浴室引戸の交換工事を行いましたので施工写真を掲載いたします。元々は別の依頼箇所でお伺いしましたが浴室引戸の気にされていた様で最近動きも悪くなってきたしガラスも汚れてきたので交換を検討されていました。最初は通常ガラスでのお見積りをさせて頂きましたが浴室内が”全く見えない様にして欲しい”とのご意向でしたのでアルポリックと言うアルミ樹脂複合板で納めさせて頂きました。引き戸のガラスにあたる部分は別にガラス以外の素材でも全く問題ありません。アクリル板にする事もありますし今回の様なアルポリック板にする事もあります。
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浴室引戸の交換
浴室引戸の交換写真です。
【施工前】
![](https://madomise.com/wp-content/uploads/2021/07/施工前-1.jpg)
【施工後】
![](https://madomise.com/wp-content/uploads/2021/07/施工後-1.jpg)
アルポリックに交換しましたので中の様子が全く見れません。
浴室引戸をアルポリックにするメリット
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浴室をガラス以外の素材にするメリットとは何でしょうか?またアルポリックにはどんなメリットが・・・。まずはガラスが割れて怪我をするリスクがありません。特にアルミ樹脂複合板であるアルポリックは基本的に割れる可能性はほぼありません。
浴室では衣類を脱いでいますので”滑って転倒”した場合はガラスを割ってしまうと大けがをする可能性があります。それがアルポリックであれば転倒してぶつかったとしてもまず”割れる”事はなく、凹むのが関の山、あまりに力がかかるとサッシから抜ける可能性はありますが一般的には考えにくいです。
また今回のお客様のご要望の様に視界が完全にシャットアウトされますのでプライバシーは完全に守られます。ガラスやアクリル板では人影が見えますがそれもありませんので人によっては安心できるのではないでしょうか。
浴室引戸をアルポリックにするデメリット
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逆にアルポリックのデメリットは中が全く見えない事、プラス外も全く見えなくなる事です。中が全く見えないと例えば急な発作などで倒れ込んでいてもその異変に気づきにくい事となります。また、浴室内から外の様子が見れない、感じ取れないと例えば火災や外の異変などに気づきにくくなると思われます。泥棒などの侵入者にも全く気がつかないかもしれません。
外部から浴室内の様子が感じ取れない、またはその逆も然り、人命にかかわる危険が潜んでいる場合なども感じ取れないリスク(デメリット)があると言えます。
このデメリットを回避する一つの手段としては室内に防水タイプの通信機器(スマホなど)を持ち込む事や浴室に入る時はテレビや音の発する機器をオフにして外部の音が聞こえやすい状況にする。この様な事で少しは外部との連絡手段の確保や、外部の雰囲気を感じやすくするといった防衛策が講じられます。
浴室引戸の交換時期
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サッシに入れるガラス以外の素材について考えましたが、続いて浴室引戸の交換時期についても考えていきたいと思います。浴室引戸の耐用年数は15年~20年程度と考えられています。実際には10~15年で交換時期とされる記事もありますが10年はちょっと早い感じです。せめて15年程度はメンテナンスをし既存品が使用出来るのではないでしょうか。
一方で15年以上経過した浴室引戸を交換するタイミングは下記の様な時だと思われます。順番に解説して行きます。
引戸の動きが悪くなった時
サッシの戸車が悪くなると引戸は思う様に動かなくなります。戸車を交換して修理する事もできますが、1つは経年の為適合部品が見つからない。1つは水回りの引戸なので”錆”や”腐食”が進んでいて修理が困難な状態という事があります。
サッシまわりのグレチャン・コーキングが切れてしまった時
ガラスをサッシと固定する為にゴムのグレチャンやコーキング(シリコン)が充填されていますが、この部分が切れてしまう事があります。これも経年劣化によるもので修理もしくは引戸交換を検討するタイミングと言えます。
ガラスの変色
浴室に使用されているガラスは変色して白っぽくなる事があります。
これはカルキによるものですがカルキ落としを行っても中々取れないという事もある様です。見た目に関する事なので機能として直接影響はありませんが、新品に取替えてリフレッシュする機会でもあります。
ガラスが割れてしまった時
15年以上経過した引戸であれば不注意等でガラスが割れたタイミングで引き戸本体を交換される事があります。理由としては、実は上記に記載した症状が少し見受けられ「そろそろ交換を考えないと・・」と思われている方がこの際一遍に綺麗にしようと思われるようです。
まとめ
本日は浴室引戸のリフォーム工事を行った施工実績とガラスからアルポリックに交換するという結構レアなケースでしたので、そのメリット・デメリットについても考えて見ました。