その際は代替品などに取替えます。ネットやホームセンターで購入できますが、いずれにしても、適応錠前を探すには先にお伝えした各サイズがわかれば安心して商品選びができます。
まとめ
いかがでしたか？今回は当社で対応した引き戸召し合わせ錠交換の現場写真と、自分で取替える為のポイントについてお伝えしました。自分で取替が難しいと感じたら無理をせず、専門業者に相談しましょうね！
