夏本番の2020年8月です。今年は6月~7月にかけて梅雨で雨が約1ヶ月間程続いたと思ったら今度は打って変わって高温日照りの毎日です。通常なら部屋を閉め切ってエアコンで快適に過ごすシーズンですが今年はコロナの影響もあってか「換気」を気にされる方も多く”網戸張替え”の需要が例年よりも多いイメージです。
網戸の張替えを1枚だけご依頼される方もいればまとめて10枚以上の網戸張替えを発注される方もいらっしゃいます。
業者の立場からすれば1枚の交換でも問題なくご対応可能なのですが、どうしても諸経費が必要な分若干割高になってしまうので申し訳ない所です。張替え枚数が多ければ多いほど1枚当たりの張替え費用はお安くできます、
そんな中、城南区のお客様は業者3社に相見積もりをされ一番安くて高品質に張替えをしてくれる業者を探しておられると言う事で当社のお見積りさせて頂く事になりました。
結果、大小合わせて18枚の網戸張替え(平屋の住宅の1階部分全部)のお見積りを値引きも入れて6万円(税別)で受注させて頂きました。
網戸張替えの2つのポイント
城南区のお客様は自分で張替えようとしたけど、1枚試しに張替えを行った所全然上手く行かなくて今回のご依頼になったと言う事です。
「そうやったら綺麗に張れるの?」と聞かれたのでポイントを2つ解説しますね。
ポイント1
・網戸の枠に対して網を水平・垂直に真っすぐ置く事が大切です。網戸の押さえゴムをローラーではめ込んで行きますが、その時の常に網目が網戸枠に対して水平・垂直である必要があります。
ポイント2 ・Lの字に押さえゴムをはめ込んだら、残りのLの字は少し引っ張りながらローラーで押さえゴムをはめ込んで行きます。引っ張る感じは感覚的な所が
ありますが、最初に抑えたLの字部分のゴムが外れない程度に適度に引っ張ります。
基本的にこの2つのポイントで張れば”パシっと”網が張れると思います。
最後ははみ出した網をカッターで切り完成です。
網戸が上手く張れない人の原因は、網戸枠に対して網が水平・垂直になっていない事が殆どです。その状態ではいくら引っ張って網を張ろうとしても上手く行きません。
また、最初のLの字を水平・垂直に張ったとしても、次のLの字に押さえゴムをはめ込む際、少し引っ張って張らないと、ちょっとしたドーム状に仕上がってしまいます。
網戸張替えにかかる時間と行程
城南区の現場では2人で作業を開始して約3時間で作業が完了しました。
今回は枚数が多いのでしっかりと行程を考えて網戸の張替えを行う必要があります。
1.マーカーで番号をつける
まずは、紙とペンを用意してザックリした家の全体図と網戸の位置を書きます。その網戸に番号を振って行き、実際の網戸にも紙の切れ端に数字を書いて網戸本体に張り付けて行きます。これで「この網戸はどこの窓の網戸だろう?」と迷わずに済みますね。
2.一気に古い網戸を剥がす
18枚の網戸を一度全て外して古くなった網を外して行きます。押さえゴムで網が押さえられているだけなので押さえゴムを先の尖った千枚通しのようなもので取り出し全ての押さえゴムを取り出すと、網戸が外れます。
3.張り替えた網戸から順番に取付
網戸を新しくし、張替えが終わった網戸から順次取付けて行きます。
18枚の網戸を3時間(180分)で張り替えたと言う事なので逆算すると1枚あたり10分程度の張替え時間と言う事になりますね。
まとめ
本日は城南区で作業を行った18枚の網戸張替えを例に網戸の張替えポイントや張替えまでにかかる時間等を解説しました。参考にされて下さいね。