戸当たりについて、このような悩みや疑問はありませんか?
「戸当たりの役割を知りたい」
「戸当たりに種類はある?」
「戸当たりが壊れたときの修理方法や交換方法を知りたい」
戸当たりはさまざまな部分を指すことがあるため、どの部分が戸当たりなのか分かりにくいということもあるでしょう。
しかし、戸当たりが故障しているとドアや壁に傷が付いてしまう恐れがありますので、早めに対処する必要があります。
そこで本記事では、戸当たりの役割や種類、修理・交換方法について詳しく解説します。
福岡市東区のドア修理は窓店(マドミセ)にお任せ下さい!戸当たり修理やドアノブ、ドアクローザ―までしっかり修理します!
戸当たりの役割とは?

戸当たりには、開閉時にドアやドアノブが壁に接触して穴が空いたり傷がついたりすることを防ぐ役割があります。
木材やゴム、プラスティック、金属など、いくつかの素材がありますが、設置する目的はすべて壁とドアを保護することです。
戸当たりの種類
戸当たりの種類は以下の通りです。
- ドア枠についている細木タイプ
- ドアに付けるゴムタイプ
- 床に設置する金属タイプ
- 床に収納できる金属タイプ
- 壁に設置する金属タイプ
それぞれの種類について、詳しく解説します。
ドア枠についている細木タイプ
ドア枠についている細木はドアを閉めるときにストッパーの役割のある戸当たりです。
一般的な開き戸の構造として付いている戸当たりとなります。
ドアに付けるゴムタイプ
ドアに付けるゴムタイプは、ドアと壁が当たる部分にゴムのボタンのような戸当たりが付いています。
引き戸や開き戸など、さまざまなタイプのドアに使用されています。
また、ゴムタイプにはドアの上部に付ける棒状のタイプもあります。
床に設置する金属タイプ
床に設置する金属タイプは、小さいポールのような見た目をしており、ドアを開けたときに壁に当たらないようにする戸当たりです。
室内に使用されることは少なく、勝手口や玄関ドアなどの屋外と面したドアに使用されることが多いです。
床に収納できる金属タイプ
床に収納できる金属タイプは、ポールタイプの戸当たりと同様にドアを開けたときに壁にドアが衝突しないようにする戸当たりです。
床に収納できるため、戸当たりを使用するときは自身で床から出す必要があります。
壁に設置する金属タイプ
壁に設置する金属タイプは、壁に戸当たりをネジで固定する戸当たりです。
壁にネジを打ち込むため、壁に傷がついてしまうため注意が必要です。
戸当たりの修理・交換方法

ここでは、戸当たりの種類方法と交換方法をそれぞれ解説します。
戸当たりの修理方法
戸当たりだけの修理を正規メーカーに依頼できないこともありますので、メーカーが戸当たりだけの修理を行ってくれない場合は、専門業者に依頼することやDIYで修理することを検討する必要があります。
メーカーによって対応は異なりますが、大手メーカー・LIXILの戸当たりに関する対応は以下の通りです。
”戸当たり単体は販売しておりません。
1997年以降に取り付けられた室内ドアについては、交換修理にて対応いたします。
LIXIL修理受付センターにご連絡ください。
1996年以前に取り付けられた戸当たりは、供給できないため修理できません。
ただし、リペアができる場合があります。施工店さまにご相談ください。
なお、戸当たりが枠から外れただけの場合は、市販の木工用ボンドで接着できます。”(引用:LIXIL「室内ドアの戸当たりが壊れた」)
戸当たりの交換方法
メーカーでは戸当たりだけを販売していることが少ないため、専門業者に依頼して採寸から戸当たりを作ってもらい交換することが必要です。
ネット通販などで戸当たりだけが販売されていることもありますが、適切なサイズを選ばないと取り付けることができないため、DIYに慣れていない方は難しいでしょう。
戸当たりの修理・交換はDIYでもできる?

戸当たりの修理・交換をDIYで行いたいという方も多いでしょう。
戸当たりが剥がれてしまっている場合は木工用ボンドで接着することで直すことができますし、戸当たりに小さな穴が空いている場合は穴隠しテープなどを貼ることで簡易的に修理することができます。
一方で戸当たりが完全に折れてしまっている場合や、効果が必要なほど劣化している場合はよほどDIYに慣れていないと修理・交換できないため、基本的には専門業者に依頼することがおすすめです。
戸当たりに関するよくある質問
戸当たりに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。
Q1.戸当たりは絶対なくてはいけない?
玄関ドアや勝手口のドアには、ドアクローザーと呼ばれるドアの開き具合を調整する部品がついているため、かならずしも戸当たりが必要とは限りません。
とはいえ、ドアクローザーでは調整できないような力で開閉してしまうと壁を傷つけてしまったり、ドアが破損してしまうリスクもありますので、戸当たりがあると安心です。
また、リビングドアなどの室内ドアにはドアクローザーは付いていませんが、ドア枠に戸当たりが付いており、開いたときに関しては戸当たりではなく蝶番で調整することが多いため、外側の戸当たりについては必要ないでしょう。
Q2.戸当たりの耐用年数はどのくらい?
戸当たりの種類によっても異なりますが、ドアについている木製の戸当たりの耐用年数は15年〜20年ほどです。
ドアを勢いよく閉めることが多く戸当たりに負担がかかりやすい環境で使用している場合などは耐用年数よりも短い期間で劣化してしまうこともありますが、基本的には15年〜20年ほどで劣化してくると覚えておくといいでしょう。
Q3.戸当たりの設置を専門業者に依頼するときの費用相場は?
戸当たりの種類や業者によっても異なりますが、一般的に戸当たりを設置する費用の相場は1万円〜2万円ほどです。
専門業者に依頼するときは複数の業者に相見積もりを取ることでコストを抑えて依頼しやすいです。
Q4.ドアのリフォームするときに戸当たりは設置してくれる?
ドアのリフォームをする場合、多くの業者が戸当たりを無料で設置してくれることがあります。
ただし、何も言わないと設置してもらえませんので、事前に戸当たりの設置を検討している旨を伝えましょう。
Q5.賃貸に戸当たりを設置することはできる?
賃貸に戸当たりを設置する場合は、壁や床、ドアに傷をつけない方法で設置する必要があるため、貼り付けタイプの戸当たりのみ設置可能です。
もしネジなどで固定したい場合は、大家や管理会社の許可を得て設置する必要があり、無許可で設置してしまうと退去時に高額な原状回復費用を請求されたり、違約金が発生する恐れがあります。
まとめ
本記事では、戸当たりの役割や種類、修理・交換方法について詳しく解説しました。
戸当たりは住宅では一般的に使用されていますが、どの部分が戸当たりなのか分からないという方も多いでしょう。
もし戸当たりかどうかを判断できない場合は、ドアの開閉に制限をかけている部分を戸当たりだと判断するとわかりやすいでしょう。
また、もし戸当たりだと判断できない場合は、専門業者に「この部分が壊れている」と伝えれば問題なく修理・交換できますので安心してください。
ぜひ本記事を参考にして戸当たりの修理・交換をしてみましょう。