今日は晴天で春らしい暖かい日です。昨日、一昨日と結構な雨量でガラス交換などの外で行う作業は大変でした。そんな折、「ドアノブがロックしてしまい、リビングのドアが開閉出来なくなったので至急対応出来ませんか?」と言うお問合せを頂きました。取り合えずリビング側にいたので携帯電話もあるし大丈夫だけど、ドアが開かないのでトイレにも行けないし、外出も出来ないと言う事です。
福岡市東区のマンションにお住いのお客様からのご入電で早速現場に到着したのですが、車を駐車する所がありません。近隣の駐車場も空きが無く、Googleマップで検索すると数百メートル離れた所の駐車場しか見当たりません。
困ったな~、まぁ傘はあるので歩いて行くことも出来るけど。。作業を行うのであれば作業車は現場の近くに駐車したいのは山々です。ちょっとマンションの前に一時駐車させて頂き、管理人さんはいないかな~と中を覗いてみました。
お~ラッキー管理人室がある。人影も見えるぞ。「すみません~修理業者のものですけど、〇号室の方から修理依頼でお伺いしました。来客用の駐車場ってございますか?」
管理人さん「あ~何々(お客様のお名前)さんの所、どうしたの?」
私「いや、ドアがロックしてしまって動かなくなった様なんです。
管理人さん「え!?玄関ドアが?」
私「いえ、室内のドアらしいのですが、まだ見てないので何とも言えませんが・・・」
管理人さん「あらら、じゃ~こっちに停めてくれる~」
と、ご親切に駐車スペースまでご案内下さいました。
ドアがロックする原因と解決方法
いままで何の問題もなく使えていた(開閉出来ていた)室内ドアが急にロックされて開かなくなる事が稀に起こります。もちろん鍵がついていない”
原因はもちろん、ドアノブの故障です。ラッチの部分がドアノブと連動して引っ込まなくなったのかドアノブや握り玉の部分が経年劣化で動かなくなったのか、一口にドアノブの故障と言っても詳細の原因は様々です。
修理方法ですが、ドアノブが分解出来れば一度ドアノブを分解してクリーニングを行い組直す事でしばらくは使用出来る事もあります。ただ、後々の事を考えればドアノブの交換を行う方が安全です。また、ドアノブが分解出来ない時は、ラッチ部分にスクレーバーなどを差し込み無理に開錠する事もあります。「とりあえず開けて欲しい」と言う事では有効な方法です。
今回お伺いした福岡市東区のお客様宅では、ドアの分解も出来ません。スクレーバーを差し込んでもラッチ部分が動きません。どの様に開けたかと言うと・・・。
福岡市東区のドア修理方法は切断
駐車場スペースに車を止めてお客様宅に伺いました。到着すると、男性の方がいらっしゃいます。「あっこんにちわ。修理業者の者ですけど・・・」
男性の方はこの家のご主人様。中で閉じ込められた奥様から連絡を受けて仕事中の戻って来られた言う事でした。(この時思ったのですが、リビングから出られない状態で私が訪問しても玄関ドアあけれんじゃん。良かった旦那さん帰って来てくれてて)玄関ドアはご主人様が開けてくれていたので早速お邪魔させて頂き状況確認。リビング内の閉じ込められた奥様にもドア越しにご挨拶。。
ご主人様曰く、「自分も道具を使ってどうにか開けようとしたけど、全然ダメだったと言う事です」
私もちょっと触って見ましたが全然駄目です。ドアノブも全然動きません。最終手段でラッチ部分を切断して開ける事をご提案。それしか方法がないのでしたらお願いします。と言う事でサンダーで切断しドアを開ける事に成功しました。
まとめ
到着から30分程度でドアをロックは解除され奥様と旦那様は再開を喜んでいらっしゃいました笑。いや、よかったです。築40年程と言うこちらのマンション。やはりドアノブも古くなれば色々なトラブルを引き起こします。サンダーで切断したのでドアとドア枠に少々傷は付きました(事前にご了承済みでございます)が車に在庫で持っていた新しいドアノブを取付直して最終的な修理も終わりました。