役割や設置費用も違う?テラスドアと勝手口ドアの違いを徹底解説

窓、ドアリフォーム

テラスドアと勝手口ドアの違いについて、このような悩みや疑問はありませんか?

「そもそもどこが違うの?」

「メリット・デメリットの違いを知りたい」

「設置費用の違いを知りたい」

本記事では、テラスドアと勝手口ドアの役割やメリット・デメリット、設置費用、選び方のそれぞれの違いについて詳しく解説します。

福岡市城南区でテラスドアや勝手口ドアの修理・交換は窓店(マドミセ)にお任せください!出張見積り無料です!

テラスドアと勝手口ドアの役割の違い

テラスドアと勝手口ドアの役割の違いをそれぞれ紹介します。

テラスドアの役割

テラスドアは、庭やバルコニー、テラス、中庭などに出入りするために設置されるドアです。

住宅の外観に大きな影響を与えることも多いため、出入りのしやすさや断熱性能、採光量だけでなくデザイン性にもこだわられて選ばれる傾向にあります。

勝手口ドアの役割

勝手口ドアは、キッチンから外に出入りするために設置されるドアです。

キッチンからゴミを出すときや食料品などを自宅に運び入れるときなどに使用されることが多いため、デザイン性より機能性が重視される傾向にあります。

テラスドアと勝手口ドアのメリットの違い

テラスドアと勝手口ドアのメリットの違いをそれぞれ紹介します。

テラスドアのメリット

テラスドアのメリットは以下の通りです。

  • 出入りがラクに行える
  • デザイン性が高い
  • 採光量を確保できる

それぞれのメリットについて、詳しく解説します。

①出入りがラクに行える

テラスドアは掃き出し窓に比べて重量が軽いため、ちょっとした出入りでも軽い力でドアを開けられるので出入りがラクになります。

②デザイン性が高い

テラスドアは住宅の目立つ部分に設置することもあり、デザイン性に優れている製品が多く、おしゃれな外観にすることができます。

③採光量を確保できる

テラスドアはガラスの面積が大きいため、採光量が多く室内を明るくしてくれます。

勝手口ドアのメリット

勝手口のメリットは以下の通りです。

  • ゴミや荷物を運び出しやすい
  • 換気しやすい

それぞれのメリットについて、詳しく解説します。

①ゴミや荷物を運び出しやすい

キッチンに勝手口を設置することで、ゴミ出しや荷物の運び出しをキッチンから直接行うことができます。

キッチンから玄関が遠い場合、室内を通ってゴミを運び出す必要がありますが、勝手口であれば直接外に出すことができるため、室内でニオイが気になることもありません。

②換気しやすい

勝手口を開けることでキッチンの効果的な換気を行うことができるため、料理中のニオイがキッチンにこもりにくくなります。

テラスドアと勝手口ドアのデメリットの違い

テラスドアと勝手口ドアのデメリットの違いをそれぞれ紹介します。

テラスドアのデメリット

テラスドアのデメリットの主なデメリットは以下の通りです。

  • 掃き出し窓に比べて開口部が狭い
  • プライバシーの保護がしにくい
  • 前後に開閉スペースが必要になる
  • 網戸がロールタイプしか選べない
  • カーテンの設置が難しい

それぞれのデメリットについて、詳しく解説します。

①掃き出し窓に比べて開口部が狭い

テラスドアは掃き出し窓に比べて開口部が狭い傾向にあるため、洗濯物を出し入れしたり、大きな荷物を運び出すときに不便に感じることがあります。

②ガラスの面積が多いためプライバシーの保護がしにくい

テラスドアはガラスの面積が多いため、外からの視線が気になることもあります。

通りに面している場合は、すりガラスにしたりカーテンを設置するなどの対策が必要です。

③前後に開閉スペースが必要になる

開き戸タイプのテラスドアを選ぶ場合、開く側にスペースが必要になります。

引き違い戸であれば開けっぱなしでもスペースを取ることはありませんが、開き戸の場合は換気するときなどに邪魔に感じることもあるでしょう。

④網戸がロールタイプしか選べない

テラスドアに設置する網戸はロール網戸やアコーディオン網戸といったロールタイプのみとなるため、掃き出し窓などに使用される一般的な網戸に比べると耐久性や機能性が劣ってしまうこともあります。

⑤カーテンの設置が難しい

テラスドアはカーテンの設置が前提に作られていないことも多いため、カーテンを設置するためにはカーテンレールなどを後付けしたり、ロール式のカーテンを設置する必要があります。

また、カーテンを閉めてしまうと室内から景色を楽しむことができなくなってしまうため、テラスドアのメリットが失われてしまう可能性もあります。

勝手口ドアのデメリット

勝手口のデメリットの主なデメリットは以下の通りです。

  • 断熱対策しないとキッチンが寒くなる
  • 防犯対策をしっかり行う必要がある

それぞれのデメリットについて、詳しく解説します。

①断熱対策しないとキッチンが寒くなる

アルミ製の勝手口窓は断熱性が低いため、夏は暑く、冬は寒くなりやすいです。

そのため、樹脂製のドアフレームや複層ガラスなどで断熱対策する必要があります。

②防犯対策をしっかり行う必要がある

勝手口は住宅の目立たない場所に設置されることも多く、施錠を忘れることも多いため、空き巣に狙われることが多いです。

そのため、日頃から施錠を忘れないようにすることはもちろん、最新の鍵を使用するなどの防犯対策が欠かせません。

テラスドアと勝手口ドアの設置費用相場の違い

テラスドアと勝手口ドアの設置費用相場の違いをそれぞれ紹介します。

テラスドアの設置費用相場

テラスドアの設置費用相場は、20万円〜30万円ほどです。

ドア本体価格や工事内容によっても費用は大きく異なります。

勝手口ドアの設置費用相場

勝手口の設置費用相場は、掃き出し窓からリフォームする場合で30万円〜50万円ほどです。

LIXIL(リクシル)のテラスドアと勝手口ドアの特徴の違い

LIXIL(リクシル)のテラスドアと勝手口ドアの特徴の違いをそれぞれ紹介します。

①LIXIL(リクシル)のテラスドアの特徴

リクシルのテラスドアは、5色展開で断熱性の高いアルミ樹脂サッシが使用されています。

断熱性の高い複層ガラスやすりガラスなどを選べるオプションも選べるため、快適に過ごしやすいです。

②LIXIL(リクシル)の勝手口ドアの特徴

リクシルの勝手口には豊富な種類が用意されており、採風性の高いドアや引き戸タイプ、採光量が多いドアなどから選ぶことができます。

テラスドアと勝手口ドアの違いに関するよくある質問

テラスドアと勝手口ドアの違いに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。

Q1.テラスドアや勝手口ドアに補助金は適用されますか?

断熱性の高いテラスドア・勝手口ドアを設置する場合、「先進的窓リノベ2025事業」の補助金の対象になる場合があります。

「先進的窓リノベ2025事業」は、既存住宅の省エネ化やエネルギー負担軽減を目的とされた支援事業ですので、トリプルガラスの設置については補助金が支給される例が多いです。

詳細については「先進的窓リノベ2025事業」の概要から確認できます。

まとめ

本記事では、テラスドアと勝手口ドアの役割やメリット・デメリット、設置費用、選び方のそれぞれの違いについて詳しく解説しました。

テラスドアと勝手口ドアは役割やメリット・デメリットが大きく異なりますので、違いを理解して後悔しないように選んでみてください。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

安部圭一をフォローする
窓、ドアリフォーム窓とドアの修理
0120-268-270今すぐ電話でお問合せ