掃き出し窓から腰窓にリフォームするメリット・デメリットとは?

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掃き出し窓から、腰窓にリフォームをお考えですか?

住宅の中には、いくつかの特徴的な窓があります。

よく使われるのが「掃き出し窓」と「腰窓」です。

では、リフォームするとどう変わるのでしょうか。

今回は、掃き出し窓から腰窓にリフォームするメリット・デメリットについてわかりやすくご紹介します。

福岡市東区の窓リフォームは窓店(マドミセ)にお任せ下さい。年中無休でご対応します!詳しくは専用ページをご覧ください。

掃き出し窓とは何か?

掃き出し窓とはどんな窓でしょうか?

こちらでは掃き出し窓についてわかりやすくご紹介します。

掃き出し窓とは?

掃き出し窓とは、室内の床面から約2mくらいの高さの大窓のことです。

掃き出し窓の読み方は「はきだしまど」と読みます。

掃き出し窓の特徴とは?

掃き出し窓の特徴は次の通りです。

1.住宅の窓の中で、もっとも大きい窓である

2.基本的なサイズは幅170~180cm、高さ200~2200cmくらいが多い

3.人が立ったまま室内外を出入りすることができる窓である

住宅の中で設置が向いている場所とは?

住宅の中で、掃き出し窓の設置が向いている場所は次の通りです。

・1階のリビング

・2階のベランダ

掃き出し窓の名称の由来とは?

掃き出し窓の名称の由来は、昔ほうきを使って畳のホコリを「掃き出していた窓」だったことが由来といわれています。

ただし、もともとは現在のような大窓ではなく、小窓だったという説があります。

掃き出し窓のおすすめの開閉方式とは?

掃き出し窓は主に次の開閉方式がよく採用されています。

引き違い式窓

引き違い式窓とは、最低2枚以上の窓を、左右のいずれかにスライドさせて開け閉めをする窓のことです。

片引き式窓

片引き式窓とは、2枚の窓のうち1枚がフィックス窓(固定窓)で、もう1枚が横にスライドして開け閉めをする窓のことです。

腰窓とは何か?

腰窓とはどんな窓でしょうか?

こちらでは腰窓についてわかりやすくご紹介します。

腰窓とは?

腰窓とは、大人の腰の高さくらいの壁の上に載っている中窓のことです。

腰窓の読み方は「こしまど」と読みます。

腰窓の特徴とは?

腰窓の特徴は次の通りです。

1.腰窓は、一般的に床面から約80〜90cmくらいの壁の上に載っている窓のこと

2.基本的なサイズは幅180cm、高さ90~120cmくらいが多い

3.基本的に人の出入りには向かない窓である

住宅の中で設置が向いている部屋とは?

住宅の中で、腰壁の設置が向いている部屋は次の通りです。

・リビング

・寝室

・子ども部屋

・書斎

・キッチン

・ベランダがない2階の部屋

腰窓の名称の由来とは?

腰窓の名称の由来は「腰高窓(こしだかまど)」が由来です。

腰高窓とは、腰の高さくらいの壁の上に載っている窓という意味です。

腰窓のおすすめの窓の開閉方式とは?

腰窓は主に次の開閉方式がよく採用されています。

引き違い式窓

引き違い式窓とは、最低2枚以上の窓を、左右のいずれかにスライドさせて開け閉めをする窓のことです。

両すべり出し式窓

両すべり出し式窓とは、2枚の窓のうち、下の1枚が上にスライドして開け閉めをする窓のことです。

その他ほとんどの開閉方式の窓

腰窓はほとんどの開閉方式の窓に対応することが可能です。

もし、掃き出し窓から腰窓にリフォームする時、どんな窓が合うのか詳しく知りたい時は、ぜひ窓の専門業者に問い合わせてみることをおすすめします。

掃き出し窓を腰窓にリフォームするメリットとは?

掃き出し窓を腰窓にリフォームすると、どんなメリットがあるのでしょうか?

