トイレドアのトラブルでは圧倒的にドアノブの不具合が多いです。
ドアノブの不具合で「ドアが急に開かなくなった」「ドアノブの握り玉(ハンドル)がグラグラする」この様なご相談を多く頂きます。そんな中ドアノブ交換をご希望されるお客様は一度自分で出来ないか検討される方が多いです。特に男性のお客様はネットやホームセンターで同じ様なドアノブを色々探してチャレンジされます。ドアの厚みやバックセットなど必要な寸法を測れば取付可能なドアノブは見つかります。(当社のブログでもドアノブの選定方法を詳しく記載していますので参考にされて下さい「戸畑区のドアノブ交換完了!室内ドアノブの種類とネットのドアノブ購入でミスを防ぐ方法!」)
今回お伺いしたお客様も一度は自分でドアノブ修理が出来ないものか検討されたとの事でしたが、そもそもドアも古いのでドア本体ごと交換した方が良いのではないかとご家族で話し合いをされていた様です。「ドアノブの動きが悪いので修理して欲しい」とお問合せを頂き駆け付けましたが結果的にトイレのドア本体を交換し作業を完了した現場の施工実績となります。
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トイレのドア交換ビフォーアフター
【トイレのドア交換前】
【トイレのドア交換施工後】
ドアノブ交換とトイレドア交換の難易度
室内ドアの交換は建具屋の仕事と認識されています。しかし現在の情報化社会では建具屋に依頼ぜずともドア交換に関する情報は一般に入手する事が出来ますし、ドア本体もネットや大型のホームセンターで販売されています。
ドアノブ交換は前述した様に決まった箇所の寸法さえ間違わなければ取替可能なドアノブを入手する事が出来ます。そして実際にドアノブ交換を行うに際し使用する工具はドライバー1本で基本OKです。意外と簡単にドアノブ交換は出来ると思います。(室内ドアや勝手口ドアのイメージです。玄関ドアや店舗用、会社ドアなどで特殊なものもありますので都度注意が必要です)
一方、ドア交換の難易度はどうか?と考えれば、ドアの発注寸法を間違えなければ比較的簡単だと思います。現在取付されているドア本体を建具屋に持ち込んで製作して頂くかネットで購入する事になると思います。
トイレドア交換に必要な採寸箇所
ドア交換に必要な採寸箇所は下記の通りです。
【ドア本体】
1.ドア本体の横幅と縦の長さ
2.ドアのトップ位置からラッチの中心までの長さ
3.ドアの厚み
【ドア枠側】
4.開口部分の横幅と長さ
5.開口部分の上の框からラッチストライクの中心までのサイズ
トイレドア本体の交換方法
ドアは吊元と言われる部分に丁番が取付けられていて、ドア本体とドア枠にネジがそれぞれ6~8本打ってあります。ドアを交換するにはこのネジを外し既存のドアを取り外す事からスタートします。極簡単にイメージすると、新しく製作し購入したドアに丁番を付けて元と同じ様に建付けすれば、ドア本体の取替は完了です。ドアノブは別売り別梱包が基本なので、最後にドアノブを取付すれば完了となります。
イメージでは凄く簡単だと思われますが、”言うのとヤルの”では、それはそれで、そう簡単にいかない事も出てきますので、コツが必要である事はご留意下さい。ドア交換の経験が無い方は2人以上で作業を行う事をお勧めします。
その他の注意事項
トイレのドア交換を想定してご説明しています。しかも、上記写真にある様な築20~30年以上経過したトイレのドアのイメージです。このタイプのドアはドア枠が住宅の柱である特徴があります。高さも1800mm前後です。ドア枠が別に取り付けられている場合はドア枠も交換しなければなりませんので注意が必要です。
ドアを注文する時に、ドアが左右どちらに開くか、ドアノブの用意はどうするのか、など細かな情報も必要になって来ます。ドアを注文する際は、ドア本体以外(ドアノブ、丁番など)は別売りの可能性が高いのでご注意下さい。
まとめ
本日はトイレのドア交換施工実績を掲載しました。トイレのドア交換を行う際の採寸方法や注意点などについても参考にして頂ければと思います。