プリーツ網戸とパネル網戸どちらがいいのか?後付け網戸の疑問にお答えします!

施工実績(網戸)

施設の厨房で入口にプリーツ網戸の取り付けを行いました。施設の方はパネル網戸の設置をイメージされていましたが、色々と話しをつめて行くに連れてプリーツ網戸の方が良いのでは?とご提案させて頂き最終的にプリーツ網戸の取り付けとなった現場です。

そもそも、プリーツ網戸の存在そのものをご存知なかったのでニーズに対ししっかりご提案出来て良かったと思っています。

本日は、この様な体験から、プリーツ網戸とパネル網戸の比較を行いどちらがお客様のニーズに合っている商品なのかイメージして頂ければという趣旨の記事となります。

この窓にはどんな網戸が取付できるのかな~とお考えの方に参考となれば幸いです。

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プリーツ網戸の後付け

まずは、プリーツ網戸がどの様な網戸なのか、どんな感じに取付されるか、今回ご対応させて頂いた現場の写真よりご確認下さい。

施工前の写真です。横引きの厨房出入口となります。プリーツ網戸と言えばドアに取付けるケースが多いですが、今回の様な横引き窓にも取付可能です。

続いて施工完了写真をご覧下さい。

全体の感じです。

上下少しアップにした写真はこちら。

プリーツ網戸の特徴

プリーツ網戸は「アコーディオン網戸」とも言われる横引きタイプの網戸です。網戸を使わない時は端に寄せてコンパクトに折り畳む事が出来ます。網には、折り畳みの形が生成されている見た目の特徴があります。

プリーツ網戸と似た網戸にロール網戸があります。ロール網戸は、心棒にクルクルと巻き取るタイプの網戸になる為、プリーツ網戸の様な折り目はありません。

プリーツ網戸の設置可能な場所

プリーツ網戸は色々な所に取付可能です。その中でも、もっとも多く使われる場所は「ドア」です。ドア用の網戸としてドアの手前、室内側に後付けで取付ます。他には、突き出し窓、滑り出し窓など、外に開く窓の前面、室内側に取付が可能です。

プリーツ網戸は、前提として室内側に取付ける網戸です。その為、窓やドアが開く方向は外側に向けて、となります。内側に開く窓だとプリーツ網戸とぶつかってしまい正常に使用できませんので。

プリーツ網戸のメリット

プリーツ網戸は、室内側に取付が出来る網戸という事が最も大きなメリットです。

従来はドアに取付できる網戸が殆どありませんでした。勝手口ドアや玄関ドア、この様な場所に網戸の設置が可能となりました。ドアを開けっ放しにしていても虫の侵入を防ぎながら換気が出来るメリットは大きいです。

また、突き出し窓など外側に開く窓にも取付可能です。高層マンションなど突風のリスクの為、外にパネル網戸が設置出来ない場所でも室内側に網戸の取り付けを行う事が出来ます。

プリーツ網戸のデメリット

プリーツ網戸のデメリットは大きく2つあると考えます。

1つめは、室内側に取付ける網戸なので、室内に圧迫感が生じてしまいます。慣れればそれほど気にならないと思いますが最初の頃は少し圧迫感を感じるかもしれません。

2つめは、メンテナンスコストが比較的高額と言う事です。通常のパネル網戸だと網が破れた場合、数千円で張り替えを行う事が出来ますが、プリーツ網戸は網が破れると原則 全体的な取替となります。

プリーツ網戸とパネル網戸の比較

プリーツ網戸についてなんとなくご理解頂けましたでしょうか。それではここから本題の、プリーツ網戸とパネル網戸について比較して行きたいと思います。

設置場所

プリーツ網戸・・・室内に設置します。まずは、枠を取付けてその枠に折り畳み式の網戸本体を建て込みます。枠の取付が出来る範囲でスペースを確保しなければなりません。確保出来ない時は”ふかし枠”等を別途取付ける事で対応出来る事もあります。ドアや窓など多くの場所に取付可能です。

パネル網戸・・・一般的な引き違い窓に取付ける網戸です。原則、窓の外側に取付します。ドアには取付出来ません。専用のレールに建付けますので、レールが無い時は後付けレールの取り付けが別途必要です。

メンテナンス性

プリーツ網戸・・・網が破れた場合は網戸の張り替えができません。その為、メンテナンス性は悪いです。また紐が上下に通っていますが、その紐が切れた場合も修理は原則できません。

パネル網戸・・・網の張り替えは可能です。戸車など経年劣化で壊れる可能性が高いパーツも取替出来る事が多いのでメンテナンス性は良いです。

後付けの容易さ

プリーツ網戸・・・取付スペースが確保出来れば枠を取付けて建て込むだけなので後付けは比較的簡単です。また間口が広い開口用に”専用方立”が用意されています。方立(ほうだて)とは、柱の事です。広い開口の場合は、開口の真ん中付近に1本柱を設けてその部分にプリーツを取付けし二分割に施工する事も可能です。また玄関2枚引き戸の場合も、真ん中に”方立”を立てて片方だけプリーツ網戸を利用する施工方法も検討出来ます。

パネル網戸・・・容易です。網戸専用レールが備わっている窓であれば、そのレールに建て込むだけで作業は終わります。仮にレールが無い場合は後付けレールを取付ける事で設置が可能です。後付けレールの取り付けは環境により難易度があがります。最悪取付出来ない事もある為、網戸専用レールが無い場合は少々雲行きが怪しくなります。

価格

プリーツ網戸・・・プリーツ網戸は一般的なドアの大きさで4~7万円程度が商品と取付費用の価格です。縦すべり出し窓(中窓)サイズで3~5万円程度が相場の費用となります。

パネル網戸・・・たたみ1畳程度の大きさで、2万円程度が商品と取付作業代を含む費用です。中窓サイズで1~1.5万円程度となります。

まとめ

プリーツ網戸とパネル網戸の比較を行いました。

・出入口の引き違い窓

・テラス窓

・居室窓

・玄関引き戸

この様な所でどちらの商品を選ぶか検討できます。価格的な部分やメンテナンス性は、パネル網戸に軍配があがりますので一般的にパネル網戸を選択される方が多いです。一方で、デザイン性や操作性、機能性で敢えてプリーツ網戸を選択される方もいらっしゃいます。安い買い物ではありませんので、色々と検討されてみてはいかがでしょうか?

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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