お風呂のドアについて、このような悩みや不安はありませんか?
「お風呂のドアが開かない原因を知りたい」
「ドアが開かないときどう対処すればいい?」
「もし浴室に閉じ込められたら?」
本記事では、お風呂のドアが開かない原因や対処法について詳しく解説します。
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お風呂のドアが開かない原因

お風呂のドアが開かない原因は以下のとおりです。
- 鍵が壊れている
- 浴室ドアが歪んでいる
- レールが歪んでいる
- 住宅が傾いている
- ラッチボルトが経年劣化している
- 金属部品がサビている
- 汚れが溜まっている
- 熱反りが発生している
それぞれの原因について、詳しく解説します。
①鍵が壊れている
お風呂に使用されている鍵が故障したり不具合が生じたりして開かなくなることがあります。
お風呂の鍵が故障する原因は衝撃や経年劣化が主な原因となります。
耐用年数は10年前後が一般的ですので、10年前後使用した鍵については経年劣化だと判断して速やかに交換することが大切です。
②浴室ドアが歪んでいる
お風呂のドアを何度も開け閉めしているとドア本体が歪んでしまうことがあります。
衝撃などで簡単に歪むほど耐久性は低くないですが、ドアが開きにくくなった場合は確認してみるといいでしょう。
③レールが歪んでいる
お風呂のドアが「引き戸」や「折れ戸」といったレールに沿って開閉するタイプの場合、レールが歪んでしまうとドアが開きにくくなります。
レールの歪みは衝撃や経年劣化などが原因で発生しますが、ドアが開きにくくなる主な原因のひとつです。
④住宅が傾いている
住宅の築年数が古かったり、周辺で地盤沈下などのトラブルが発生している場合、住宅が傾いてしまいお風呂のドアが開かないというトラブルになるケースもあります。
とはいえ、住宅が傾いている場合はお風呂のドアだけではなく住宅のあらゆる場所で不具合やトラブルが生じるため判断しやすいでしょう。
⑤ラッチボルトが経年劣化している
ラッチボルトとは風や圧力などでドアが開かないようにするために固定する部品のことを指しますが、このラッチボルトが劣化するとドアノブと連動しなくなり、ドアが開かなくなります。
ラッチボルトの耐用年数も10年ほどですので、長く使用しているラッチボルトは定期的に点検することが大切です。
⑥金属部品がサビている
お風呂のドアには金属部品が多くは使用されていませんが、いくつかの金属部品は使用されています。
水分や湿気が付くことの多い場所に金属部品が使用されていると当然サビやすいため、何らかの原因で金属部品が露出されている場合はサビが原因でドアが開きにくくなることもあります。
⑦汚れが溜まっている
レール部分に汚れが溜まっていると、戸車が正常に動かずにドアが開きにくくなることがあります。
浴室と脱衣場の間のレールには髪の毛やホコリ、水垢などの汚れが溜まりますので、定期的に掃除することが大切です。
⑧熱反りが発生している
熱反りとは、浴室の内外の温度差が大きくなることでドアが反ってしまうことでドアが開きにくくなる現象のことを指します。
通常熱反りは時間経過とともに解決されますので、修理や対策の必要はありません。
断熱材が使用された浴室ドアを使用している場合や、気温の高くなる夏場に発生することが多いです。
お風呂のドアが開かないときの対処法・解決方法

お風呂のドアが開かないときの対処法・解決方法は以下のとおりです。
- 非常解錠装置で解錠する
- カードなどでラッチを押し込む
- ドア本体を取り外す
- 鍵屋さんに解錠してもらう
- 大声を出して助けを呼ぶ
- 【最終手段】ドアやガラスを破壊して脱出する
それぞれについて、詳しく解説します。
①非常解錠装置で解錠する
お風呂のドアには、脱衣所側から鍵を開けられるように「非常解錠装置」が付いています。
非常解錠装置はドアによっても異なりますが、コインで回すタイプか針金などの細い棒を差し込むタイプ、指で固定を解除するタイプなどが主流です。
お風呂のドアを見れば非常解錠装置がどれかはわかると思いますが、もしわからない場合は取扱説明書などを確認しましょう。
②カードなどでラッチを押し込む
ドアのスキマからラッチを確認して、ドアノブと連動していない場合はラッチが故障しているため、クレジットカードのような薄いものを差し込んでラッチをドア側に押し込むことでドアを開けることができます。
③ドア本体を取り外す
お風呂のドアには固定するためのツマミなどが付いていることが多く、ツマミを解除することでドアを取り外すことができます。
固定用のツマミはドアの4つ角のいずれかに付いていることが多いです。
もしどこで固定されているか分からない場合は取扱説明書を確認しましょう。
④鍵屋さんに解錠してもらう
お風呂のドアが開かない理由が分からない場合は鍵屋さんに相談することもひとつの手段です。
費用はかかりますが、ドアや壁などを傷つけることなく確実に解錠することができます。
⑤大声を出して助けを呼ぶ
お風呂のドアが開かずに浴室内に閉じ込められてしまった場合、まずは大声を出して助けを呼びましょう。
自宅に誰かいる場合は助けに来てもらえますし、自宅にひとりの場合でも近所の人が助けを呼んでくれる可能性があります。
⑥【最終手段】ドアやガラスを破壊して脱出する
浴室に閉じ込められて助けが来ない場合は、体当たりや蹴りなどでお風呂のドアを破壊したり、シャワーヘッドで浴室の窓を割って脱出するなど、力づくで脱出することを試みましょう。
お風呂のドアの解錠を業者に依頼するときの費用相場

お風呂のドアの解錠を業者に依頼するときの費用相場は10,000円〜25,000ほどです。
解錠費用は鍵の種類や業者の移動距離などによっても大きく異なりますが、大きなトラブルがない場合は高額な費用がかかることは少ないでしょう。
ただし、悪徳業者の場合は作業後に高額な費用を請求されるケースもあるため、信頼できる業者に依頼するとともに業者から提示される見積もりを作業前に確認してから依頼するかどうかの最終決定をしましょう。
お風呂のドアのトラブルに関するよくある質問
お風呂のドアのトラブルに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
Q1.お風呂のドアが開かなくなる予兆はありますか?
お風呂のドアを開け閉めしていて違和感や異常が見られる場合はトラブルの前兆となることが多いため、点検する必要があります。
Q2.お風呂のドアのトラブルを防ぐために何をすればいいですか?
お風呂のドアのトラブルは湿気や汚れが原因になることも多いため、浴室にカビが生えないようにしっかりと換気することや、レール部分に汚れが溜まらないように定期的に掃除することが大切です。
まとめ
本記事では、お風呂のドアが開かない原因や対処法について詳しく解説しました。
浴室ドアは住宅のドアの中でもトラブルが多いですが、経年劣化や汚れ、サビなどを放置してしまうとドアが開かなくなってしまい大きなトラブルに発展してしまうこともあるため、異常が見られた時点で対処することが大切です。
ぜひ本記事を参考にして、お風呂のドアが開かなくなった時に対処するとともに、未然にトラブルを防げるように対策してみてください。