ドアノブの修理はどこに頼みますか?
ドアノブは、住宅の部屋の出入り口にあって、住人がほぼ毎日使っているドアの取っ手です。
一般的にドアノブは耐久性が高く丈夫ですが、長い間使っていると、調子が悪くなってきます。
閉じたまま、出入りができなくなったら最悪です。
もし悪い予兆が出たら、早い段階で修理を依頼しましょう。
では、ドアノブの修理はどこに頼んだ方がよいのでしょうか。
今回は、ドアノブで起こるトラブルの例・ドアノブ修理はどこに頼むのか・ドアノブの寿命・ドアノブの修理費用の目安の4点についてわかりやすくご紹介します。
ドアノブで起こるトラブルの例
どんなに丈夫なドアノブでも、長い間使っていると、徐々に不調が現れます。
では、ドアノブには一体どんなトラブルが起こるのでしょうか。
こちらではドアノブで起こるトラブルの例についてご紹介します。
・ドアノブが空回りして、ドアが開かない
・ドアノブを回したら、ドアノブが外れた
・ドアノブが固くて回らない
・ドアノブがグラグラする
・ドアノブが垂れ下がってきた
・ドアノブの鍵がかからない
・ドアノブを回すと異音がする
・台座に緩みがある
・ラッチに緩みがある
などのトラブルが起こることがあります。
ドアノブ修理はどこに頼むのか?
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ドアノブが壊れたり、調子が悪くなると、当然修理する必要があります。
ところがこれまで一度もドアノブの修理を頼んだ経験がないと、どこに修理を頼めばよいのかわかりません。
では、ドアノブの修理は一体どこに頼めばよいのでしょうか。
こちらでは専門性が高く、価格が安く、ドアノブの修理を頼めるおすすめの業者についてご紹介します。
建具屋
おすすめの業者第1位が「建具屋」です。
建具屋さんは、ドアノブの修理は可能です。
建具屋さんは、建具全般(ドア本体・ドア枠・ドアノブ)が専門になります。
そのためドアノブの修理は、修理業者の中でも最も得意な分野です。
しかも、全て自社で修理を完結するので価格は最安値でできます。
鍵屋
おすすめの業者第2位が「鍵屋」です。
鍵屋さんは、ドアノブの修理は可能です。
鍵屋さんは、建具屋さんに次いでドアノブの修理が得意です。
ただし鍵屋さんは、ドアノブの修理と交換までが対象範囲になります。
建具本体になると、対象外になります。
緊急カギ交換修理業者
おすすめの業者第3位が「緊急カギ交換修理業者」です。
緊急カギ交換修理業者さんは、ドアノブの修理は可能です。
ちなみに緊急カギ交換修理業者さんとは、一般的な街の鍵屋さんの「緊急版」のことです。
年中無休・24時間いつでも来てくれます。
ただし緊急で呼ぶと「緊急料金」がかかるので割高になります。
逆に緊急でなく、修理日を予約すれば、一般的な街の鍵屋さんと同じくらいの価格で修理してくれることもあります。
大工
おすすめの業者第4位が「大工」です。
大工さんは、ドアノブの修理が可能です。
ただし大工さんが得意なのは、建具の取り付けの方になります。
ドアノブの修理・交換自体はどちらかというと専門外です。
よって大工さんにドアノブの修理を頼むと、大工さん経由で建具屋さん、鍵屋さんにドアノブの修理が下請けに出されます。
結果、大工さんに頼むと、建具屋さん、鍵屋さんに直接依頼するよりも料金が割高になります。
街の便利屋
おすすめの業者第5位が「街の便利屋」です。
街の便利屋さんは、ドアノブの修理が可能です。
街の便利屋さんの中には、ドアノブ修理の作業代が最低6,000円くらいからできるところがあります。
ところで街の便利屋さんは「何でも屋さん」です。普段は庭の芝刈りやゴミ屋敷の片づけなどをやっています。
そのため、ドアノブの修理の専門家ではありません。お父さんの日曜大工レベル程度で、技術は高くありません。
まとめると街の便利屋さんは、他の4つの業者と比べると価格は安くできますが、出来上がりがイマイチになるリスクがあります。
ドアノブの寿命
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住宅では、部屋への出入りのたびにドアノブが使われます。
毎日使っていると、当然いつか壊れる時がきます。
では、ドアノブの寿命は一体どれくらいなのでしょうか。
ドアノブの寿命は、普通に使って約10〜15年ほどです。
乱暴に使うと、さらに短くなります。
ドアノブの修理費用の目安
ドアノブの修理を頼む時に、一番最初に気になるのが「修理費用」です。
ほとんどの人は普段ドアノブの修理を頼む機会がありません。
そのため一体いくらかかるのかわからないのが大半です。
こちらではドアノブの修理費用の一般的な目安についてご紹介します。
ドアノブの修理費用の項目の説明
ドアノブの修理費用には、いくつかの共通している項目があります。
こちらではドアノブの修理費用に関する項目についてご紹介します。
ドアノブの修理費用の計算式は次の通りです。
ドアノブの修理費用 = 1⃣部品代 + 2⃣作業代 + 3⃣出張代 |
各項目について、それぞれ説明します。
・部品代
部品代とは、ドアノブの本体代、またはパーツ代のことです。
ドアノブのメーカーによって価格が異なり、業者によって掛け率も異なります。
部品代を安くするには、ドアノブを頻繁に扱う専門業者に頼むほど安くなります。
・作業代
作業代とは、ドアノブの修理をするためにかかる作業員の人件費のことです。
作業代は実作業を下請けに回す業者が間に多いほど高くなります。
例えば元請(リフォーム会社)⇒ 中請け(地元の工務店)⇒ 下請け(建具屋さん・鍵屋さん)などが間に入るほど割高になります。
作業代を安くするには、自社で直接修理する業者に頼む方が安くなります。
・出張代
出張代とは、現場までの交通費のことです。
一般的に業者の営業所がある市内であれば無料になります。
市内から距離が離れるほど出張代が加算されます。
また出張代一律いくらの業者もあります。
ところで業者によっては、支払いの時に出張代を値引きしてくれるところもあります。
ドアノブの修理費用に関する目安
![](https://madomise.com/wp-content/uploads/2022/08/玄関ドア交換費用.jpg)
ドアノブの修理費用は業者によってさまざまです。
こちらでは一般的な例を元に、ドアノブの修理費用に関する目安をご紹介します。
部品代
部品代は一般的に2,000〜20,000円程度です。
ノーブランド・中国製であれば安く、有名ブランド・国産製であれば高くなります。
また、機能が単純なほど安く、複雑になるほど高くなります。
作業代
作業代は一般的に1か所6,000〜20,000円ほどです。
最も安くできるのが地方の街の便利屋さんです。
最も高くなるのが、元請けにリフォーム会社などがあり、間にいくつも業者がある場合です。
間にいくつも業者が入るほど、中間マージンがかかることから作業代は高くなります。
作業代を安くしたい時には、直接自社で修理作業をする業者に頼むことです。
出張代
出張代は一般的に、無料から10,000円以下です。
通常は3,000円程度が相場です。
まとめ
今回は、ドアノブで起こるトラブルの例・ドアノブ修理はどこに頼むのか・ドアノブの寿命・ドアノブの修理費用の目安の4点についてご紹介しました。
ドアノブが壊れるのは、新築からおおよそ10〜15年先なので、普通は修理業者との接点はありません。
もし、現在ドアノブの修理業者をお探し中であれば、ドアノブや建具の専門業者にお問い合わせすることをおすすめします。
迅速に、できるだけ安くドアノブの修理をしてくれます。