ドアクローザーとは、玄関ドアの上部などに取り付けられており、ドアをゆっくりと自動的に閉めるための装置です。
ドアクローザーがあることで、ドアが「バンッ!」と閉まるのを防止していますが、開閉のたびに負荷がかかるため、寿命は10~15年とされています。実際に、こちらの記事を見ている方になかには、家のドアクローザーの不具合を感じており、交換方法などを調べている方もいるでしょう。
そこで今回は、ドアクローザーの交換方法やどこで購入できるのかなどを解説します。
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ドアクローザーとは?
ドアクローザーは戸建ての場合、玄関ドアの上部に取り付けられているのをよく見かけるでしょう。
ドアクローザーはバネやオイルの力を利用して、ドアが自動的にゆっくり閉まるように作用しています。玄関ドアはドア自体の重量が重く、さらに風の影響を受けやすい部分であるため、ドアクローザーがなければ勢いよく「バンッ!」と閉まる危険性があります。
ドアが勢いよく閉まると、体や指、カバンを挟む危険性があるうえに、ドアやドア周辺の壁などが破損しやすくなります。つまり、人や物の安全を守るために、ドアクローザーは重要な役割を担っているのです。
ドアクローザーはどこで購入できる?
ドアクローザーは開閉のたびに負荷がかかるため、寿命は10~15年とされています。
修理や調整で不具合が解消されることもありますが、寿命が迫っている場合は交換が必要です。では、どこでドアクローザーが購入できるのか見ていきましょう。
購入場所1:ホームセンター
ドアクローザーはホームセンターで購入可能です。実際に各ホームセンターの販売状況を見ていきましょう。
カインズ
カインズのオンラインショップでは、約50種類のドアクローザー・関連部品が販売されていました。4,000~15,000円前後で販売されているものが多く、インターネットから注文すると「指定住所配送」と「店舗受け取り」から受け取り方法を選択可能です。
また、カインズでは、カインズで購入したドアクローザーの交換・取付に対応しているため、「自分で交換するのは不安……」という方は店舗に相談してみましょう。
コメリ
コメリのオンラインショップでは、約20種類のドアクローザー・関連部品が販売されていました。カインズと同様に、コメリでもインターネットから注文すると「指定住所配送」と「店舗受け取り」から受け取り方法を選択可能です。
また、「マイストア」登録している店舗の在庫状況が確認できます。注文予定のドアクローザーが店頭にある場合、店舗に行けばすぐに購入できるので、急いでいる方は店頭の在庫状況を確認してみてください。
コーナン
コーナンでもドアクローザーの取り扱いがあり、オンラインショップでは、約80種類のドアクローザー・関連部品が販売されていました。ほかのホームセンターと同様に、「指定住所配送」と「店舗受け取り」から受け取り方法を選択可能です。
また、オンラインショップから購入予定の商品の店頭在庫を確認できます。
購入場所2:インターネット通販
楽天市場やAmazonなどのインターネット通販でも取り扱いがありました。
商品数が多いものの、メーカー品ではないものもあるため、口コミなどを確認して購入するようにしましょう。
ドアクローザーをDIYで交換するときに必要な道具と手順
ドアクローザーをDIYで交換するときに必要な道具と交換手順を見ていきましょう。
ドアクローザーの交換に必要な物
ここでは、「同じドアクローザーへ交換する場合」に必要な道具を解説します。交換に必要な道具は以下の5つです。
- ドライバー
- ネジゆるみ止め剤
- L字型定規
- 軍手
- 新たに取り付けるドアクローザー
異なるタイプへ交換したり、新たに取り付けたりする場合はさらに道具が必要となります。
ドアクローザーの交換手順
道具をそろえたら、交換手順を見ていきましょう。交換手順は「取り外し」と「取り付け」の2つの工程に大別でき、それぞれの工程を解説します。
ドアクローザーの取り外し方
まず、ドアクローザー取り外し方は以下の手順で進めていきます。
- アームの連結部分のネジを外す(連結部分がない場合、こちらの工程は不要です。)
- ブラケットのネジを外す
- ドアクローザー本体の取り付けネジを外す(主に2か所)
- ドアクローザーの本体をスライドし、ドアから取り外す
- 扉に付いている固定用プレートのネジを外し、固定用プレートを外す
以上が基本的な取り外し方となります。
ドアクローザーの取り付け方
次に、ドアクローザー取り付け方を見ていきましょう。
- 取り付け用のネジにゆるみ止め剤を塗る
- ブラケットを付け、ネジで固定する(ブラケットのネジは外側から内側に向けて固定していく)
- ドアの上枠からドアに空いた1つ目取り付け穴(上側)の中心までの距離(C寸法)をL字型定規で測る
- C寸法に合わせて、使用する取付孔(固定用プレートで使用する穴)を調べる
- 調べた取付孔通りに、固定用プレートを取り付ける
- 本体固定用の金具を取り付ける
- ドアクローザー本体にアームを取り付ける
- ドアクローザー本体に固定用金具を取り付け、ネジを閉めて固定する
- 本体のアームとブラケットのアームを取り付ける(ブラケットのアームとドアが水平になるようにする)
- アームの連結部分をリングとネジで固定する
以上が基本の取り付け方となり、ドアクローザーの交換完了となります。取り付けは工程が多く、細かく寸法を測る工程があるため、慎重に行う必要があります。
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ドアクローザーの交換を業者に依頼するときの費用相場
ドアクローザーの交換は工程が多く、DIYで行うのは簡単ではありません。「自分で交換するのがむずかしい」と感じた場合は、業者に依頼しましょう。
新しいドアクローザーに交換する場合、作業費用は16,000円程度、ドアクローザー本体を購入する費用が10,000円程度であるため、合計26,000円が相場となります。ドアの大きさやドアクローザー本体の価格によって変わりますが、総額で30,000円程度が相場となるでしょう。
自分で取り付けるよりは費用がかかりますが、確実に取り付けてもらえることに加え、ドアクローザーの選定も任せられるので安心です。
まとめ
今回はドアクローザーとは何か、購入可能な場所や交換方法などを解説しました。
戸建ての場合、主に玄関に取り付けられていることの多いドアクローザーですが、経年劣化により不具合が生じることもあります。
ホームセンターやインターネット通販サイトを利用して購入し、DIYで取り付けできれば最も費用を抑えて交換できますが、DIYで取り付けるのは簡単ではありません。そのため、業者に依頼するのも選択肢の一つとしておすすめです。確実に取り付けてもらえるため、安心して任せられます。
ぜひ今回の記事を参考に、最適なドアクローザーの交換方法を検討してみてください。