マンションのベランダに出る部分の窓に設置されている網戸が動かなくなったので修理の見積りをして欲しいとのご依頼にご対応した施工実績の紹介です。
マンション網戸が動かなくなる原因や解決方法と合わせて現場の写真など掲載しています。ご興味のある方は読み進めて下さいね!
福岡市中央区の網戸修理・交換・取付は窓店(マドミセ)にお任せ下さい!出張見積り無料です。
【実録】マンション網戸が動かなくる原因とは?
今回の現場では網戸の下に取付けられている戸車(とくるま)と言われる部品の欠損により網戸が正常に動かなくなっていました。正確には動きはしますが、つっかかった様な、引きずる感じで無理に動かしている感覚です。

戸車は網戸1枚に対して左右に1つづつ、合計2つ取付けられていますが、1つの戸車が壊れたり無くなってしまうと左右のバランスが崩れて網戸を閉めても隙間が開いてしまいます。
上記の写真が正にその状態です。これは網戸に限った事ではなく、窓サッシにも言えることですが、窓を閉めても窓枠との隙間が開く原因の多くは、左右の戸車の高さが合ってない状態と言えます。
戸車の経年劣化
では、なぜ戸車は壊れるのでしょうか?一番可能性が高い原因は経年劣化による故障です。網戸の重さが常にかかった状態で何年もコロコロと回り網戸をスムーズに開閉する車です。10年も使用すればプラスチックの素材は損耗し朽ちてしまいます。
使用頻度は違いますが、車のタイヤでも2~3年で取替時期と言われますので、やはり使い続ければダメになる消耗品と言えるでしょう。
網戸レールの変形

故障の件数的には多いとは言えませんが、稀に網戸レールが変形してしまうことで、網戸の動きが重くなったり、スムーズな開閉ができなくなったりします。
”卵が先か鶏が先か”ではないですが、【戸車が悪くなったのでレールが変形したのか】、【レールが変形したので戸車が欠損したのか】ケースバイケースではありますが、レールが変形している現場では網戸戸車もダメになっているケースが殆どです。
その他の原因
戸車や網戸レールが変形する以外にも網戸が動きなくなる、または動きが悪くなる原因はあります。
物が挟まる
網戸の戸車に輪ゴムが挟まったり、ホコリやアクセサリーなど異物が原因で網戸の動きを悪くしてしまうことがあります。
網戸がレールに噛む
網戸を掃除しようと無理に網戸を外そうとして網戸本体がレールに噛み込んでしまい右にも左にも動かなくなる事があります。
外れ止めが適切な位置ではない
網戸には外れ止めと言われる滑落防止の処置がされています。その外れ止めの位置が適切な状態でないと窓枠に干渉し動きが重くなったり違和感を感じる状態となります。業者に網戸張替えや修理をお願いした後に以前よりも動きが重く・固くなった時は外れ止めが原因かもしれません。
窓枠が撓む
マンションではほとんどありませんが、木造住宅だと窓枠の開口部分の上部(梁)の部分が撓むことで数ミリ開口が狭くなり網戸の動きを悪くすることがあります。
マンション網戸の開閉不具合の修理方法
今回の現場では、新規網戸作製で網戸を新調し、且つ、変形したレールを元の状態に戻す作業をし修理しました。

戸車の破損と合わせてフレームの痛みもありましたのスッキリ新しい網戸へ取替させて頂きました。窓枠との隙間もなくなり虫の侵入も防げます。

特殊な工具でレールの変形もほぼ分からないレベルで補修できました。網戸を新調してもレールがデコボコだとまた直ぐに戸車が傷んでしまいます。テスト開閉を何度か行いましたが引っ掛かりもなくスムーズな動きでした!
気になる修理金額はおいくら?
気になる費用については以下の内容になります。
項目 | 適用 | 金額 |
新規網戸作製(取付) | 通常網戸(860×1800) | 17,000円 |
諸経費 | レール手直し含む | 5,000円 |
消費税 | ー | 2,200円 |
合計 | ー | 24,200円 |
現地調査にお伺いして、網戸作製のための採寸等をおこないました。お見積提出後、ご了承頂き、網戸作製を開始。
網戸が完成後再度ご訪問、レールの補修、網戸取り付け、調整などを行った費用となります。
網戸修理はどこに依頼するべきか?
福岡県、熊本県、佐賀県、ですと下記のバナーから弊社、窓店(マドミセ)へご相談頂ければと思います。


網戸の修理や新規作製などは基本的にサッシ屋さんの仕事になります。リフォーム会社さんや工務店さんに相談すると下請けのサッシ屋さんが対応する可能性が高いので余程、懇意にしている場合を除き、地元のサッシ屋さんに相談すると中間マージンも発生せずに対応して頂けることでしょう。
まとめ
いかがでしたか?本日はマンションの網戸が動かない現場に対応した施工実績について、故障原因や施工写真、修理費用など説明しました。
網戸の事でお困りの方は、ぜひ参考にして下さい。