サッシの開閉は重たくて修理を希望されている方は意外と沢山いらっしゃいます。当社にお問合せ頂くお客様も月に相当数のお客様から「サッシの動きが悪い」「サッシは重くて動かない」「サッシの戸車交換をお願いしたい」この様なご相談が寄せられます。
実際に現場に伺ってみるとサッシの戸車がダメになっていて戸車交換で症状か改善されると言う事が体験値で90%程かと思われます。
本日は八幡東区で行った施工実績を紹介しつつ戸車の不具合の原因や戸車以外の原因について解説して行きます。
八幡東区の戸車交換、戸車調整、サッシの動きが重い悪い、室内建具の戸車交換は窓店で解決!
戸車の交換方法。サッシが重いのは無事解決!
まずはサッシをレールから外し、下の框(枠)を取り外す
サッシを枠から取外し戸車部分を撮影しました。ゴミや埃もかなりついていますので綺麗に清掃する必要もありますね。
横に寝かせてから戸車の取付けられている下枠(下框したかまち)を取り外します。
下框を取り外した画像です。下框を外して戸車を確認すると動きの悪いサッシは戸車が割れていたり動かすと、動きが悪い事があります。その場合は戸車が原因でサッシの動きが悪く、重くなっているので戸車を交換する事によりトラブルが解決されます。
八幡西区のお客様邸の古い戸車と新しい戸車の比較写真です。※取付位置などは合わせていません。比較写真としてご確認下さい。
新しい戸車に交換しレールをスムーズに走るか確認
通常サッシには戸車が2つ取付られていますので特別な理由が無ければ2つ同時に交換します。片方はまだ悪くなっていないと、1つしか交換しない方もいますが、同じ使用頻度なので近々必ず悪くなります。2度手間にならない様にした方が良いですね。
戸車を2つ交換したら今後は下框のみサッシのレールに当てて問題なく走るか確認しておきましょう。例えばレールそのものが歪んでいたり傷が付いている場合には戸車を変えても問題が完全に解決しないので戸車以外の10%の原因もチェックします。
問題なければ下框を元に戻し、サッシ枠に建て込み完成です。再度サッシの動きを確認しクレセント錠の掛りが問題ないかもチェックします。戸車の高さ調整でサッシの高さが変わります。サッシの高さは以前の古い戸車の高さ調整によって変わっているので、新しい戸車に取替えした場合はこの”高さ”も気を掛けていく必要があります。高さが極端に違うとクレセント錠がかかりません。
【注意】DIYで戸車交換をされたい方へ
戸車交換は階段式戸車に注意が必要!
戸車交換は一般の方でもDIYでされる方がいらっしゃいます。ホームセンターでも手軽に戸車は購入可能で、ネットでも販売されています。
戸車を交換する際に注意するべきポイントの1つとして”階段式サッシ”と言う物があります。マンションに使用されている事が多いのですがサッシが段違いになっていると言う特徴があります。
分かりやすい様に色分けしてみました。上記写真の赤のラインと青のラインが段違いになっているとご確認頂けると思います。この様な階段式のサッシの場合にはホームセンター等で販売されている「汎用品」の戸車が合わないケースが殆どです。正規品の戸車を探し出すか、サッシを加工して別の戸車を取付けるしか方法がありません。
正規品戸車の探し方
正規品戸車を探す場合は、サッシのメーカーと品番が必要です。メーカーと品番がわかればメーカーに問い合わせをし戸車の品番やサイズなどを教えてもらいネットで探すか金物屋さんに行って相談すれば入手する事が可能です。もし、メーカーや品番が分からない場合は戸車の各サイズを洗い出し画像で適合する戸車を探す事になります。
サッシの大きさと重量
自分一人で戸車を交換しようとする時はサッシの大きさと重量を留意しておく必要があります。取外しはどうにかできたが、取付ようとしたがサッシがサッシ枠に上手くハマらなく取付が出来ない!とお困りのお客様からの相談もしばしばあります。
サッシの取り外しや取付を伴う戸車交換は2人以上で行う事を推奨します。
まとめ
本日は戸車交換について施工実績を紹介しました。八幡東区のお客様はマンションで以前からサッシの動きが悪く困っていたそうですが中々業者の依頼する機会が無くどうにか過ごされていたそうです。戸車交換をさせて頂きサッシがスイスイ動くようになったので大変お喜び頂く事が出来ました。