シャッターの修理について、このような悩みや疑問はありませんか?
「シャッターを自分で修理するのはあり?」
「シャッターを自分で修理する方法は?」
「シャッターを自分で修理するときの注意点を知りたい」
シャッターは歪みや開閉できない、施錠できないなどのトラブルが生じることがありますが、専門業者に依頼すると高い費用が発生するため、できることなら自分で修理したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、シャッターは部品が多く、自分で修理できるのかわかりませんよね。
そこで本記事では、シャッターが故障する原因や修理方法、自分で修理するデメリット・注意点について詳しく解説します。
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シャッターを自分で修理することは問題ないか?

結論から申し上げますと、シャッターを自分で修理することは正しく修理できれば問題ありません。
シャッターが故障する原因はさまざまですが、正しく故障した原因を理解して正しく修理しないと、かえって状態が悪化してしまう恐れもあります。
そのため、正しく修理できるのであれば自分で修理することもひとつの手段ですが、故障原因が明らかではない、もしくは正しく修理できないと判断できる場合は専門業者に相談することがおすすめです。
シャッターが故障する原因
シャッターが故障する主な原因は以下の通りです。
- 鍵が引っかかっている
- シャッター本体に歪みが生じている
- シャッターのレールが歪んでいる
- 電動シャッターの電気回路が故障している
それぞれの原因について、以下で詳しく解説します。
鍵が引っかかっている
シャッターの鍵の部分にサビが発生すると、鍵が引っかかってしまい開閉しないというトラブルが発生してしまいます。
鍵の部分だけにサビが発生することは少ないですので、シャッター全体にサビがみられる場合はサビによる故障である可能性を考慮しましょう。
また、鍵が引っかかる原因としては、サビ以外にも鍵穴にゴミや汚れが詰まっている、鍵本体が歪んでいるなどの原因も考えられます。
シャッター本体に歪みが生じている
シャッター本体が歪んでいると、開閉できない、開閉がスムーズにできないなど、さまざまなトラブルが発生します。
本体が歪んだまま力任せに開閉してしまうと、レール部分の故障にもつながるため、本体に歪みが見られる場合は早急に対処することが大切です。
本体が歪む原因は基本的に衝撃によるものですが、台風などによる強風やものが衝突した意外にもシャッターを強く開け閉めしたことでも歪む可能性はあります。
シャッターのレールが歪んでいる
シャッターのレールが歪んでしまうと、正常にシャッターを開閉することができなくなってしまいます。
シャッターレールが歪む原因は、シャッターとの噛み合わせが悪いことや衝撃が加わったことが主な原因となります。
また、レールに小石などが詰まったまま開閉してしまうとレールが歪んでしまう恐れがあるため注意が必要です。
電動シャッターの電気回路が故障している
電動シャッターの場合、断線や接触不良など電気回路が故障してしまうとシャッターが開かないというトラブルになることがあります。
電動シャッターは力を加えて開閉しないため、レール部分が故障する可能性は低いため、シャッターが開かなくなった場合は電気回路のトラブルを考えることが大切です。
また、リモコンで開閉する場合はリモコンの故障や電池切れなどを確認することも大切です。
シャッターを自分で修理する方法

シャッターを自分で修理する方法を以下の表にまとめましたので参考にして見てください。
原因 | 修理方法 |
シャッターの動きが悪い | レール・スプリングシャフトに油をさす スプリングシャフトを交換する スプリングシャフトのバネを調整する |
シャッターが開閉できない | スプリングシャフトを交換する |
シャッターの鍵が解錠・施錠できない | シリンダーを交換する ラッチを交換する |
シャッターが歪んでいる | ガイドレールを調整する スプリングシャフト・スラットを交換する |
このように、シャッターの不具合はシャッターを開閉するときに動作するスプリングシャフト周辺で発生することが多いですが、軽度な故障の場合は「クレ556」などの潤滑油をさすだけでもトラブルが解決することもありますので、まずはレール部分に注油するといった簡単な対処からすることもおすすめです。
シャッターを自分で修理するデメリット・注意点

シャッターを自分で修理するデメリット・注意点は以下の通りです。
- 専門的な知識が必要になる
- 症状をさらに悪化させる可能性もある
それぞれのデメリット・注意点について、以下で詳しく解説します。
専門的な知識が必要になる
シャッターは以下のように専門的な用語が使用されている部品が多く使用されています。
- スラット
- 内外錠
- 水切り
- 中柱
- ガイドレール
- シャッターケース
- スプリング
- シャフト
- ブラケット
- 吊元
- プーリー
- マグサ
シャッターにある程度知識のある方であれば名前と部品を照らし合わせるだけでも問題ありませんが、シャッターの構造を知らないという方は”どのような部品があるのか?”を調べる必要があるため、やや面倒な作業となります。
症状をさらに悪化させる可能性もある
シャッターが故障する大きな原因として、シャッターパネルの歪みやレールの歪みなどが挙げられますが、ペンチなどで歪みを修理しようとすると、逆に症状が悪化してしまうことも多いです。
シャッターが歪む原因は衝撃ではなく噛み合わせの問題もあるため、原因がわからないのであれば力ずくでの修理は避けることが無難でしょう。
シャッターを自分で修理することについてのQ&A

ここでは、シャッターを自分で修理することについてよくある質問をQ&A形式で紹介します。
シャッターの耐用年数はどのくらい?
製品によっても若干異なる場合がありますが、一般的なシャッターの耐用年数は7年〜15年と言われています。
耐用年数付近になると故障も増えてくるため注意しましょう。
専門業者にシャッター修理の依頼をするときの費用相場は?
専門業者にシャッター修理の依頼をするときの費用相場は、5万円〜10万円ほどです。
業者や修理内容によっても費用は異なりますので、一度相談してみることがおすすめです。
シャッター全交換の費用相場は?
シャッター全交換の費用相場は、150,000円〜300,000円ほどです。
軽度なシャッターの故障であっても、間違った方法で自分で修理してしまうと全交換になる恐れもあるため注意しましょう。
まとめ
本記事では、シャッターが故障する原因や修理方法、自分で修理するデメリット・注意点について詳しく解説しました。
シャッターの修理を自分で行うことは可能ですが、DIYに慣れていない方やシャッターについての知識がない方については、専門業者に修理を依頼することが無難になります。
シャッターが歪んでいるだけであればペンチやハンマーなどで直せそうですが、レールやスプリングシャフトなどの外からは見えない部分が故障している可能性もあるため、どの部分が故障しているのかを明確にすることが大切です。
ぜひ本記事を参考にして、シャッターの修理を正しく行いましょう。