空き巣被害で窓ガラスが割られた時!火災保険を上手に活用。

ガラス修理

空き巣被害で一番多いのは無施錠による室内への侵入です。次いでガラスを割られる事により窓から宅内へ侵入される被害が2番目に多いです。毎年の統計を見てもこの無施錠とガラス割りによる空き巣侵入は以前から空き巣被害の対策として注意が必要とされて来ました。特にガラスを割られて窓から侵入された場合、被害品ももちろんですがガラス修理でさらに被害が拡大してしまいます。今回は万が一にも空き巣被害でガラスが割られた場合に使用可能な火災保険について記事にしています。参考にされて下さい。

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火災保険でガラスの修理が行える?!

自宅の火災保険に加入されている方は泥棒による被害のガラス割れは保険が適応される事が一般的です。火災保険はこの様に、火事(火災)のみならず、台風被害や水害にも適応される事があり非常にメリットの大きな保険です。賃貸住宅の方はがガラス割れ被害に遭った場合は原則オーナーさんが修理負担してくれます(オーナーさんも保険に入っている事が多いです)

ガラスが割られて空き巣被害に遭った時、大半の人が”焦ります”「え!?泥棒?どうしよう。。。」と被害状況を確認する為に通帳や現金などを探されるかもしれません。しかし、できれば現状は扱わずに警察に電話をしましょう。そして次に説明する手順で保険会社に連絡して下さい。

空き巣被害で火災保険を使用する為の手順と注意点

空き巣被害に気が付き、ガラスが割れらていた場合。

まずは警察に電話をします。そして警察が到着するまでの間に2つ確認したい事があります。

1つめは火災保険に加入しているのか?火災保険は担当者がいるのか?またはネット通販式で担当者がいないのか?火災保険の担当者がいる場合は担当者に連絡をして下さい。ネット加入の場合は証券番号など必要になってくる可能性がありますので証券を手元に保険会社に連絡をして指示を仰いで下さい。

2つめは、ガラス屋さんに電話をして下さい。できれば近くの地元業者が良いです。インターネットで業者を探す時でも地元に住所がある所に依頼する事を心がけましょう。ガラス修理業者も最近”ぼったくり業者”が潜んでいますので注意して下さい。

火災保険適応の為の注意点

火災保険でガラスの修理を行う場合、被害写真が必要となります。ご自身のスマートフォンで撮影しても良いですし、ガラス屋さんにお願いしても良いですが、かならず窓全体が写った写真、割れている所が比較的アップで写った写真など色々な遠近角度の写真を撮影しましょう。保険屋さんに提出が必要となって来ます。

またガラスは割られたが、盗まれたものもなさそうなので警察に被害届を出さない。この様な場合は保険適応が認められない可能性があります。警察に届け出をし「盗難届出証明証・受理番号」を発行して頂きましょう。

また、保険金を受け取るにはガラス屋さんの見積書が必要となります。ガラス屋さんに見積書の発行をお願いして下さい。

※空き巣以外のガラス割れにも火災保険は役立ちます。詳しくはこちらの記事でご確認下さい。

一連の流れ

1.警察に電話

2.保険屋に電話(火災保険加入の確認)

3.地元のガラス屋に修理依頼

4.自分で割れたガラスの撮影

5.警察の現場検証

6.ガラス交換工事(必要であればガラス屋に写真撮影の依頼)

7.ガラス屋修理代の見積書をもらう

8.警察に盗難届出証明証・受理番号をもらう

8.保険屋さんに保険金の請求手続きを行う

9.保険金の受取

この様な流れになります。6と7が入れ替わったり、8が不要となったりの可能性はOKですが、警察の現場検証前にガラス交換を行うと少々面倒になりますのでそこは注意して下さい。

火災保険は何度でも使える?保険金は上がらない?

実は以前にもガラス割れを火災保険で修理した事がある!とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、保険は適応期間中であれば火災で全焼してしまったなど特別な事がなければ何度でも保険金を受け取る事が出来ます。しかも保険金が跳ね上がったりする事もありませんので被害に遭われた方は適切な手順で保険金を請求しましょう。

まとめ

本日は空き巣被害でガラスを割られた方向けに火災保険を上手に活用する方法を説明しました。火災保険はトラブルがあった時にしか使わないので何かと馴染みは薄いと思います。普段はお金だけ支払って保険って勿体ないと考える方も、予期せぬトラブル時には大変心強いのが保険・保証です。内容をしっかり理解して適切に活用しましょうね。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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