最近人気の縦すべり出し窓についての記事になります。窓を外に突き出して換気を行うタイプの窓です。ルーバー窓よりも気密性や防犯性が高いという事で窓リフォームの商品としても需要があります。一方で縦すべり出し窓の防犯性をもっと強化したいとお考えの方もいらっしゃる様で、当社のスタッフがお客様から防犯性について相談を頂く事もあると聞きます。
そこで本日は縦すべり出し窓の防犯性を高める方法について解説していきます。内容については、自分でもできる(DIY)方法と、業者に依頼して防犯性を高める方法の2点についてです。
よろしくお願いいたします。
福岡市中央区のサッシ屋。サッシ修理、サッシリフォーム工事は窓店(マドミセ)にお任せ下さい!ルーバー窓から縦すべり出し窓の交換や掃き出し窓の取替、サッシの加工修理までお気軽にご相談下さい。
縦すべり出し窓の防犯性をアップさせる方法
縦すべり出し窓とは上記の様な窓の事です。丁度当社の方でリフォーム交換した時の画像がありましたので掲載しますが、もちろん中央にあるLIXILのマークは新品の為に貼られているシールなので引き渡しの時に剥がします。念の為、こんな窓ですよとご確認下さい。
この窓の防犯性を高める方法を説明して行きますね。
DIYで縦すべり出し窓の防犯性をアップする方法
それではまず、一番コストがかからない方法です。
ズバリ、窓の内側にパイプを取付けると格段に防犯性が向上します。
先程の縦すべり出し窓を内側から見た画像が下の写真です。
この窓に対して、内側からパイプ(ホームセンターで購入できるパイプセットがお勧めです)を取付けすれば簡単に防犯対策が出来ます。
イメージ的にはこの様な感じで人が入れない様に取付を行います。窓は外側にしか開きませんので内側に格子(ポール)を取付けしても使用には全く問題ありません。
ネット検索で、「壁付パイプセット」等で検索するとこの様な商品があります。
パイプの太さも色々あるので実際にホームセンター等で手に取ってみられてはいかがでしょうか。ビスでガッチリ固定出来ますので窓を割って侵入しようとしても易々破られる事はありません。
デメリット
パイプを取付けする方法が最もコスト安だと思いますが、2点デメリットとなる場合があります。
1.内側に網戸が設置出来なくなる。
縦すべり出し窓の場合、網戸を設置する際は内側となりますが、ポールを取付けてしまうと網戸が取付け出来ません。手前に持ち出して枠を造作すれば出来なくもないですが、あまり現実的ではないかと思われます。
2.見た目があまり良くない。
低価格で防犯性能を高めたい方は「見た目なんか気にしないよ!」と仰る方も多いと思いますが、やはり檻に入られている様なイメージを抱いてしまうかもしれませんので事前に想像してからDIYを行って下さい。
LIXIL製品で室内面格子と言う物もあります。費用は少し高くなるかもしれませんが見た目を気にされる方はこちらも検討して見てはいかがでしょうか?LIXILのWEBカタログの74ページに掲載されています。
業者に依頼し本格的に防犯性を高める方法
窓枠にタッピングビスを打つもの自信がないし、内側にパイプや格子を取付けるのも見た目が気になる。やっぱりここは業者に相談したい。この様な方に見た目を変えずに防犯性を高める方法をお伝えします。
防犯ガラスに交換する
オーソドックスではありますが最も効果が期待できる方法と言えば”防犯ガラス”への取替です。そもそも縦すべり出し窓は縦長になっており、リビングの掃き出し窓(引き違い窓)や居室の中窓に比べると圧倒的に泥棒の侵入リスクは低いと言えます。
さらに強固にする為に防犯ガラスにしてしまえば鬼に金棒になります。合理的に考えてそこの縦すべり出し窓を破って侵入される確率はなかり低いです。
意外に「え?縦すべり出し窓でも防犯ガラスに変更できるの?」と思われる方も多いと思いますが、全く問題無く取替可能です。近くのガラス屋さんに相談してみて下さいね。
まとめ
本日は縦すべり出し窓の防犯性アップについて自分で行うDIYの方法と業者に依頼する時のお勧め方法について説明しました。縦すべり出し窓は”全開”に窓が開きませんのでそもそも防犯性は高い窓ですが、それでもやはり心配される方はどちらかの方法で窓からの侵入を防いで頂けると思います。
窓以外の部分についても、
センサーライトの設置
防犯カメラの設置
音のなる砂利(防音砂利)の散布
このあたりは効果的だと言われています。合わせてご検討頂ければと幸いです。