窓のゴム劣化が気になる事があります。例えば大掃除の時期に窓の掃除をしていて回りのゴムが劣化、縮んでいる事を発見した時。冬場の寒い時期の隙間風が気になり窓を見て見るとサッシとガラスの間のゴムが切れておりそこから外気が入ってきていると気づいた時。普段はあまり目が行かない所ですがいざ気になりだすとどうにか解決したいものですね。
本日は窓のゴム劣化が気になる方向けの記事となっています。参考にされて下さい。
福岡市東区のガラス屋。窓ガラス交換、サッシ修理交換、ドア修理、ドアクローザ交換修理、戸車交換、網戸交換(張替え・作製)、ドアノブ交換、雨戸修理交換、フロアヒンジ交換は窓店へ
窓のゴム劣化は何年ぐらいで起こる?交換時期を考える。
ゴムの劣化は15年~20年以上経過したお宅で良く見かけます。私共ではガラスの交換を多くさせて頂いておりますので、ガラス交換の際にサッシをバラシてガラスを入れ替えますがその際に窓のゴムを新しいガラスに巻き直す作業をする事になります。ゴムなので年数が経過すると固くなり”割れる””縮む”と言う現象が発生しますが経験値としては5年や10年くらいは全然大丈夫ですが15年を経過すると劣化が進んでいるお宅が多いと感じています。
見た目にもはっきり分かるレベルで破損や隙間が確認される場合は明らかな交換時期です。室内の気密性も損なわれ冷暖房の効きにも影響してきます。状況がより悪化するとガラスの落下などにも繋がり大変危険な状態にもなってきますので早めに交換を検討しましょう。
窓のゴムには種類がある
前述した窓のゴムとは戸建て住宅で多く使用されている”グレチャン”と言うサッシとガラスを固定するゴムの事です。
マンションなどではコーキングと言うシリコンが使用されている事も多いので仮にコーキングの場合では、”割れる””縮む”と言う現象は無く、”コーキングが切れる”と言う現象になります。コーキングが切れるとサッシとガラスの部分に隙間があきますので状態としては良くないです。補修作業を行う事が推奨されます。
窓のゴムには、グレチャンやビートと呼ばれるゴムが使用されているケースと、コーキング(シリコン)が使用されているケースがあり、グレチャンやビート(ゴム製品)は15年程度で経年劣化を発生します。
コーキング(シリコン)の場合は施工状況により大きく変化しますが、20年以上経過した住宅でも全く問題がない事が多いです。外壁などのコーキングは7~10年程度で打ち直しを推奨される事があるようですが、窓サッシのコーキングではその様な事案はあまり聞きませんね。
窓のゴムを交換する時の費用
窓のゴムを交換する時の費用ですが、業者に依頼する場合は”メーターいくら”と見積りを出す業者と”1窓いくら”で見積りを出す業者に分かれると思います。ただ、大体の相場は決まっていて
小窓・・・4,000円~8,000円(300mm×500mm以内程度)
中窓・・・8,000円~12,000円(800mm×1,200mm以内程度)
リビング窓・・・12,000円~18,000円(900mm×1,900mm以内程度)
この程度が目安の金額となります。材料費やサッシを分解してグレチャンを巻き直す作業費が含まれます。
一方、コーキングの場合は切れている部分のみ補修する事で修理が終わります。ホームセンターにコーキングは売っているのでコーキングガンと合わせても1,000円以内で済むかと思われます。窓全体のコーキングを打ち直す場合や、一部補修も業者に依頼したい時の相場は下記の通りです。
コーキング一部補修・・・5,000円~8,000円
【コーキング打ち直し】
小窓・・・6,000円程度(300mm×500mm以内程度)
中窓・・・10,000円程度(800mm×1,200mm以内程度)
リビング窓・・・15,000円程度(900mm×1,900mm以内程度)
既存のコーキング剥がし諸経費含む目安の金額です。
まとめ
本日は窓のゴムについて劣化時期や交換時期と費用の目安を記載しました。リビング窓のグレチャン交換は少々難易度が高いのでDIYなど得意な方以外は難しいかもしれません。コーキングの補修は比較的簡単なので素人の方でも挑戦可能かと思います。