玄関の暗証番号錠(テンキー錠)は安全か?開かなくなった時どうする?

ドアノブ

暗証番号錠(テンキー錠)について、このような悩みはありませんか?

「暗証番号錠(テンキー錠)の安全性のメリット・デメリットは?」

「暗証番号錠(テンキー錠)が開かなくなったらどうする?」

暗証番号錠(テンキー錠)は防犯性が高く鍵を持ち歩かなくていいことから近年人気を集めているタイプの鍵ですが、従来の金属の鍵とは大きく異なる面も多いです。

なかでも防犯面については従来の鍵とは大きく異なり、防犯面に優れていることも多い一方で、今までには気にしていなかったような部分での防犯リスクが生じることもあります。

そのため、しっかりと暗証番号錠(テンキー錠)の安全性についてのメリット・デメリットを理解して使用することが非常に大切です。

本記事では、玄関の暗証番号錠(テンキー錠)の安全性におけるメリット・デメリット、開かなくなったときの対処法について詳しく解説します。

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玄関の暗証番号錠(テンキー錠)の安全性のメリット

玄関の暗証番号錠(テンキー錠)の安全性のメリットは以下の通りです。

  • 物理的な鍵を紛失する恐れがない
  • 鍵を複製される可能性がない
  • ピッキングされる可能性がない
  • 暗証番号をいつでも変更できる

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

1.物理的な鍵を紛失する恐れがない

暗証番号錠(テンキー錠)は物理的な金属の鍵を持つ必要がないため、紛失するリスクがありません。

鍵を無くしてしまうと、誰かに盗まれたという確証がなくても防犯的なリスクから新しい鍵に交換する必要があり、高額な必要が発生してしまいますが、暗証番号錠(テンキー錠)であればそのようなリスクもありません。

2.鍵を複製される可能性がない

金属の鍵を紛失してしまうと知らないうちに複製されてしまう恐れがありますが、暗証番号錠(テンキー錠)は紛失する恐れがないため複製される可能性もありません。

3.ピッキングされる可能性がない

暗証番号錠(テンキー錠)は鍵穴が存在しないためピッキングされるリスクがありません。

近年空き巣の手口は巧妙となっており、防犯性の高いと言われておりディンプルキーなどであってもピッキングの対象になることもありますが、暗証番号錠(テンキー錠)はそもそも鍵穴がないためピッキングによる解錠をされる心配がないのです。

4.暗証番号をいつでも変更できる

暗証番号錠(テンキー錠)はいつでも自分で暗証番号を変更できるため、定期的に変更することで防犯リスクを最小限に抑えることができます。

玄関の暗証番号錠(テンキー錠)の安全性のデメリット

玄関の暗証番号錠(テンキー錠)の安全性のデメリットは以下の通りです。

  • 暗証番号を盗み見られる可能性がある
  • 指紋跡から暗証番号が読み取られてしまう可能性がある
  • 桁数が少ないと総当たりでも解錠されてしまう

それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説します。

1.暗証番号を盗み見られる可能性がある

暗証番号錠(テンキー錠)は暗証番号で玄関を開けられるという一方で、暗証番号を知っている人は誰でも解錠できるというデメリットがあります。

そのため、他人に暗証番号を盗み見られてしまったり、悪意のあるカメラなどによって暗証番号が知られてしまうと空き巣の原因となることもあります。

先ほどもお伝えした通り、暗証番号錠(テンキー錠)はいつでも暗証番号を変更できるため、定期的に変更するようにしましょう。

2.指紋跡から暗証番号が読み取られてしまう可能性がある

何気なく暗証番号を入力していると設定している暗証番号のところに指紋が重なってしまうため、どの番号を使用しているのか素人目にみても判断が容易になってしまいます。

そのため、定期的に指紋を拭き取るようにしたり、番号が不規則に表示されるデジタル盤を使用することが大切です。

3.桁数が少ないと総当たりでも解錠されてしまう

暗証番号錠(テンキー錠)は4桁で設定されていることも多いですが、9999までの組み合わせを1万通りすべて行われてしまえば解錠されてしまいます。

1万通り試すのには膨大な時間がかかると思われがちですが、実は半日程度で十分試せてしまうのです。

4桁の暗証番号でロックされているロッカーでの解錠事例にはなりますが、1万通り試すためにかかった時間の合計が休憩時間含めて3時間20分という事例もあります。

これは9999までの組み合わせをすべて行った結果ですので、暗証番号を5555に設定しているのであれば所要時間は半分になります。

つまり、4桁の場合は総当たりで解錠しようと思えば簡単に行えてしまうのです。

そうならないためには、所定の回数入力をミスした場合に自動ロックがかかるなどの防犯機能を備えた製品を選ぶと安心でしょう。

玄関の暗証番号錠(テンキー錠)が故障した(開かなくなった)ときの対処法

玄関の暗証番号錠(テンキー錠)が開かなくなる主な原因は”電池が切れること”です。

暗証番号錠(テンキー錠)は電池もしくは電源によって動作しているため、電気が通らなくなってしまうと暗証番号錠(テンキー錠)が正常に動作しないため、暗証番号を入力することもできなくなってしまいます。

暗証番号錠(テンキー錠)は電池を入れて作動する製品も多いですが、角型電池などの特殊な電池が使用されていることも多く、コンビニやスーパーなどでは手に入らないこともあるため、電池が切れる前に予備の電池を用意しておくことがおすすめです。

また、電池が切れてしまうと暗証番号が初期設定に戻ってしまうこともあるため、初期設定の暗証番号が記載されている説明書などは保存しておくと安心です。

原因が”電池切れ”ではない場合は?

暗証番号錠(テンキー錠)の開かなくなった原因が電池や電源ではない場合、何かしらのトラブルが発生している場合があります。

素人では故障の原因を突き止めるのが難しく、時間がかかってしまうため、鍵屋さんや鍵開け業者などに相談することがおすすめです。

また、暗証番号錠(テンキー錠)の製品によっては非常開錠用の鍵が付いている場合がありますので、製品の下側や説明書を確認するようにしましょう。

まとめ

本記事では、玄関の暗証番号錠(テンキー錠)の安全性におけるメリット・デメリット、開かなくなったときの対処法について詳しく解説しました。

暗証番号錠(テンキー錠)は紛失や複製のリスクがないため安全性が高いと言えますが、空き巣に狙われてしまうと暗証番号を盗み見られてしまったり、指紋から特定されてしまうなど、従来の鍵には存在しなかった防犯性のリスクが生じることがあります。

とはいえ、しっかりと防犯対策をすることで便利に活用できることは間違いなく、防犯性の高い製品と言えるため、しっかりと防犯上のリスクを理解したうえで使用するようにしましょう。

ぜひ本記事を参考にして、暗証番号錠(テンキー錠)を正しく利用してみてください。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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