内窓の取付をお得に行う補助金についてのお知らせです。またペアガラス等の断熱性能の高いガラスへの交換でも補助金が適応されます。期間は、【2021年11月26日~遅くとも2022年10月31日】まで適応される「こどもみらい住宅支援事業」についての情報となります。
※交付申請期間は2023年3月31日に延長されました!
【2022年12月最新情報】2022年11月28日をもって「こどもみらい支援事業」は予算に達したため受付が終了しました!
最新の内窓や窓リフォーム、補助金情報は「2023年最新|福岡県の内窓取付・窓リフォームは、国の補助金制度(先進的窓リノベ事業)が お得!」をクリックしてご確認下さい。
以下の情報は、2021年11月26日~2022年11月28日までに行われていた古い情報ですが、記録として、「あ~こんな感じの補助金制度があったんだ!」と参考になる方もいらっしゃるでしょう。その為、残しておきたいと思います。↓の記事は2022年12月22日以前の記事となります。
期間が過ぎてこちらの記事を発見された時は、適応外になる可能性が高いのでご留意下さい。また期間内であれば内窓がお得に取付出来ますので参考にご検討下さい!
こどもみらい住宅支援事業では、新築、既存住宅のリフォームに補助金が適応されますが、今回は窓のリフォーム工事である内窓とガラス交換にスポットをあてて解説して行きたいと思います。
よろしいでしょうか?それでは行きましょう!
八幡西区のガラス屋。窓ガラス交換、サッシ修理交換、内窓取付、雨戸修理交換、新規網戸作製、プリーツ網戸取付、ドア修理、ドアクローザ交換、フロアヒンジ交換、窓とドアの事なら窓店にお任せ!
内窓取付、ガラス交換に補助金がもらえる「こどもみらい住宅支援事業」について
こどもみらい住宅支援事業という名称で国土交通省管轄で2021年11月26日から事業がスタートしました。一定の省エネ性能を有す新築住宅や、適応されている商品のリフォーム工事に於いて補助金が支給されるというルールです。
建付けとしては、子育て世代への住居費負担の支援と脱炭素化(カーボンニュートラル)の実現、この2つのスローガンを掲げて行う国の事業となっています。
今回テーマの内窓取付とガラス交換に関しては、子育て世帯でない人(言い換えると住宅の所有者全員)が補助金の対象者となっています。
補助金の額と、適応される窓まわりの工事
具体的に受け取れる補助金の額について説明します。
住宅の所有者は誰でも最大30万円がもらえます。
さらに、補助金上限の引き上げに該当する方には
最大で45万円か、60万円の補助金がもらえます。
まずここで押さえておきたい項目ですが、住宅の所有者で、窓まわりの工事(内窓取付やガラス交換、窓交換、ドア交換)を行う方には最大30万円もらえると言う点。
これは、30万円の工事代金がタダになると言う意味ではありません。勘違いしてはダメですよ。
もう一度いいますね。
勘違いする方が多いのですが、最大30万円もらえると言っても、工事代金の補助を30万円してくれると言う意味ではありません。次の項目で解説いたします。
そしてもう1つ、最大で60万円の補助金がもらえる方の条件は下記の通りです。
① 子育て世帯または若者夫婦世帯が、自ら居住する住宅に行うリフォーム工事である
・子育て世帯とは、申請時点において、2003年4月2日以降に出生した子を有する世帯です。
・若者夫婦世帯とは、申請時点において夫婦であり、いずれかが1981年4月2日以降に生まれた世帯です。
② 工事発注者が、自ら居住するために購入した既存住宅に行うリフォーム工事である
・「既存住宅の購入」は、以下のすべてを満たすものとします。
・不動産売買契約の締結時に完成から1年以上経過している住宅である(不動産登記で確認します)
・不動産売買契約の締結が、2021年11月26日(令和3年度補正予算案閣議決定日)以降である
・売買代金が100万円(税込)以上である
・リフォーム工事の工事請負契約の締結が、不動産売買契約の締結から3ヶ月以内である
・工事発注者が①に該当しない場合、購入する住宅が安心R住宅である
※「安心R住宅」は、特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度(安心R住宅制度)を利用し、安心R住宅調査調査報告書が発行された住宅です。
こどもみらい住宅支援事業 https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/reform/
こどもみらい住宅支援事業を引用させて頂きました。
ここに書かれているのは、まず、①の子育て世代かどうかが問われます。①に該当する子育て世代であれば、上限額は45万円になります。
次に、②の項目すべてに該当すれば補助金の上限金額は60万円になります。
補助金の上限とはどういう意味なのか?
