ドアノブ交換作業(SHOWA CL-50 レバーハンドル)を福岡市西区のアパート玄関ドアでおこないました。
以下の動画では、社長(わたし)が従業員の方に教えてもらいながらドアノブ交換をおこなっています。興味のある方は、動画もご視聴ください。
なぜ、社長が従業員に教えてもらっているかは、動画の概要欄で確認できます。
本誌では、動画では伝えきれなった、また分かりにくかった部分をより具体的に解説していますので合わせてご覧頂ければ以下の点がより具体的に理解できます。
- ドアノブの取り外し方法
- ドアノブの取付方法
DIYでSHOWA CL-50のレバーハンドルの取替をされたい方は事前にご確認頂けるとスムーズな作業ができると思います。
ドアノブの取り外し方(SHOWA CL-50)

はい。それでは、SHOWA CL-50のドアノブ(ハンドルレバー)の取り外し方法について解説いたします。
ここでの手順は5つです。
1.レバーハンドルを外す
2.台座を外す
3.フロントカバーを取り外す
4.シリンダーとサムターンが固定されているピンを外す
5.錠前を取り出す
動画内の画像を切り出しましたのご確認下さい。
レバーハンドルを取り外す

まずは、レバーハンドルの取り外しからです。SHOWA CL-50のドアノブ(ハンドルレバー)を購入すると商品に六角レンチが同封されていますので、そのロックレンチを使って、今ついている既存のハンドルレバーを取り外しましょう。
六角ネジを緩めて、ハンドルレバーを引き抜く様に外せばOKです。
台座を外す

レバーハンドルを取り外すと、次は、台座(上記写真)の取り外しです。台座にはアルミ製のカバーが取付けられていますが、カバーを握ってクッと回せば簡単に外れます。
そして台座には4本のネジがあり、室内側と室外側の台座同士がネジで接合されています。
部屋外、部屋内どちらでもよいのでプラスドライバーでネジを4本外すと台座が取れます。

この様な感じです。
フロントカバーを取り外す

台座を外すと上記写真の様になります。
そして次は、シリンダーとサムターンを外すのですが、SHOWA CL-50は、フロントカバーを取り外し確認できる、ピンを抜き出すことで、シリンダーとサムターンがはずれます。

フロントカバーは画像のオレンジで囲っている部分です。上下に2つネジがあるので、これもプラスドライバーで簡単に外れます。

シリンダーとサムターンが固定されているピンを外す

フロントカバーを外すと、画像の様な錠前の側面が確認できます。
四角で囲っている部分がシリンダーとサムターンを固定しているピンです。左右2本あるのが確認できますが、この現場で説明すると、右のピンがサムターン(室内側)、左のピンがシリンダー(鍵穴)を固定しています。

細いマイナスドライバーでピンの引っ掛けを捏ねて手前に抜く作業をおこないます。
はい、抜けました。

左右2本のピンを抜くと、シリンダーとサムターンが外れ落ちますのでしっかり掴んでおきましょう。

錠前を取り出す

最後は、錠前を取り外します。フロントカバーと同じ様に、上下2本のネジをプラスドライバーで回してとれば簡単に錠前も外せます。

これで、ドアの取り付けられている、レバーハンドルや、シリンダー、サムターン、錠前一式を取り外せました。

いかがでしたか?SHOWA CL-50のドアノブ(ハンドルレバー)を簡単に取り外す事ができました。この手順に従えば迷うことなくドアノブの取り外しができると思います。
ドアノブの取付方法(SHOWA CL-50)

次に、SHOWA CL-50のドアノブ(ハンドルレバー)の取付方法を見ていきますが、基本的には、取り外した工程と全く逆の作業をすればOKです。
ここでの手順は6つです。
1.錠前を取り付ける
2.シリンダーとサムターンを固定ピンで取付ける
3.フロントカバーを取り付ける
4.台座を取り付ける
5.レバーハンドルを取り付ける
6.動作チェック・鍵のかかりなど問題なかい確認
錠前を取り付ける

新しい錠前を箱から取り出します。新しい錠前にはフロントカバーが取付けられていますので、ネジを回してフロントカバーを取り外しましょう。

新しい錠前をドアに設置し、2本のネジで固定すればOKです。とても簡単に取付できます。
シリンダーとサムターンを固定ピンで取付ける
これを私も実際に作業しましたが、ちょっと要領がいると感じました。詳しく説明しますね。
まずは、新しい錠前に取付けられている、シリンダーとサムターンの固定ピンを抜きましょう。

でこれからシリンダーを取り付けるのですが、ここがポイント

親指に注目して下さい。シリンダーの本体をグッと押し込んでいます。この状態で所定の位置にセットし、ピンを差し込むのです。

わかります?分かりにくい時は動画も合わせて見て下さいね。
要は、以下の画像の様に本体を押し出す事で、ピンを通す穴が出てくるという仕組みです。そのピンの差し込み穴に対して、錠前の側面からピンを挿入しシリンダーとサムターンを固定する仕組みになっています。

フロントカバーを取り付ける

次は、フロントカバーの取付です。一見簡単な作業なのですが、ここでも1つ注意が必要です。
上記の画像、手でつまんでいる部分に注目して下さい。ラッチという名称のパーツです。このラッチはピコピコ出たり入ったりし、レバーハンドルと連動しています。今のこの状態ではクルクル回ったりもします。
このラッチにはドアが取付けられている勝手(丁番が取付けられている部分)により、方向が決まります。間違えるとドアノブの機能を失いますのでラッチの方角には注意が必要です。
ラッチは直角二等辺三角形の形状に近しいのですが、直角でない、斜めの部分がドア枠に当たるように位置するのが正解です。

ドア枠にオレンジで印をつけました。ラッチの形状も図形で書いています。この方角が正しいです。
台座を取り付ける

はい。フロントまで取り付けたら、後はレバーハンドルを取り付けて完了ですね。もう一息です。
レバーハンドルを取り付けるには先に台座の必要です。
最後、ここでも注意点があります。
まず、取外しのところでも見てもらいましたが、台座は室内側、室外側の2つの台座でドアを挟み込むように取付けられています。
台座の2つのネジ穴位置には2通りの幅が選択できます。左右の幅を揃えてください。このあたりは動画の8分ぐらいから見て頂ければより詳細に理解できると思います。

ネジ位置の幅が決まったら、ネジを接合する為のゴールド色の筒を台座に合わせていきます。切り欠けがあるので、位置を確認しあてがう感じで接します。固定される訳ではなく位置合わせです。その次に、付属されている短い方のネジで台座と金属製のゴールドの筒と台座を固定します。

次は、2つの台座でドアを内と外で挟む感じに台座をセット(最初取り外した状態です)します。

あとは、長いネジで両方の台座を固定すると台座取付完了です。
台座はあまりキツく締めすぎないように注意しましょう。
レバーハンドルを取り付ける
台座にアルミ製のカバーを取り付け、最後はレバーハンドルを台座に差し込みます。
取り外したのと同じ様に、レバーハンドルを六角レンチで締め込めばドアノブ取付も完了!

動作チェック・鍵のかかりなど問題なかい確認
最後は、レバーハンドルの動きをチェックします。
また、サムターンを回してデッドボルトの動きや、鍵の動作もしっかりチェックしましょう。

問題なければ、作業完了です。お疲れ様でした!
まとめ
本日は、ドアノブ交換として、SHOWA CL-50を交換した福岡市西区の実際の現場写真や動画を見て頂きました。
動画と画像を説明を確認していただければDIYでも取替可能ではないでしょうか。
お役に立てると幸いです。