ルーバー窓とは表紙写真の様な窓の事を言います。1つの窓枠に何枚物ガラスが入っており窓枠に取り付いているハンドルを回す事で全てのガラスが均一に開いて行きます。MAX水平の位置までガラスは開きますがそれ以上はハンドルが動かなくなりガラスが開く事はありません。本日は早良区ご依頼のあったルーバー窓修理の施工実績を紹介いたします。
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ルーバー窓 オペレーターハンドル修理について
ルーバー窓が故障(不具合)を起こすパターンとして現場で作業対応をしているとオペレーターハンドルの故障が最も多いと思われます。ガラスが割れてしまったり、サッシとガラスの取付け部分の劣化なども修理としてご相談がありますが、それほど多くはない印象です。ルーバー窓の網入りガラスの場合はワイヤー劣化でガラスが割れる事はしばしばありますが基本的に衝撃を加えないとガラス割れはありませんしサッシとガラスの取付け部分も仮に経年劣化していたとしても余程注意深く観察しないとそうそう不具合を発生しているとは気づきません。その点オペレーターハンドルは15年~20年で故障をする可能性がグッと上がる部品です。何気なく換気の為にオペレーターハンドルを回すとその異変に気付かれる方が多い様です。
オペレーターハンドルの故障
今回の早良区の現場もこのオペレーターハンドルの故障でご依頼頂きました。オペレーターハンドルとはルーバー窓のガラスを開閉する際に”くるくる”と回すハンドルですが経年劣化の為に内部の金属が折れてしまい、ガラスと連動しなくてはならいなはずがハンドルだけ”くるくる”回って空転してします事があります。
また、使用頻度が少ないお宅ではオペレーターハンドルが固着してしまい、ビクとも動かない不具合を発症させます。無理に動かすと内部で”バキッ”と折れてしまいそうな状況。この様な場合はオペレーターハンドルの交換が必要となります。
オペレーターハンドルの耐用年数と壊れやすい環境
これまで交換したオペレーターハンドルの交換時期を思い起こすと、
25年~30年、13年、18年、20年、40年、これくらいのイメージです。一般的な耐用年数は10年~15年と言われていますが、実際にはもっと長持ちします。これは、ドアの部品でもサッシの部品でもそうですが、耐用年数はあくまで目安の年数なので本当に15年程度で故障する方が珍しいです。経験値では25年は一般的で、40年以上使用されているお客様も多数いらっしゃいました。
ただ、13年と記述しましたが、お客様にヒアリングをした時にお聞きした年数ですが(ノートに書いていたので)こちらのお客様は海に近いご住所でした。
オペレーターハンドルに限った事ではありませんが、沿岸部でのご住宅はサッシ、ドア関連の部品の傷み具合が早い様です。
オペレーターハンドルの交換費用
オペレーターハンドルは住宅サッシなのかビル用サッシなのかで部品代が全く異なります。例えば住宅用のサッシだった場合、仮に部品代金が3,000円。同じようなオペレーターハンドルでビル用は15,000円。このくらいの開きがあります。品番等によりオペレーターハンドルの費用はマチマチです。3,000円や15,000円はあくまでも仮のお話しですが、このくらいの違いがあると言う事をご理解下さい。
その上で取付費用(諸経費等含む)が8,000円~15,000円が相場です。従いまして、オペレーターハンドル交換の費用は11,000円~30,000円が相場の費用とされています。
オペレーターハンドル交換の施工実績
【施工前】
お客様がご自身で「どうにか修理できないか?」と色々と扱われていました。ネットで部品など探そうとされた様ですが見つからずに断念。当社にご相談頂きました。
【オペレーターハンドルの比較】
新旧のオペレーターハンドルを並べて見ました。一目瞭然とは思いますが、右が古い既存の部品で左が新しいオペレーターハンドルです。(新しい物にはハンドル部分がまだ取付られていません)既存のものは錆がかなり出ていますね。
【施工後】
今回はビル用のオペレーターハンドルを交換しました。ビルのトイレなどでは結構こちらのルーバー窓が取付けられています。省スペースで取付できるので一時期流行った様です。今は縦辷り窓や横すべり窓が採用される事が多いようです。
まとめ
本日はルーバー窓のオペレーターハンドル交換の施工事例について記事にしました。サッシ修理と言う括りではそれ程多くの依頼数はありませんが、それでも一定数不具合を発生させている窓の部品です。施工方法はそれ程難しくないのでメーカーと品番がわかればお客様ご自身でも取替可能かもしれませんよ。