リフォーム工事に関しては、補助金が上限最大30万円、上限最大45万円、上限最大60万円。どれかに該当しますが、この上限とはどういう意味なのでしょうか?補助金を始めて活用する人は、
「え!?じゃー40万円業者から見積りが出たら10万円を負担すればいいって事?」と勘違いされそうです。
そうではありません。
補助金額と言うのは、各窓回りの工事により決まっています。区分は大、中、小に分けられており、全て面積によってどれかの区分に振り分けます。
上記の表も先程同様に「こどもみらい住宅支援事業 https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/reform/ 」から引用しています。
ガラス交換や内窓取付、外窓交換、ドア交換に適応されますが、これは窓まわりの工事の補助金額の表となっています。窓まわり以外(外壁、屋根、天井、エコ住宅設備など)は別に補助金額が公開されていますので、こどもみらい住宅支援事業のホームページから確認して下さい。
話しを窓まわりの工事に戻します。
上記の表で示された様に、例えば内窓取付であれば、2.8㎡以上が大区分となり、補助金が21,000円もらえます。
2.8㎡未満、1.6㎡以上は中区分となり16,000円
1.6㎡未満、0.2㎡以上は小区分となり14,000円
の補助金がもらえるという事です。
ガラス交換に関しては、1枚当たりのガラスの面積によって、大、中、小の区分にあてはめ補助金の額を算出します。
面積の出し方
内窓とガラスの面積の出し方について解説します。
内窓・・・内窓を設置する窓の開口部、縦と横の長さで算出します。例えば縦180cm、横200cmだった場合、1.8×2=3.6㎡となります。従って大区分 補助金額21,000円です。
ガラス・・・ガラスの面積を算出します。見えているガラスの縦と横の長さを測り、内窓の時と同じように掛け算します。厳密にはサッシの飲み込みも加算されますが詳しくは現調に来た業者に聞く事が確実です。
補助金をもらう為の条件
補助金をもらうための条件について解説します。
こどもみらい住宅事業者と請負契約を締結する事
まずは、どこの工事業者でも良い。という事ではありません。親戚の大工さんや近所のおじさん、またはネットで内窓購入して自分で取付したい。この様な事は認められません。
前提として、こどもみらい住宅事業に登録を済ませた業者と請負契約を締結した工事でなければなりません。
いつもお世話になっている工務店さんが登録業者であれば良いですが、登録されていなければ補助金がでませんのでご注意下さい。
当社でも事業者登録を済ませておりますのでご対応は可能です。福岡県全域と熊本県、佐賀市近郊を対応していますのでお気軽にご相談下さい。
工事を行う住宅の所有者等である事
住宅の所有者もしくは家族と登録事業者との請負契約となりますので、住宅の所有者もしくは家族でなければなりません。法人の所有も認められます。また管理組合・管理組合法人との契約も認められています。
補助額5万円以上の工事である事
ここは見落としがちですが、5万円以上補助金がでる規模の工事でなければなりません。例えば内窓1箇所を交換しても最大で21,000円しか補助金がでませんので、これでは対象になりません。
最低でも3箇所は内窓を設置しないと対象にならないと言う事です。ガラスに関しても7枚以上は交換しないと5万円の補助金額には届きませんので注意が必要です。
対象となる期間の工事である事
冒頭でも案内しましたが、こちらの制度の期間は【2021年11月26日~遅くとも2022年10月31日】と公表されています。※交付申請期間は2023年3月31日に延長されました!
また注意する点としてこの事業は予算が542億円なので予算に到達すれば締め切られる可能性はゼロではないと思います。こどもみらい住宅支援事業のホームページ
事業概要>対象期間の最後の方に「※締め切りは、予算の執行状況に応じて公表します。」と注意書きがされています。
まとめ
今回は内窓取付、ガラス交換で補助金を受け取る条件や方法について解説しました。
最後に補助金の受け取り方法ですが、工事を請け負った事業者に補助金が支払われますので、施主様(発注者)は補助金分を事業者から受け取る形での還元となります。施主様が直接補助金を受け取る事はできませんのでその点もご留意下さい。