古賀市のお客様からサッシの動きが悪いと言うご相談がありご訪問しました。室内犬が3匹私を不審者と認定して番犬の仕事を務めるべく「ワン・ワン・ワン・ワン」とワンワンハーモニーが家中をこだまします!
主の奥様は「ちょっと、ちょっとうるさーい!静かにしなさいお客様!」と私は不審者ではない事を説明してくれましたが一向に犬達の興奮は収まる事がありません。私も終始苦笑い。。コミュニケーションを取ろうにも噛みつかれそうな勢いでしたので下手に手を出すのを控えておりました。
「こちです。こっち」と不具合を起こしているサッシがあるリビングのお部屋に案内して頂き、廊下とリビングをドアで遮る事で犬達の興奮を一度クールダウンします。サッシの開け閉めを確認させて頂くと確かに”重い”感じです。戸車の不具合は確定で、他にもクレセントの掛りが悪いと言う事。不二サッシの戸車とクレセント錠を交換する事になりました。一度にご注文を頂く事になりますので通常価格よりもお値引きさせて頂き36,000円で修理のご依頼を頂きました。サッシが大きく二人作業でご対応しました。
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不二サッシクレセント錠の交換
上の写真が実際に交換したクレセント錠です。写真右が新しいクレセント錠で写真左が動きが悪くなった古いクレセント錠です。使用年数のかなり経過していましたので全く同じ物はなく代替品として交換します。下の黒い部品はクレセント錠のノブが回らない様にするロック部品です。二重のセキュリティで安心ですね。
既存のクレセント錠を取り外し新しいクレセント錠の取付けを行います。
今回はサッシ戸車も交換するのでサッシを一旦取り外して戸車交換と一緒にクレセント錠も交換しました。
取替えてサッシを建て付けた写真が下の画像です。
不二サッシ戸車の交換
不二サッシの純正戸車を交換しました。ワイド(横幅)もかなり大きくサッシの脱着は一番大変な現場でした。
最初の段階では戸車が回っていない感じでサッシのレールを引きずっている感覚です。戸車が割れているか錆びて動かないのでは。と予測していました。実際にはこの様な感じです。
写真を良く見るとゴミや埃を噛んでいる事は勿論、奥の方に見える戸車が斜めを向いているのが確認できます。これは戸車の芯の部分が変形して起こる症状です。大きなサッシなのでその重量によって経年劣化した状態です。
実際に戸車を取り出して見ました。
写真の上2個が古い戸車で下2個が新しい戸車です。錆も発生していますし片方の戸車は車部分を回しても全然動かない状態でした。
新しい戸車を4個(2サッシ、各2個づつ)取替て元の状態にサッシを建て付けます。イメージ的にはここで作業完了と思われますが、実はここからもうしばらく時間がかかります。
戸車の高さとクレセント位置の調整
戸車には高さ調整の調整ネジが付いています。上の写真でも確認出来ますが戸車本体からネジが1つ飛び出ていますね。このネジが戸車の調整ネジなのですが、ネジを時計回り(右方向に)プラスドライバーで回すと戸車はサッシよりも外に出ます。つまりサッシが高くなると言う事です。逆に左方向に回すと戸車は低くなりサッシの高さも低くなります。この調整を2枚のサッシ(障子)1枚づつ左右のバランスと取ります。さらにクレセント錠の掛りも関係してきますのでクレセント錠の位置も含めて微調整が必要です。パスっと決まる事もあれば、なかなかしっくりこない時もあります。こちらの現場では比較的スムーズに調整が出来ました。
まとめ
本日は不二サッシのクレセント錠と戸車交換を行った施工実績を紹介しました。作業が終わる事には番犬3匹はおとなしくなっていて手を出すとペロペロと舐めてくれるまでコミュニケーションをとる事が出来ました。よかったです。ご利用ありがとうございました!