収納扉について、このような悩みはありませんか?
「収納扉の種類にはどんなものがある?」
「おしゃれな収納扉を知りたい」
「棚やラックにDIYで収納扉をつける方法は?」
収納扉には、ホコリやゴミを収納部分に侵入させないことや生活感を見せないことから部屋をすっきりと見せるなどの効果があります。
そのため、どんな住宅にも必ず収納扉は設置されているといっても過言ではないでしょう。
そんな当たり前に設置されている収納扉にはいくつかの種類があり、それぞれに違った機能性がありますし、デザイン性も異なるため、よりおしゃれな部屋を目指すのであれば収納扉にこだわることは欠かせません。
とはいえ、収納扉にはどんな種類があって、おしゃれな収納扉がどんなものなのか分からないという方も多いでしょう。
本記事では、収納扉の種類やおしゃれでオススメの収納扉、DIYで棚やラックに収納扉を設置する方法について詳しく解説します。
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収納扉の種類
収納扉の種類は以下の通りです。
- 折れ戸タイプ
- 開き戸タイプ
- 引き戸タイプ
それぞれの種類ついて、以下で詳しく解説します。
1.折れ戸タイプ
折れ戸タイプは、複数の扉を折りたたむように開閉する収納扉です。
取っ手を引っ張ることで簡単に開けることができ、扉を開いたときの開口部が広いためクローゼットの中などを見やすいというメリットがあることから収納扉としても一般的に使用されています。
一方で、折れ戸タイプは扉を手前に開く仕様となるため、クローゼットなどの手前に荷物や家具などを設置できないというデメリットもあります。
また、折れ戸タイプには床にレールを設置する一般的な収納扉以外にも、上部にだけレールを設置する「上吊りタイプ」もあります。
上吊りタイプは床にレールを設置しないため、レールにホコリや髪の毛などの汚れやゴミが溜まらないため掃除がしやすいメリットがある一方で、費用が高くなりやすいということがデメリットです。
2.開き戸タイプ
開き戸タイプは、蝶番や軸受け金物で止められた部分を軸に、扉が弧を描いて回転する収納扉です。
開き戸は玄関ドアやリビングドア、トイレのドアなど、住宅において一般的に使用されるドアですが、収納扉にも使用されることがあります。
開き戸タイプには、1枚の扉を開閉させる「片開き戸」や2枚の扉をそれぞれ開閉させる「両開き戸」が主な種類となります。
どちらも開閉が非常に簡単でデザインに優れているというメリットがありますが、折れ戸タイプと同様に手前に開くということに注意が必要です。
また、開き戸タイプは小さい扉の種類も充実しているため、玄関のシューズクローゼットや階段横の小さいスペースの収納にも活用することができます。
3.引き戸タイプ
引き戸タイプは、溝やレールを左右に滑らせて開閉するタイプの収納扉です。
折れ戸や引き戸とは異なり、左右に開閉して扉が重なる形になるため、手前に扉を開くためのスペースを確保する必要がありません。
ただし、扉が重なって開く形になるため、レール部分に厚みが必要となるため、部屋の広さによっては若干圧迫感を感じさせる原因になる可能性もあります。
また、引き戸タイプは木製だけでなく透明な扉など、さまざまな素材やデザインがあることも特徴的です。
おしゃれでオススメの収納扉
おしゃれでオススメの収納扉は以下の通りです。
- 黒基調の収納扉
- 壁のカラーに合わせた収納扉
- ガラス張りの収納扉
それぞれの収納扉について、以下で詳しく紹介します。
1.黒基調の収納扉
黒基調の収納扉はお部屋をシックな雰囲気にしてくれるため、おしゃれに見えやすいです。
建材メーカーではブラック系やダークブラウン系の木材を採用している収納扉も販売されています。
2.壁のカラーに合わせた収納扉
壁やお部屋のメインカラーに合わせた収納扉を選ぶことで、収納感を出すことなく統一感のあるお部屋になるため、おしゃれに見えやすいです。
たとえば、壁紙やフローリングが白基調の場合にブラック系の収納扉にしてしまうと、”収納扉っぽさ”が全面に出てしまいますが、白色の収納扉にすることでお部屋の雰囲気を統一することができるでしょう。
3.ガラス張りの収納扉
引き戸タイプの収納扉には、全面が鏡で作られたクローゼットドアも存在します。
収納扉の全面がミラーコーティングされることで、部屋を広く見せることもできますし、ファッションコーディネートを確認することもできます。
また、大きな鏡はデザイン性が非常に高いため、収納扉そのものをインテリアとして考えることもできるでしょう。
棚やラックに収納扉をDIYで設置する方法
クローゼットなどの大きな収納扉をDIYで設置するためには本格的な採寸や機材を揃える必要がありますし、扉が大きい分ケガをする可能性も高くなってしまうためおすすめではありません。
しかし、身長くらいまでの棚やラックなどにDIYで収納扉を付けることはDIYに慣れていない方でも行うことができます。
棚やラックに収納扉をDIYで設置する方法は以下の通りです。
- STEP①:完成系をイメージする
- STEP②:設置する場所を採寸する
- STEP③:設計図に採寸をまとめる
- STEP④:ホームセンターなどで必要な木材・蝶番などを揃える
- STEP⑤:木材をやすりで研磨して塗装する
- STEP⑥:蝶番をつける
- STEP⑦:取手やストッパーなどをつけて完成
このように、少し面倒な作業もありますが、作業自体は簡単に行うことができます。
ただし、採寸が間違っているとガタついたり設置できないこともありますので、採寸には細心の注意を払いましょう。
また、人気の棚やラックについては、そもそもの商品には収納扉が付いていなくてっも、別売り商品で後付けの収納扉が販売されていることもありますし、人気の規格の場合は企画に合わせて後付けの収納扉が売られていることもあります。
そのため、デザインなどには特にこだわりがなく収納扉を後付けしたい場合は、後付けの収納扉が売られていないかを確認するといいでしょう。
まとめ
本記事では、収納扉の種類やおしゃれでオススメの収納扉、DIYで棚やラックに収納扉を設置する方法について詳しく解説しました。
収納扉には、折れ戸タイプ・開き戸タイプ・引き戸タイプという3つの種類がありますが、いずれも機能性や特徴が異なるため、収納扉にこだわる場合はどの種類にするのかを考えるといいでしょう。
基本的にはどの収納扉でも問題ないのですが、部屋が狭い場合はスライドして開閉する引き戸を選ぶことがおすすめです。
また、棚やラックなどにDIYで収納扉をつける場合は、事前に完成系をイメージした上で採寸をズレなく行うことでDIY初心者の方でも行えるほど簡単な作業となっています。
ぜひ本記事を参考にして収納扉についてチェックしてみてください。