玄関ドアが閉まりにくい。枠の歪みや干渉について解決する方法とは?

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玄関ドアが閉まりにくいとストレスを感じている方、修理を検討している方向けの記事となります。「うちの玄関ドアって歪んでいるの?」とお困りの方は、よろしければご一読下さい。

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玄関ドアが歪んでいると思った時にチェックするポイント

玄関ドアが歪んでいてドアの閉まりが思う様に行かない場合、チェックするポイントが主に4つあります。プロのサッシ屋さんや建具屋さんはこの4つのポイントを主に確認し原因を探って行きます。DIYが得意な方であれば”原因さえ分かれば自分でも修理ができる!”とお考えの方も多くいらっしゃると思いますので下記の項目を参考に原因調査を行ってみてはいかがでしょうか。

丁番の不具合

丁番とは、玄関ドアの枠とドア本体を繋ぐ大切な部材です。薄いスチールやアルミ製の板が上下2箇所、又は、上下プラス真ん中に1箇所。合計3箇所丁番が取付けられている事もあります。大きな重量のある玄関ドアであれば合計4箇所の場合も。

いづれにしても、長年ドアを支え続けていますので、経年劣化で不具合を起こす事があります。丁番は短いネジでドア枠側5か所以上、ドア本体側も5か所以上で固定されていますが、ネジが緩んで外れていたり、丁番そのものが浮き上がってしまい、本来あるべき位置からズレる事でドア枠とドア本体が干渉してしまい「歪み」を生み出している事が原因の1つだと考えられます。

錆びによる膨張

スチール製の玄関ドアの場合、一部の錆が原因でドアが膨張してしまう事があります。これはドア枠側の方でも考えられる事でどちらか一方でも錆による膨張が確認できた場合は、ドアの閉まりを妨げる原因となっている可能性があります。正確にはドアの歪みではありませんが、ドアの干渉により「歪んでいるのでは?」と誤認されているかもしれません。念の為に確認下さい。

ドア本体の変形

強風の時などに玄関ドアが通常閉まる方向とは逆方向に無理やり開く事があります。特に台風時にはこの事が原因でガラスが割れてしまう事案が多く発生するのですが、ドア本体に無理な力が加わりドア本体が変形した事により、ドアの閉まりが悪くなっている事があります。

住宅の傾き

築年数が古い住宅に稀にある事なのですが、玄関ドアの間口自体が歪んでいる為に、ドアが圧迫されて開閉がままならなくなる事があります。見た感じはそうでもないと思われますが、左右傾きや倒れを調査して行くと数ミリから数センチの傾きが認められ、その原因として報告されます。

玄関ドアの歪みを修理する方法

玄関ドアが閉まりにくくなる歪み干渉の原因を突き止めたら次はその部分を修理する事になります。ご自身で修理出来る事もあれば業者に依頼した方が早くて確実という事も、ここでは、前述した各チェックポイントごとに、修理方法や難易度、自分で修理可能か?など解説して行きたいと思います。

丁番の不具合を修理

丁番の不具合は、丁番そのものを交換するか、丁番起こしと言う方法で修理する事になります。丁番そのものの交換は部材さえあれば、そう難しい事ではありませんので、DIYでも可能かと思います。ただ一人でドアを支えながら丁番交換をするにはコツが要りますので可能であれば2名以上で取替作業を行う事をお勧めします。丁番起こしとは、専用の工具を使って丁番を曲げる作業です。丁番が原因でドア枠に干渉しているケースでは丁番が開いている事が原因という事もあり、その場合は丁番起こしで、開いた丁番を元に閉じる事で修理が出来ます。

丁番の不具合修理はDIYでも可能です。

錆びによる膨張を修理

錆による膨張の修理は、膨張した部分をグラインダーなどを用いて削る必要があります。また削った部分は改めて塗装を施す事により長持ちさせる事が出来ます。

電動道具を既にお持ちの方ではご自身で修理する事も可能です。防塵メガネなどを装備して安全に作業を進めて下さい。電動道具をお持ちでない方は、業者に依頼するかご自身で工具を購入して修理をするか迷う所です。業者に依頼する場合、3万円前後の費用がかかる事が想定されます。ただ、道具を購入する必要もなく、失敗する事もありません。自分で工具を購入する場合は、今後いつ使用するかわからない工具の購入をする必要があり、作業を上手く勧める事が出来るかもご自身の技量にかかっています。

ドア本体の変形を修理

ドア本体の変形が軽微な場合は、改めてドア本体に力を加えて調整する事により曲がり、変形を解消できる可能性があります。理屈が分かっていればご自身でも修理可能ですが、軽微な範囲を超えていると調整では難しく玄関ドア本体の交換を検討しなければならなくなります。

住宅の傾きを修理

住宅の傾きにより玄関間口が傾いている場合は、玄関ドア交換を行う必要があります。玄関ドアの交換はDIYでは少々難易度が高い作業ですので、業者に依頼した方が賢明です。

玄関ドアの交換工事は使用する商品によって価格が大きく変わって来ますが目安としては

15万円~30万円ぐらいとなります。

まとめ

本日は玄関ドアの閉まりが悪くなった際の歪みやドア枠との干渉について原因と修理方法を解説しました。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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