大掃除や網戸の張替えで網戸を窓から外した後、レールにうまくはまらずにお困りではないでしょうか。
上を入れようとするとつっかえてしまう ・下をレールに乗せようとしても浮いてしまう ・無理に押し込んで枠や部品を壊したくない
網戸をスムーズにはめるには、力ではなく事前の確認と少しのコツが必要です。無理に力をかけると、網戸のアルミ枠が曲がったり、下についている戸車(車輪)が破損したりする原因になります。
この記事では、網戸がはまらない時のチェックポイントと、正しいはめかたの手順を分かりやすく解説します。
網戸がはまらない時の原因は外れ止め

網戸を窓枠にはめる前に、一番最初に確認しておきたい重要な部品があります。それは網戸の左右の上部角についている外れ止めと呼ばれるプラスチック製のストッパーです。
実は、網戸がレールに入らない原因のほとんどは、この外れ止めが上がったままになっていることです。
外れ止めは、強風などで網戸が外れて室外へ落下するのを防ぐための安全装置です。網戸が浮き上がってもレールから戸車が外れないように調整してセットされています。そのため、そのストッパーが中途半端に効いていると取付けようとしてもストッパーに干渉してうまくはまらないのです。
網戸をはめる前の準備として、以下の手順で外れ止めを解除しておきます。
- プラスドライバーを用意する
- 網戸の上部左右にある外れ止めのネジを左に回して少し緩める(※ネジを完全に外す必要はありません)
- プラスチックの部品全体を、カチッと一番下まで指でスライドさせて下げる
左右両方の外れ止めを一番下まで下げておくことで、上枠のつっかえがなくなり、スムーズにレールへ差し込める準備が整います。
【3ステップ】正しい網戸のはめかた手順

外れ止めを一番下まで下げておく準備ができたら、実際に窓枠へ網戸をはめていきます。基本は上を先に入れてから、下を乗せるという流れになります。
ステップ1:一番外側のレールを確認する
窓のレールは複数本ありますが、網戸はガラス戸よりもさらに外側にある、一番外のレールにはめるのが基本の位置です。あらかじめ、はめ込むレールの溝にゴミや小石が挟まっていないか確認しておくとスムーズです。
ステップ2:網戸を両手で持ち、上のレールに差し込む
網戸の左右の枠を両手でしっかりと持ちます。網戸全体を少し持ち上げるようにして、窓枠の上のレール(溝)の奥まで、網戸の上枠を斜めに深く差し込みます。
ステップ3:少し持ち上げながら、下の戸車をレールに乗せる
上枠を溝の奥まで差し込んだ状態をキープしたまま、網戸全体を窓枠と平行になるように垂直に下ろしてきます。 網戸の下枠についている車輪(戸車)が、下のレールの上にカチッと乗るように位置を合わせ、ゆっくりと網戸から手を離します。
安全のための最終確認!外れ止めを固定する

網戸が上下のレールにしっかりとはまり、左右にスムーズに動くことが確認できたら、最後にもう一つだけ重要な作業があります。それは、最初に下げておいた外れ止めを元の位置に戻すことです。
これを忘れると、強い風が吹いた時などに網戸が外れて落下する恐れがあります。
- 網戸を閉めた状態にする
- 最初に緩めた外れ止めの部品を指で上にスライドさせる
- 窓の上のレールに軽く触れるか、1〜2ミリ程度隙間が空く位置で止める
- プラスドライバーでネジを右に回し、しっかりと固定する
レールに押し付けすぎると網戸の動きが重くなってしまうため、わずかに隙間を空けて固定するのが長持ちさせるコツです。
網戸の取り扱いに関するよくある質問(FAQ)

網戸のはめかたやメンテナンスに関して、よくある疑問をまとめました。
Q. 網戸の左右や裏表の向きはありますか? A. 室内側から作業する外れ止めや戸車の調整ネジが見える面が、室内側(裏)になるのが基本です。また、網戸の縦枠には少し出っ張っている方(虫よけのゴムがついている側)があり、そちらが窓の中央に向くように設置します。
Q. レールにはまったのに、動かすとガタガタして重いです A. 下の戸車がレールからズレてはまっているか、長年の使用で戸車自体がすり減って劣化している可能性があります。一度外して戸車の状態を確認し、割れているようであれば部品の交換が必要になる場合があります。
まとめ:正しい手順で安全な網戸の取り扱いを
網戸のはめかたは、外れ止めの解除と固定が一番のポイントになります。力任せに押し込まず、部品の仕組みを理解して手順通りに進めれば、どなたでも安全に網戸の着脱が可能です。
もし、ご自身での調整が難しい場合や、戸車が壊れていて網戸が動かないといった場合は、無理をせず専門業者に点検をご依頼ください。