こちらでは掃き出し窓を腰窓にした時のメリットについてわかりやすくご紹介します。

防犯性能が上がる

1つ目のメリットは防犯性能が上がることです。

一般的に、掃き出し窓は1階のリビングなどによく設置されます。

そのため侵入者からすると、もっとも侵入がしやすい高さの窓です。

ところが腰窓にリフォームすると、窓の高さが部屋の床から80〜100cmくらいになり、地面からだと130〜150cmくらいの高さになります。

すると屋外からは侵入しにくくなり、防犯性能が上がります。

断熱性能が上がる

2つ目のメリットは断熱性能が上がることです。

掃き出し窓は住宅の中で、もっとも広い窓です。

そのため屋内外への熱の出入りが高くなります。

よって部屋の中は夏は冷房が効きにくく、冬は暖房が効きにくくなります。

ところが腰窓にリフォームすると、窓の面積をおよそ1/2くらいに減らせることが可能です。

窓の面積が小さくなったことで、熱の出入りが小さくなり、エアコンの効きがよくなり、断熱性能が上がります。

結果、省エネにもつながります。

腰壁の下まわりを有効活用できる

3つ目のメリットは腰壁の下まわりを有効活用できることです。

掃き出し窓は床面までガラス張りです。

そのため窓の開け閉めや人の出入りの邪魔になるので窓まわりには何も置けません。

よって有効活用することができません。

ところが腰窓にリフォームすると、床から80〜100cmくらいの高さの腰壁ができます。

それにより腰壁の下まわりを住人好みに有効活用することができます。

掃き出し窓から腰窓にリフォームするデメリットとは?

掃き出し窓を腰窓にリフォームすると、どんなデメリットがあるのでしょうか?

こちらでは掃き出し窓を腰窓にした時のデメリットについてわかりやすくご紹介します。

太陽の光や自然の風の入りが少なくなる

1つ目のデメリットは太陽の光や自然の風の入りが少なくなることです。

理由は開口部が小さくなるからです。

掃き出し窓を腰窓にリフォームすると、おおよそ開口部は1/2にまで小さくなります。

そのため太陽の光や自然の風の入りが少なくなります。

解放感がなくなる

2つ目のデメリットは解放感がなくなることです。

理由は開口部が小さくなることで、気分的に閉塞感が高まるからです。

窓のサイズが小さくなると、急に狭い部屋に押し込められたような気持ちになるかもしれません。

窓からの出入りができなくなる

3つ目のデメリットは窓からの出入りができなくなることです。

理由は屋内と屋外の間に壁ができるからです。

掃き出し窓であれば、1階の庭やウッドデッキ、2階のベランダに行き来をすることができます。

ところが腰窓になるとできなくなります。

掃き出し窓から腰窓にリフォームする時の現場での流れ

こちらでは掃き出し窓から腰窓にリフォームする時の現場での流れについてわかりやすくご紹介します。

❶掃き出し窓の撤去

ステップ❶では外壁から掃き出し窓を撤去します。

窓本体・網戸・窓枠を外します。

❷腰窓を設置するための下地造り

ステップ❷では腰窓を設置するための下地造りをします。

一般的な木造住宅であれば、木材を使って腰壁、窓枠の下地を造ります。

❸腰窓の取り付け工事

ステップ❸では腰窓の取り付け工事をします。

窓枠の下地に、サッシの窓枠を取り付け、窓本体を入れます。

❹外壁・内壁設置、仕上工事

ステップ❹では外壁・内壁設置、仕上工事をします。

外壁のサイディングを貼り、断熱材を入れ、内壁を造り、クロス仕上げをしてリフォーム工事は完了です。

掃き出し窓から腰窓にリフォームした時の相場

掃き出し窓から腰窓にリフォームした時の相場はどれくらいなのでしょうか?

こちらでは幅180cm、高さ90cmの腰窓にリフォーム工事した時の相場についてわかりやすくご紹介します。

主な工事の詳細は次の通りです。

1⃣掃き出し窓の撤去工事費用

2⃣廃材処分費用

3⃣腰窓を設置するための下地造り(木工事)費用

4⃣サッシ本体費用

5⃣サッシ取り付け工事費用

6⃣外壁取り付け工事費用

7⃣内壁(断熱材・クロス)仕上げ工事費用

8⃣現場管理費用

掃き出し窓から腰窓にリフォームした時の相場はおおよそ30~40万円くらいです。

まとめ

今回は、掃き出し窓から腰窓にリフォームするメリット・デメリットについてご紹介しました。

今回のポイントをまとめると、リフォームすることで防犯性能や断熱性能が上がり、窓の下まわりを有効活用でき、部屋の中が快適にすごしやすくなることです。

もし現在、掃き出し窓から腰窓にリフォームをご検討中で、もっと内容を詳しく知りたい方は、窓の専門業者に問い合わせてみることをおすすめします。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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