彩風勝手口ドアの上げ下げ窓の故障は意外と多い!修理方法2つ紹介

ドア修理

彩風勝手口ドアは近年の勝手口ドアの種類である事は間違いありません。2021年現在から15年前に建築された筆者の自宅も彩風勝手口ドアですし、住宅街なので多くの住宅が建っていますが、ほぼ全ての住宅はハウスメーカーは違えど彩風勝手口ドアが設置されています。

住宅の窓とドアの修理を行う当社においても2000年以降に建築された住宅の多くはこのタイプのドアが使用されていると認識しています。逆の視点でみれば20年前に建てられた住宅の勝手口ドアは経年劣化の為、修理が必要な状態となっているものも多く、彩風勝手口ドアは上げ下げ窓の部分のトラブルが意外に多い状況です。本日は順次メンテナンスが必要になってくる彩風勝手口ドアの修理方法を紹介して行きたいと思います。

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彩風勝手口ドアの修理方法は主に2つ

彩風勝手口ドアの修理は月に数件程度ご相談を頂きます。先日のお客様は「上げ下げ窓部分が急に閉まらなくなった」とおっしゃっていました。別のお客様は「上げ下げ窓部分に子供の玩具があるのが分からずに勢いよく閉めたら噛んでしまって動かなくなった」というご相談もありました。

彩風勝手口ドアはドアの中身が上げ下げ窓になっていて、上下にスライドする事により外からの換気が可能ななっているドアの事で上下10cm程度隙間を開けた状態にする事、上下40cm程度大きく窓を開く状態にする事など取り込みたい換気の量に合わせて上げ下げ窓の状態を変化させる事が出来ます。もちろん彩風勝手口ドアでなくても一般的な上げ下げ窓はこの様な動きをしますのでご存じの方も多いと思います。

この上げ下げ窓の修理が必要になるケースは主に上げ下げ窓のロックが壊れた状態となり、上下にスライドして隙間を10cm程度あけたり、40cm程度開けた状態でロックする事が出来なくなる事があります。

また、隙間を開けた状態で閉まらなくなると言う故障もあり、ロック出来ない事よりも”閉まらない”事の方が少々修理に緊急性を要します。(やはり隙間が開いている状態では防犯上良くないですからね)

【修理方法その1】上げ下げ窓の部品を交換して修理を行う

上げ下げ窓の修理に必要な部品は主に2つです。1つ目がプーリーと言われる部品で、紐の様な部品と滑車で構成されたその部品は勝手口ドアを分解していくと姿を現します。紐部分が切れてしまったり滑車の部分の破損でトラブルとなる事が多く部品を交換すれば修理する事が出来ます。

次の部品は歯車と言われる部品です。下の写真の指で指している物が新しい歯車でそのすぐ下のまだと付けられている部品が既存の壊れた歯車です。部品が破損しているのが分かります。

歯車を別の角度から撮影しました。こちらの方が分かりやすいでしょうか。新しい(白っぽい)部品は歯車が均一にありますが、古い歯車は歯が欠損していますので所々しか歯がありませんね。

【修理方法その2】上げ下げ窓部分を固定してしまう。

前述した修理方法は部品の入手が出来る場合に限り有効です。仮に部品が取れなくなってしまった場合はどう修理するのでしょうか?一番手っ取り早いのはドアの交換です。一般的なサッシ屋に依頼すると「部品が取れないのでドア交換をするしかないですね!」とドアの交換を間違いなく勧められます。当社はサッシ屋ですが修理を専門としていますので、ドア交換か上げ下げ部分の固定をご提案します。上げ下げ窓の固定はドア交換に比べるとかなり費用が安くなりますので、今すぐに大きな出費が出来ない方にも大変ご好評です。彩風機能は無くなりますが、上げ下げ窓が開いたまま閉まらないと言うトラブルはこの方法で修理出来ます。

彩風勝手口ドア交換、部品交換、固定修理、料金の比較

気になるのは彩風勝手口ドアを交換した場合、部品交換のみで終わらせた場合、上げ下げ窓を固定してしまい応急的に修理を行う場合の料金の違いや今後のメリットデメリットについてだと思います。

個別に見て行きましょう。

彩風勝手口ドア交換の費用やメリット・デメリット

彩風勝手口ドアを交換した場合、費用は10~20万円程度になる事が一般的です。商品のグレードや施工によっても異なります。

メリットとしては一度ドア交換をしておけば今後15~20年はメンテナンスが不要になる事が考えられますのでメリットは大きいです。

一方デメリットは出費が一番大きくなりますので、もともと計画にない場合は躊躇される方が多いです。

部品交換の費用やメリット・デメリット

トラブルの原因となる部分の部品交換を行えば合理的に問題を解決する事が出来ます。費用は2~4万円になる事が多いです。作業は二人で行う事になるので部品代はそれほど高くありませんが作業費・技術料が高くなります。

メリットは必要な部分の修理が出来るので原状回復となり今までの生活に戻ります。デメリットは、経年劣化を起こしている他の箇所は修理しませんので、また別の箇所で故障がおこる可能性もありその時に部品の入手が出来ないなど予期せぬ事が起こると、結局ドア交換をするはめになり今回の修理代金が無駄と思える事態にならないとは言えません。

固定修理の費用やメリット・デメリット

応急的に修理になりますので6,000円~15,000円程度が修理代金の目安です。問題を一時的に解決しただけなので、デメリットとして、彩風機能は使えなくなります。メリットは緊急性のある窓が閉まらない状態から比較的安価でトラブルが解決し時間をかけて次の修理計画を立てる事が出来ます。

まとめ

本日は、彩風勝手口ドアの修理方法を2つ紹介しました。また、ドア交換も含め、その費用やメリット・デメリットも参考にして頂ければ幸いです。

この記事の担当者(執筆/監修)
安部圭一

株式会社スマイクリエイト代表取締役/1972年5月 福岡県生まれ
・賃貸不動産経営管理士<登録番号(1)057435>
・三協アルミ(一新助家)加盟店

20代の頃は、水道メンテナンス業務を約6年経験、2003年(31歳)に老舗サッシ屋に入社。ガラス・サッシ・ドアの修理リフォーム業務に従事。その間、アパート2棟を新築、建築から修理まで住宅について様々な体験を通じ知識の習得、キャリアを積んでいく。

2019年5月にネット集客に特化したサッシ・ガラス屋ビジネスを創業。ネット集客ができる強みを生かし、集客から施工まで一貫して自社完結できるビジネスを成立させる。この事により、お客様へ、お得な料金、安心した修理リフォームサービスを提供できる仕組みを構築した。

より一層の顧客満足・従業員満足・社会貢献を目指し、トライ&エラーの毎日を奮闘中。

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