アクリルとガラスはどっちを選ぶべき?違いを一覧表で徹底解説

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アクリルについて、このような悩みや疑問はありませんか?

「そもそもアクリルってどんな素材?」

「アクリルとガラスの違いは?」

「アクリルとガラスの違いを一覧表でチェックしたい」

ガラスの代用品としてアクリルはよく使用されていますが、大きな違いがあるため、完全にガラスの代用としてアクリルを使用することはできないのです。

それでは、どのような部分でアクリルはガラスの代用にできるのでしょうか。

本記事では、アクリルとガラスの違いについて詳しく解説します。

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アクリルとは?

アクリルとは、100種類以上あるプラスチックの中でも、熱で柔らかくなる特性を持つ「熱可塑性(ねつかそせい)樹脂」に分類される素材です。

加工のしやすさや透明度などからダラスの代用品としても注目を集めており、実際に住宅でもさまざまなところに使用されています。

アクリルとガラスの違い

アクリルとガラスの主な違いは以下の通りです。

  • 強度
  • 傷の付きやすさ
  • 重量
  • 耐熱温度
  • 加工のしやすさ
  • 紫外線カット率
  • 透明度

それぞれの違いについて、以下で詳しく解説します。

アクリルとガラスの違い①:強度

アクリルは一般的なガラスに比べて強度が非常に高く、割れにくいという特徴があります。

アクリルの強度はガラスの50倍ほどと言われているため、簡単な衝撃では割れることはなく、樹脂素材であるため割れてもガラスに比べてケガをするリスクは減ります。

とはいえ、ガラスには強化ガラスなど、強度に優れたガラスも多く存在します。

アクリルとガラスの違い①:傷の付きやすさ

アクリル板はガラスに比べて表面硬度が非常に低いため、簡単に傷がついてしまいます。

そのため、傷がつきやすい窓ガラスなどには使用されることが少なく、一般的には室内で使用されることが多いです。

アクリルとガラスの違い①:重量

アクリルはガラスに比べて半分ほどの重量となるほど軽い素材です。

そのため、高い部分の設置や重量制限のある部分にも設置することが可能になります。

アクリルとガラスの違い①:耐熱温度

アクリルの耐熱温度は80℃ほどとなっており、ガラスに比べるとかなり低くなっています。

ガラスの耐熱温度は一般的なガラスで110℃ほど、耐熱ガラスになると200℃以上の耐熱温度を誇る素材もあります。

アクリルとガラスの違い①:加工のしやすさ

アクリルはアクリル専用カッターなどをホームセンターで購入すれば簡単にカットすることができるため、購入後の加工のしやすさも非常にしやすく、DIYの素材としてもよく使われています。

一方でガラスは素人が加工するのは非常に難しいため、基本的には専門業者に加工を依頼する必要があります。

アクリルとガラスの違い①:紫外線カット率

アクリル板は室内紫外線カット率90%と非常に紫外線カットに効果的な素材です。

一般的な窓ガラスの紫外線カット率は30%ほどとなっているため、UVカットには効果的な素材ですが、窓ガラスとして使用することは難しいため、紫外線のダメージを受けやすいフィギュアや写真などを入れるケースに使用されることも多いです。

アクリルとガラスの違い⑦:透明度

アクリルとガラスはどちらも透明度の高い素材ですが、若干アクリルのほうが透明度が高いと言われています。

とはいえ、基本的にはどちらも無色透明と考えて問題ないほど透明度が高いです。

アクリルとガラスの違いの一覧表

以下の表にアクリルとガラスの違いをまとめました。

 アクリル一般的なガラス
強度高い低い
傷のつきやすさ付きやすい付きにくい
重量軽い重い
耐熱温度80℃110℃〜
加工のしやすさしやすいしにくい
紫外線カット率高い低い
透明度高い高い

機能性を重視するならガラスがおすすめ

ここまでお伝えしたとおり、アクリルとガラスには大きな違いがありますが、機能性を重視するのであればアクリルよりもガラスのほうがおすすめです。

一般的なガラスに比べるとアクリルのほうが機能性は高そうですが、ガラスにはさまざまな種類があり、強度の高いガラスや耐熱性の高いガラス、割れても破片が飛び散らないガラス、紫外線カット率の高いガラスなど、さまざまな機能性を持ったガラスがあります。

そのため、重量や加工のしやすさ、透明度以外の機能性を重視したい場合は、ガラスも検討するといいでしょう。

アクリルとガラスの違いについてのQ&A

ここでは、アクリルとガラスの違いについてよくある質問をQ&A形式で紹介します。

1.アクリルガラスのメリット・デメリットを知りたい

アクリルガラスのメリットとしては、一般的なガラスに比べて簡単に割れることのないほど強度が高い、透明度が高い、加工がしやすいことが挙げられます。

一方で、表面にキズが付きやすいことや熱に弱いことなどがデメリットとして挙げられます。

ガラスの代替品として使用されることも多いですが、アクリルは耐熱ガラスや80度以上の高温になる場所では使用することができません。

また、非常にキズが付きやすいため窓ガラスとして使用されることもほとんどありません。

2.アクリル板とアクリルガラスの違いは?

アクリル板とアクリルガラスはどちらもアクリル樹脂で作られた製品を指すため違いはありません。

商品名や用途、サイズなどによって呼び方が異なる場合があります。

3.アクリルガラスは割れることはある?

先ほどもお伝えしたとおり、アクリルガラスはガラスよりも強度の強い素材ですが、大枠としてはプラスチック素材ですので、強い衝撃が加わったり、強く折り曲げようとする力が加わると割れてしまいます。

また、薬品との相互作用によって割れる「ケミカルクラック」という現象でも割れることがあり、アルコールを使用することによってアクリルが割れてしまうというケースは非常に多いです。

4.アクリルはガラスに比べて安い?

アクリルのほうが安いというイメージを持っている方も多いと思いますが、同じ業者に依頼した場合(マージンや輸送コストを加味した場合)それほど価格に差が生じることはなく、ガラスのほうが安くなる場合も多いです。

5.アクリルガラスはホームセンターでも購入できる?

アクリルガラスは大手ホームセンターでは基本的に取り扱っている商品です。

ほかにもネット通販や雑貨量販店などでも取り扱っている場合があります。

6.アクリルガラスの割れ方は?

アクリルガラスはヒビが入ったように割れるもしくは穴が空いたように割れるといったケースが多いです。

割れ方によっても異なりますが、よほど強い衝撃でない限りはヒビのように割れることが一般的です。

まとめ

本記事では、アクリルとガラスの違いについて詳しく解説しました。

アクリルもガラスも優れた製品ですが、特徴が大きく異なるため、使用する目的によって使い分けて選ぶことが大切です。

また、アクリル板は窓ガラスや80℃以上になる場所には使用できないなど、ガラスに比べて使用できない部分があるということには注意しましょう。

ぜひ本記事を参考にしてアクリルとガラスの違いについてチェックしてみてください。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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