大野城市のフロアヒンジ工事日はあいにくの雨天。一緒に工事を行うスタッフに「今日はちょっと工事無理っぽくない?」と聞いてみました。
私が聞いたスタッフが今回の現場の責任者です。雨だから工事が出来ない事はないのですが、雑貨店の入口ドアのフロアヒンジ交換なので
お客様にもご迷惑かな~と思い・・・。
スタッフの答えは「いや~お客様わざわざお休の日にお立合い頂くので工事延期はないな~」との事。よし!やりましょう!
フロアヒンジのカバーが外れない
午前10時頃から工事スタート、今回のフロアヒンジ交換は本体部分のみの交換なのでどちらかと言うと簡単です。もっとも、現調時フロアヒンジのケースが外れなくて
ケースの品番を確認し本体が手元にある状況です。中のBOXの錆びなど気になる所ではあるのですが「ご予算との兼ね合い」もありどうにか本体交換のみで収める段取りだと
言っていました。確かに見た感じも比較的綺麗でしたし、軒下なので直接雨は当たりません、この様な状況下ではま~BOXは生きていると思われます。
但し問題はフロアヒンジのカバーです。ネジ山が潰れかけていて微妙な感じです。あまり無理をするとにっちもさっちも行かなくなる予感。そこで私の持っているアイテムを取り出しました。
「ネジすべり止め液」と言う物で、ネットやホームセンターで購入可能です。
ドロっとした感じで、砂鉄みたいに細かい粒粒が入っています。ドライバーとネジの滑りを軽減してくれるので私的にはかなり重宝しています。
一緒に作業していたスタッフも「お~何それ!?」「すごい、本当に滑らずに”噛む”」と今まで外れなかったネジを次々に外して行きました。
フロアケースのBOXは無事でした

全てのネジを外しBOX内を確認、フロアヒンジから油漏れしている形跡がありますが、BOXそのものはどうにか無事です。
まずは、フロアヒンジ本体を取り出し油漏れしている油をペーパーで吸い取ります。ある程度綺麗に吸い取るとBOXの塗装の剥がれや一部破損してる事も確認出来ます。
モルタルで補修し塗装で剥がれた部分には上塗り塗装を施す事にしました。お客様にも状況をご確認頂き工事を進めて行きます。
雨が酷くなって来たので一時ストップ
工事開始から降り続けている雨ですが、フロアヒンジのケースを外し、ドアも取り外したぐらいから急に強く横降りになって来ました。フロアヒンジのBOX状況も確認でき、BOX内部の油を取り除いた所で
一旦工事をストップ。店内に雨が入らない様に軒の所から養生シートで雨をブロック。今日は休日なのですが、それを知らない雑貨店に入ろうとするお客様に「すいません今日はお店お休みなんです。いまドアの修理をしていて。。中には入れないです」とアナウンス。
お店の方が「何か通行禁止のポール持って来ますね!」とコーンとポールを持ってきてくれました。
フロアヒンジ交換は夕方16時ごろ終わりました。

この中に雨男がいるのかも?
工事が終わる15時ぐらいには雨も上がって来ました。途中で塗装を乾かす為に何度か中断。。雨なので乾きも悪く作業で動いている時間は2~3時間程度だったと思います。
あとは待機、待機、待機。本当なら昼過ぎには終わるレベルの工事でした。
雑貨店のお客様から「今日は雨降りで大変だったですね。。すみません」と言われたので「いえいえ、こちらこそ、本当はもう少し早く終わるんですけど、塗装が乾くのに時間が掛かりまして、
雨も少し振り込んでしまって・・」
最後はお客様にドアの開閉具合を確認して頂き、スピード調整や鍵のかかりもしっかりチェック頂きました。
背中が以上にビチョビチョになった男二人で現場を後にしました。近くにコンビニで少々遅い昼飯(カップラーメンとおにぎり)を食べて会社に帰ったと言うお話でした。